【克服作戦】秩父御岳神社〜子ノ権現〜高山不動・関八州見晴台〜顔振峠【戊35.1】
- GPS
- 05:40
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 1,784m
- 下り
- 1,799m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:39
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
秩父御岳神社〜子ノ権現間は急坂箇所あり、下山には不適。 他は若干岩が露出している箇所があるが、概ね歩きやすい。 |
写真
感想
山行は体が資本。故に健脚祈願で子ノ権現に初詣を行う。子ノ権現社は関東一円他にもあるが、山行とセットで訪れることができるのは、やはり飯能の子ノ権現である。
合わせて、先般の夜間ジョギング時における転倒事案を踏まえ、敢えて薄暮・夜間山行を実施し、後顧の憂い無からしむることを目的とする。
【リスクオフの時代へのアンチテーゼ】
平成の時代は総じてリスクオフの時代だったと思う。例を挙げればキリが無いが、身近な例では公園の遊具だ。何かしら事故がある度に「危険」だとして遊具が撤去され、今や公園はスッカスカ。この「事故が起きたモノを無くそう」という活動は誰が始めたのかは知らないが、平成の時代に入って一気に広まった。しかし、これは全くもって前向きな解法ではない。リスクの元を取り去るということは、成長の契機を奪い去るということでもある。リスクオフの日本と貪欲にリスクをとる欧米や新興国との成長率を比べてみれば、それは自明のことだ。とどのつまりが事なかれ主義でしかない。最悪、問題の根源は残り続け、問題の先送りにしかなっていないということもあり得る。
これが山行と何の関係があるのかというと、先般の夜間ジョギングでの転倒である。この解法は夜間のジョギングを止めることではない。止めることで何の成長があるだろうか。全く生産的でない。何故転倒が起きたのか検証し、その再発防止策を考え、実践することが重要だ(リスク管理の世界では「回避」もまた対応としてあり得るが、山を歩く人に「山を歩かない」という対応があり得るだろうか。)。
そういうわけで、今回は敢えて薄暮・夜間にかかる山行を実施し、先日の失敗の克服を図ったものである。
【今回の山行で出会った人々】
西吾野駅へ下る途中、秩父御岳神社方面に至る破線ルートに立ち入ろうとしている老カップルがいた。特に明示的な標識の無い分岐のため、西吾野駅にはどちらへ行けば良いのか判断がつかないようであった。もちろん、西吾野駅方面にはしっかりした道が伸びている。彼らに対しては直進方向が西吾野であり、分岐を進むと急坂が待っていて危険である旨を告げる。
高山不動手前で家族連れと思しき4名のグループが下りて来た。既に日没時刻は過ぎていたが、彼等は無事下山できたのだろうか。スマホでも持っていれば、そのライトで何とかなるか。
【山行の締め方】
今回の山行では関八州見晴台で自分にとっての初日の入りを見た上で下山することを考えていたが、それは叶わず。とりあえず、高山不動と見晴台は行くことにしていたが、締め方は未確定だった。最初はそのまま奥武蔵グリーンラインを東進して日和田山か天覧山まで行くことを考えた。次いで、吾野駅発で西吾野経由で登ってきているから東吾野で終わればちょうど良いなと考える。いずれもいまいち気が乗らず腹八分で吾野駅締めとした。
夜間山行は夜景と星空以外に展望は望めず、また、望めたとしても足元への注意を疎かにできないので、しっかりとした目的が無いと歩ききることは難しい。
【総括】
年初の健脚祈念山行は無事完遂。
しかし、夕刻、熊本でまた地震の一報入る。一昨年、昨年と続けて熊本訪問ができていないが、今年こそは必ず訪問して大地鎮まりたまえと山から祈りを捧げたい。
〜おしまい〜
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