南駒ヶ岳・越百山へ 中央アルプス縦走
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,578m
- 下り
- 3,138m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:10
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 10:20
3:00 安曇野穂高発
6:40 伊奈川ダム駐車場
9:00 菅の台
9:40 しらび平ロープウェイ駅発
<往路>8月13日(木)
15:50 伊奈川ダム発 菅の台経由
19:00 自宅着
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駒ヶ根市 菅の台へ1台 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題ない 起伏、急登岩場が続くところもある 仙涯嶺辺りは曇っていたために周りが見えなかったが幸い。 きっときわどいところを通過していたと思われる。 |
その他周辺情報 | 大桑村あるいは駒ヶ根に戻っても温泉施設多数あり |
写真
感想
2009年(平成21年)8月12日(水)〜13日(木)
空木岳・南駒ヶ岳・越百山へ
「ずぶ濡れの 中央アルプス 縦走」
中央アルプスを縦走し、南駒ヶ岳・越百山を目指した。
S氏の車を伊奈川ダムへ置き、菅の台に戻り千畳敷から縦走を始めた。
出発は10時を過ぎていたが、山荘泊まりということで余裕があった。
にぎわう千畳敷から極楽平に登ると
人が少なくなり静かな稜線歩きが始まった。
振り返ると宝剣、木曽駒ヶ岳、右手には三ノ沢岳が見られた。
そして目指す長い中央アルプスの稜線が目の前に伸びている。
その先には南駒ヶ岳、そして空木岳がきれいに見えた。
起伏の多い稜線を進むに徐々に伊那方面から雲が湧き出し
目の前の縦走路が真っ白な状態となってきた。
楽しみにしていた明るい稜線歩きが、
足下を見つめ黙々と歩くことになった。
稜線には、これから行く濁沢大峰、檜尾岳、熊沢岳そして東川岳が連なる。
思っていた以上に起伏が大きくペースも上がらなかった。
今日の宿泊所、木曽殿山荘に到着したのは薄暗い4時過ぎとなった。
木曽殿山荘には予約を入れておかなかった。
そのため夕飯は準備ができないといわれ、
我々の落ち度はあるものの冷たい対応と感じた。
仕方なく、不満はあったがおにぎり、パンの行動食で夕飯を済ます。
2階の広間に30名ほどが余裕を持って休むことはできた。
朝は5時朝食、5時30分には薄暗く、雲の中を空木岳に向かった。
風が吹き始め、それも強風になり雨が降ってくる。
急登の岩場を何も見えない空木岳に登頂する。
この先どうしようか迷うものの、予定通り進もうということで
南駒ヶ岳方面へと覚悟を決め雨中山行を継続した。
雲と雨で周りはほとんど見えず、下を向き黙々と歩いた。
雨と風の音だけの世界を一歩一歩進んだ。
周りは見えないので足下での感覚だけになるが
かなりの崖地帯を歩いているのは感じられた。
雲のおかげで恐怖感はなかったが、かえって慎重に歩くことだけは心がけた。
どんな景色なのか次にまた来ようと考えながら南駒ヶ岳を登頂。
そして越百山へも到達することができた。
南駒ヶ岳は信州百名山99座目となり、
越百山も三百名山の一座として今回一気に登ることができた。
景観を楽しみたい山域だけに再び登りたい想いを心に秘めた。
雲そして強風は続く、その中越百山からは下山が始まる。
後は越百小屋を経由してひたすら下るだけとなり
伊奈川ダムを目指した。
ずぶ濡れの中央アルプス縦走無事完歩できた。
私の中では9座のピークを登ってきた。
濁沢大峰、檜尾岳、熊沢岳、東川岳、空木岳、赤梛山、南駒ヶ岳、仙涯嶺そして越百山。
ふるちゃん
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