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記録ID: 167858
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

木曽駒ヶ岳

2006年09月25日(月) [日帰り]
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GPS
03:30
距離
7.3km
登り
639m
下り
656m

コースタイム

千畳敷   08:15
乗越浄土  08:50
駒飼ノ池  09:05-09:10
濃ヶ池   09:35-09:40
木曽駒ヶ岳 10:45-10:50
中岳    11:05
乗越浄土  11:15
千畳敷   11:45
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2006年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
※駒ヶ根で前泊
駒ヶ根駅 07:00-(中央アルプス観光バス)-07:51 しらび平 08:00-(中央アルプス観光ロープウェイ)-08:08 千畳敷
(帰り)
千畳敷 12:00-(中央アルプス観光ロープウェイ)-12:08 しらび平 12:10-(中央アルプス観光バス)-12:54 駒ヶ根駅
駒ヶ根 14:03-15:11 岡谷 15:36-17:31 八王子 17:42-18:07 古淵
コース状況/
危険箇所等
※登山行程が1日に収まっているため、1日行程として登録しましたが、前日に駒ヶ根へ移動して前泊しているので、行程全体としては1泊2日となっています。

登山道は良く整備されていて、歩きにくい箇所はありませんでした。
千畳敷と木曽駒ヶ岳の間を直線的に行き来する人がほとんどらしく、濃ヶ池方面の道に入れば会う人もほとんどなく、静かに歩けたのでお勧めです。

※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。
※GPS導入前なので、ルートは推測です。

感想

千畳敷へのロープウェイは、休日には時として想像を絶する混雑になると聞いていたので、平日の月曜日に休暇のスケジュールを合わせて行ってきました。
前日(日曜日)のうちに駒ヶ根まで入って駅前で宿泊し、始発のバスで行動を開始します。

平日のバスの混み具合については、ネットに全く情報がなかったのですが、朝6時発のバスは、駒ヶ根駅から乗ったのは私を入れて5人だけで、心配不要でした。
ただし途中の菅ノ台で大勢が乗ってきて、ほぼ満員となります。そして、そのバスの乗客がほとんどそのまま始発ロープウェイの乗客となって、千畳敷へ。

千畳敷からは、カール地形の急斜面をジグザグに登っていきます。地面はほとんどが岩石で階段状に整地されていて、土の上を歩くのはごく僅かしかありませんでした。

乗越浄土まで登り切った後は、2つの池を巡るルートに入ります。
千畳敷とほぼ同じ標高まで下ってしまうのが勿体ないのですが、このルートに入った途端、ほかの登山者の姿を見なくなって、どの場所からの景色も1人だけで独占できる幸福な気分を味わえました。

池は今が一番水量の少ない時期に当たる模様で、駒飼ノ池などは大きな水たまり程度でしかなく、これには少々がっかりです。
濃ヶ池は、それなりの大きさはあったものの、やはり写真などで良く紹介されている姿と比べると見る影もありません。
しかし、濃ヶ池から見上げるカール地形は、この世のものとも思えない美しさで、今回の全ルートの中でも、ここから見た景色が最も印象的でした。
しかもその景色が、今は自分1人だけのためにあるようなものという贅沢さに、いつまでもそこに居続けたいような衝動に駆られています。

濃ヶ池から再び登っていき、八合目の分岐点で稜線上に出ると、これまでその稜線の向こうに隠れていた北側の展望が一気に開けます。
それ以降は、左右に南北の大パノラマを見ながらの稜線漫歩となりました。
そして馬の背の肩まで登れば、残す登りは僅かで、あとはほとんど水平方向に移動していくようなもの。
ついに頂上に到着すると、さらに西側の展望も開けて、360度の大展望となりました。

雲ひとつない快晴に恵まれて、どの方角も遠くまで見渡せます。
北アルプスも快晴の模様で、槍の穂先がハッキリ見えるなど、北側の展望は山さえなければ日本海まで見通せるのではと思うくらいにクリアでした。
南アルプスも稜線上は晴れていて、雲海の上にすべての峰々が顔を出しています。
そしてその南アルプスの上で、もう1層の雲海のさらに上には富士山の頂上と、これ以上ない大パノラマを堪能できました。

頂上からは、中岳→乗越浄土→八丁坂とメインルートを逆行して、最後は八丁坂の分岐から遊歩道を回って千畳敷に戻ります。
さすがに帰る時間としては早い部類らしく、ロープウェイもバスも最初の便にスムーズに乗ることができています。
バスの乗客は、やはりほとんどの人が菅ノ台で降りて、駒ヶ根駅まで乗ったのは自分だけでした。

詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2006_07_09/mt2006_07_09.html#20060925

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