【有間川源流域】 小沢峠~棒ノ嶺~日向沢ノ峰~有馬山~蕨山~さわらびの湯
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- GPS
- 08:50
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,757m
- 下り
- 1,811m
コースタイム
07:25 小沢峠
08:00 長久保山
08:40 黒山
08:55 源治入峠
09:07 棒ノ嶺
09:24 槙ノ尾山
10:25 クロモ山
10:35 山ナシ山
11:30 日向沢ノ峰
12:18 仁田山
12:28 有間峠
13:02 タタラノ頭
13:27 橋小屋ノ頭
13:40 休憩所
13:58 蕨山
14:20 藤棚山
14:46 大ヨケの頭
15:04 中登坂
15:29 金比羅神社跡
15:45 展望台
15:54 登山口
16:00 さわらびの湯バス停
地図上のコースタイム
上成木-(2:50)-棒ノ嶺-(3:00)-日向沢ノ頭-(2:05)-橋小屋ノ頭-(3:35)-さわらびの湯計11:30
実際のコースタイム
8時間50分
天候 | 午前:晴れ時々曇り 午後:曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://tobus.jp/cgi-bin/pctimetable.cgi?act=timel&bsn=13990202&lcd=TE250107&hcd=0 さわらびの湯-東飯能駅 16:25-17:04 http://kokusaikogyo.ekiworld.net/dia/timechart/jikoku504901.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
上成木 かみなりき バス停付近に公衆トイレあり 権治入峠 ごんじり 日向沢ノ峰 ひなたさわのうら 中登坂 ちゅうとうざか |
写真
感想
前回の山行の反省を踏まえて今回は登山者の少ない場所として埼玉県境を日向沢ノ峰まであがり、有間山稜を抜け、名栗湖へ下山するコースにしてみました。
ついでに長沢背稜の積雪量の確認も兼ねて行ってきました。
([url=http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-169083.html]日向沢ノ峰から西側にある長沢背稜の山行記録[/url])
東京都と埼玉県の境を登山道として歩けるのは、高水三山の北側にある小沢峠から西側のようだったのでここを始点としました。
小沢峠へは青梅駅から小沢峠付近の上成木まで路線バスがあったので利用しました。
上成木のバス停から小沢トンネル手前まで歩道を歩き、右折してから登山道に入りました。
小沢峠までの道は傾斜もきつくなく歩きやすかったです。
しかし、小沢峠から西へ向かう登山道は急坂に丸太の階段が備え付けられており、登るのに苦労しました。
階段をあがると南側が開けており、高水三山の後ろ姿が眺められました。
さらに進むと北側の秩父の山々も木々の間から望めました。
黒山まで小さなピークを越え、黒山の山頂で最初の休憩をとりました。
黒山にはハイキング客の多い高水三山から尾根が続いているので、先週末に棒ノ嶺まで縦走したと思われるトレースが残っていました。
黒山からロープの設置された坂道を下り、若干キツめのピークをいくつか越え、緩やかな階段を登り終えると棒ノ嶺に到着しました。
山頂からは秩父の山々や、男体山などが望めました。
棒ノ嶺に多くのトレースが残っており、おそらく北側のさわらびの湯から権治入峠経由で棒ノ嶺を目指す方が多いようです。
棒ノ嶺から西側の尾根にはあまりトレースが残っておらず、登山道沿いの目印も古いものが多かったです。
榧ノ尾山を越えると鹿と思われる足跡がかなり多く残っていました。
地図には載っていなかったクロモ山、山ナシ山とかなり傾斜のきついピークを越えました。
途中尾根が細い箇所もあり、雪が深ければ通過するのに苦労したかもしれません。
日向沢ノ峰へあがる最後の登りは傾斜がある上に雪も足首まであり、登るのにだいぶ体力を消耗しました。
