快晴☆塩見岳
- GPS
- 21:40
- 距離
- 37.5km
- 登り
- 2,918m
- 下り
- 2,929m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 6:50
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 10:09
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:36
天候 | 晴れ、寒さ厳しい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ゲートの手間及びその手前に駐車スペースあり。 出発日は10台程度、帰りは15台ほど駐車してました。 |
その他周辺情報 | 信州松川温泉 清流苑は冬季休業中でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
スコップ
行動食
非常食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
12/29
前日に甲府からレンタカーを借り、伊那北ICのルートインに宿泊。この週はじめより寒波が来週して、冷え込みが厳しい日が続いている。その影響だろう喉が少し痛いのが気になったので、風邪薬を飲み加湿器を稼動させて早めに眠りに付いた。翌朝、相変わらず喉が痛くこの調子だとこれから1週間ほどは咽頭痛〜咳き〜鼻水と悩まされそうだ。山へ登らずにゆっくりと静養も考えたが、正月休みは孫娘が家に居る事を考えると、おいそれと風邪をひいたまま帰ることもままならず、浦和で過ごすことになる。そんな事情から、体の調子を見ながら行ける所まで登ることした。
冬季は林道がかなり下部で閉鎖されるため、舗装された林道を延々と9km近く歩く事になる。平坦な道のりであるが、唐松、広葉樹の落葉の中、冬晴れの中赤石〜荒川岳、そして伊那谷を隔て中央アルプスの山並みが美しく、なかなか味わい深い。登山者の数も、戸台から北沢峠に比べれば圧倒的に少なく静寂だ。(山小屋が営業しているか否かによって、訪れる人は全く違う)
鳥倉登山口までの林道歩きで体調不良であれば引き返す予定であったが思いのほか快調だったので、そのまま三伏峠へと向かった。
登山道にはいると、このところの寒波のせいか積雪がこちこちに凍結した状態だったので、豊口山のコルにてアイゼンを装着。アイゼンが心地良く雪面に食い込みいい感じの登りが続く。塩川分岐に到着するとこの時期塩川ルートからのトレースは無く、皆さん距離は短くても無難な林道コースを選択する様だ。
三伏峠小屋テント場は4張程度、その他三伏沢方面、三伏山方面の登山道脇にも数張が設営されており、冬季解放小屋も利用されている方も居るようだ。年末年始の時期と言えどもこの程度で閑静である。
寒波が幾分緩んでると言っても、かなりの冷え込みだ。夜は完全防寒体制で眠りに付いたが、足のホカロンが5時間しか持続しない事には閉口した。(いままで気にしたことは無かったので、やはり今夜は相当の冷え込みだったのでろう。次回までに8時間持続タイプを見つけよう)
12/30
12/28は強風のため多くの方は登頂を諦めたそうで、昨日は登頂はしたが天気があまり芳しくなかったとの事。この日は、若干強風(20m/s)であったもののほぼ快晴、絶好の登山日和の予報。
相変わらず喉が痛く、若干咳きがでるものの、体調は良く頂上を目指す。頂上までは長丁場ではあるが、赤旗、トレースがしっかりとしており、塩見小屋直下までは樹林帯であるため、風も弱く快調に進む。ただいつもに比べると風邪の影響か上りのピッチが上がらず、途中後続1パーティーに道を譲る。
塩川小屋にてストックからピッケルに交換。ここから風がつよまり岩綾となるので慎重を期する。夏道とは明らかに異なっているが、先頭トレース者の跡がそのまま後続者にも引継がれるようである。途中トレースが分かれている場所が何箇所かあるが、夏道マーキングに近いトレースを選択する。頂上直下にて、下山者6人の通過待ちに道を譲り待機15分は長かったが、この場所では致し方なかった。途中雲が頂上付近を覆い出し大展望を危惧したが、頂上到着時にはそれも取り除かれ、西峰から東峰まで足を延ばし、頂上からの大展望を満喫した。
下山途中頂上直下にてに縦走登山者2名と会う。熊野平を目指しているとの事であったが、時間的考えれば雪投沢辺りだろうか。天気も良く、風も強くなく快適な縦走になるであろう。
往路もまた長い道のりである。塩見小屋からはアップダウンのある道が続き、標高差を考えると往路復路ともに大差がない。若干咳きが多くなり、喉の痛みも気になりだしたので余計に気が重くなるが、西に傾きかけた午後の日差しで塩見、小河内の山並みの雪映が神々しく気持ちが高ぶる。
三伏山で最後の眺望を後に、三伏峠へ16:30到着。天気に恵まれた最高の一日となった。予定より30分送れで出発し予定より1時間半遅れで到着、往復で1時間ほどの遅れとなったが、風邪の影響がローブローのように効いていたのだろう。
12/31
前日はかなり寒さむ緩んだ。寝ているとその当たりの気温の変化は体が微妙に感じる。就寝前にホットウィスキーを飲んだせいか、ぐっすりと眠れてが、相変わらず喉が痛く咳き込む。朝の寒気のせいか、気持ちは高ぶっているが、どうも動作が緩慢なようで撤収に手間取り出発予定が45分も遅れてしまった。正月休み辺りが風邪のピークかと感じる。林道までは、2時間弱、そこから林道歩きが2時間半、歩きながら寒気を吸い込まないよう、ネックウォーマーで鼻まで隠して歩行すると思いの他心地良い。
この時、今回購入したメガネの曇り止めクロスが効果を発揮して、メガネが曇らず助かった。
長い林道歩きも景色の良さに癒され快調に歩行。最後に夕立神パノラマ公園にて休憩し、今回の登山を締めくくる。
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