塔ノ岳・鍋割山
- GPS
- 05:15
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,459m
- 下り
- 1,495m
コースタイム
雑事場ノ平 08:40
天神尾根分岐 09:45
塔ノ岳 10:35-10:40
鍋割山 11:30-11:35
栗の木洞 12:25
寄バス停 13:20
天候 | 曇り。中腹より上ではガスに覆われて視界が悪かったです。 |
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過去天気図(気象庁) | 2006年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
渋沢駅 07:50-(神奈中バス)-08:05 大倉バス停 (帰り) 寄バス停 13:35-(富士急バス)-14:00 新松田駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体が一般登山道で、道標等は良く整備されています。 危険箇所もなく、概ね快適に歩けますが、この日の時点では、栗の木洞の北側斜面が滑りやすい急登で要注意でした。ただしその箇所も、数年後に再度訪れた時には木段が整備されていて、歩きにくさが解消されていました。 ※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。 ※GPS導入前なので、ルートは推測です。 |
感想
バスが大倉に着くと、不自然に大勢の人が集まっていて騒がしいので、何かと思ったら、なんとこの日が「丹沢ボッカ駅伝競争大会」の開催日だったのです。
大倉だけでなく、途中の見晴茶屋、駒止茶屋、堀山の家、花立山荘などにも中継点やゴールが設営されて関係者が詰めているため、一般のハイカーが落ち着いて休憩できるという雰囲気ではありません。
悪い日に当たってしまったと思いましたが、レースのスタートよりも早い時間に登り始めていたおかげで、ほとんどレースの影響を受けることなく歩けたことだけが幸いでした。
この日は天気も今ひとつで、中腹より上では終始ガスっていて、大倉尾根を登っている間はずっと、視界は100mあったかどうかです。
塔ノ岳の頂上でも、景色の代わりにガスばかりを見ながらの休憩となりました。
塔ノ岳から鍋割山までは、傾斜が比較的緩やかで歩きやすい尾根となります。
しかもブナを中心とした林相がとても美しく、こんな天気でも(こんな天気だからこそ、かもしれませんが)瑞々しい表情をした木々を見ながら、気持ちよく歩くことができました。
鍋割山から下り始めると、木段の急坂が後沢乗越まで全く緩むことなく続きます。
勾配が本当に急だったかどうかはともかく、休む間もなくほとんど一本調子に続くこともあって、ここは気分的にとても長く感じました。
後沢乗越を過ぎると、栗の木洞への登り返しとなりますが、そこは悪路でした。
沢状にえぐられた中を急登するですが、足場が不安定なために、所々で木に掴まったりしないと滑って登れません。
さほど長い区間ではありませんが、ここで結構体力を使わされました。
栗の木洞から先では、地形は概ね緩やかになっていきます。
特に櫟山などは広い草原状の頂上で、草原に寝そべってゆっくりしても気持ち良さそうでした。
そこからは展望も良く、ここまで下ってくるとガスが晴れて日差しすら出ており、今日初めて下界の景色を楽しめています。
さらに下ると、鹿柵のトビラをいくつか抜けた後で茶畑の中の農道に出て、のどかな景色の中をバス停まで歩いていきました。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2006_04_06/mt2006_04_06.html#20060604
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