山頂についた頃にはヘトヘトだったので、ここで昼食をとることにしました。
山頂からは雲のかかった大岳山や蕎麦粒山へ続く尾根が望めました。
標高が大岳山とあまり変わらないにも関わらず、積雪はほとんどありませんでした。
だんだん雲行きがわるくなってきたので、下山し始めることにしました。
有間山へ向かう道もなかなかの傾斜のある坂でした。また、一箇所岩稜に金属パイプで作られた小さな橋がありました。
橋を越えると鉄塔があり、顆粒状の雪が降り出しでいましたが、ここからの西側にある三峰山方面の展望がよかったです。
さらに下ると仁田山を迂回する林道にぶつかりましたが、膝に悪そうだったので尾根通しに歩くことにしましたが、地図にあるとおり枯れた笹のヤブが生い茂っており、トレースは鹿のみでした。
藪漕ぎを続けながら仁田山を通過し、有間峠へ向かいました。
有間峠には林道が通っており、雪が降っても車の往来はあるようです。
さらにここから藪漕ぎを続け、タタラノ頭付近に来ると笹藪も収まりました。
ここからは牡丹雪に変わりだし、多少吹雪きましたが、比較的なだらかな尾根道が続き、橋小屋の頭まで無難に進みました。
ここから北側に武甲山へ向かう登山道があり、鳥首峠という標識がありましたが、今回はここから東へ右折しました。
東への道はふたたび傾斜のある下り坂となり、午後から降りだした雪のために滑りやすくなっていました。
橋小屋ノ頭と蕨山の中間地点にある休憩所で本日最初の登山者に出会いました。
彼は雪の中ランニングシューズで自分の来た方向へ進んで行きましたが、足が冷えないのか心配になりました。
彼のつけたトレースをたどるように進み、蕨山展望台で休憩をとりました。
吹雪いていなければ山頂からは赤城山や榛名山も望めたようでした。
また急な傾斜をくだり、林道を横切った先に藤棚山がありました。
ここまで来ると傾斜も緩くなりだし、歩きやすくなりました、大ヨケノ頭越え、中登坂にくると、名栗湖ネイチャートレイルという看板が設置されており、登山道が整備されていました。
杉林も枝落としがしっかりとされていて、北側には名栗湖がよく見えました。
なだらかな尾根道をさらに進むと金比羅神社跡にでましたが、大きな基礎に小さなお社が建てられていて不自然でした。
ここから少し進むと展望台への分岐があったので登山道から外れ、鹿よけの柵のドアを通過してからつづらを下ると、名栗湖や朝から歩いた尾根が一望出来ました。
ここでしばらく休憩をとった後、さらにつづらをくだり、車道にでました。
ここからさわらびの湯のバス停まで車道を歩き、この日の山歩きを終えました。
さわらびの湯のバス停付近には"やすみ処"というお茶屋さんのようなものがありましたが、12月〜3月までは土日祝日のみの営業ということで、この日は営業をしていませんでした。
下に大きい画像を置いてみました
コメント
この記録に関連する登山ルート
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こんばんは。
黒山から棒の折山そして日向沢の峰までのルートは「つまらない惰性で通過点として行く地味〜なマイナールート」と言う人がほとんどです。
が、長尾丸山から先のアップダウンの尾根道、鉄塔からの展望、そして日向沢の峰の手前の急登登りと変化に富んだおもしろいルートだと私は思っていて、何度もこのルートを歩いていました。
いいですよね〜、このマイナールートと言われている静かな尾根ルート。
しかしvgmtさんは私と違って健脚ですね。
棒の折山から日向沢の峰へあがるルートのアップダウンは結構辛く、日向沢の峰にたどり着いた時にはゼーゼー言ってました
岩が出ているところや、コケの生えているところ、木の根で覆いつくされているところ、落ち葉が積もってふかふかのところなど
いろんな顔を見せてくれた道で自分も楽しめました!
鉄塔からの川苔山の眺めはいいですよね〜!
有間山の方にある鉄塔からの西側の眺めもなかなかのものでした!
有間山方面は激しい登りはなかったので、全体のコースタイムが速くなったのではないかと思います
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