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記録ID: 1694144
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ハイキング
奥多摩・高尾

奥多摩むかし道(奥多摩駅から奥多摩湖へ)

2019年01月04日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.1km
登り
758m
下り
558m

コースタイム

日帰り
山行
3:57
休憩
0:51
合計
4:48
10:30
8
10:38
10:44
19
11:14
11:18
11
しだくら橋
11:29
11:31
9
馬の水呑場
11:40
11:44
11
道所橋
11:55
12:02
3
西久保トイレ・ベンチ
12:05
24
車道出合
12:29
12:33
19
浅間神社
12:52
12:54
20
青目立不動尊休処
13:14
5
13:19
13
13:32
13:46
9
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
町営氷川有料駐車場は12月〜2月まで無料とのことです。
コース状況/
危険箇所等
奥多摩駅〜車道出合地点まで:車道あるいは石畳
車道出合地点〜水根集落まで:山道
水根集落から〜奥多摩湖まで:車道
今日は、奥多摩駅近くの町営氷川有料駐車場からスタートです。今回のテーマは奥多摩駅周辺の地理を歩いて知るということもあり、一つ目の収穫です。キャンプ場の駐車場でもあり、きれいなトイレがありました。
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今日は、奥多摩駅近くの町営氷川有料駐車場からスタートです。今回のテーマは奥多摩駅周辺の地理を歩いて知るということもあり、一つ目の収穫です。キャンプ場の駐車場でもあり、きれいなトイレがありました。
奥多摩駅周辺は車で行く場合、駐停車のできない場所というイメージがありました。国道から少し入ったところにこれほどの駐車場があるとは、今回調べるまで知りませんでした。でも、ここもシーズン中は混むのでしょうね。
奥多摩駅周辺は車で行く場合、駐停車のできない場所というイメージがありました。国道から少し入ったところにこれほどの駐車場があるとは、今回調べるまで知りませんでした。でも、ここもシーズン中は混むのでしょうね。
車窓から一度立ち寄ってみたいと思っていたビジターセンター。帰りに寄ることにします。
車窓から一度立ち寄ってみたいと思っていたビジターセンター。帰りに寄ることにします。
歩き始めてすぐに目についたのが、街の真ん中にある奥氷川神社。
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歩き始めてすぐに目についたのが、街の真ん中にある奥氷川神社。
境内にある東京都指定天然記念物の三本杉も、国道のすぐ傍にあるにもかかわらず。これまで全く気が付きませんでした。これも今日の収穫。
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境内にある東京都指定天然記念物の三本杉も、国道のすぐ傍にあるにもかかわらず。これまで全く気が付きませんでした。これも今日の収穫。
氷川大橋から本仁田山方面を望みます。
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氷川大橋から本仁田山方面を望みます。
氷川大橋を渡って最小の信号に「むかしみち」の大きな看板がありました。右折します。
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氷川大橋を渡って最小の信号に「むかしみち」の大きな看板がありました。右折します。
上の標示に従って35m進むとすぐに再びむかしみちの目立つ看板がありますので、左折します。
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上の標示に従って35m進むとすぐに再びむかしみちの目立つ看板がありますので、左折します。
むかしみちが始まります。旧青梅街道ですが、小河内ダム建設で廃道となったものをむかし道として復活させたらしいです。
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むかしみちが始まります。旧青梅街道ですが、小河内ダム建設で廃道となったものをむかし道として復活させたらしいです。
すぐに廃線の脇を通ります。小河内ダム建設の資材運搬専用鉄道として作られた東京都水道局小河内線、今から60年以上前、旅客用の計画は実現せず廃線となったようです。
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すぐに廃線の脇を通ります。小河内ダム建設の資材運搬専用鉄道として作られた東京都水道局小河内線、今から60年以上前、旅客用の計画は実現せず廃線となったようです。
夢の跡を感じますね。橋梁やトンネルの遺構など、私もそそられるものを感じます。
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夢の跡を感じますね。橋梁やトンネルの遺構など、私もそそられるものを感じます。
植林帯を歩いていきます。
植林帯を歩いていきます。
廃線を見下ろして歩きます。
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廃線を見下ろして歩きます。
石仏が並んでいます。
石仏が並んでいます。
槐木(さいかちぎ)公衆トイレは改修中で代わりに仮設トイレがありました。
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槐木(さいかちぎ)公衆トイレは改修中で代わりに仮設トイレがありました。
向かいには馬頭観音が祀られていました。
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向かいには馬頭観音が祀られていました。
隣りの大木がサイカチの木なのかな?
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隣りの大木がサイカチの木なのかな?
むかし道に沿って石柱いくつも見かけましたが、比較的、新しいもののようです。
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むかし道に沿って石柱いくつも見かけましたが、比較的、新しいもののようです。
廃線の橋梁跡ですね。
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廃線の橋梁跡ですね。
道端に石仏を見かけることもあります。
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道端に石仏を見かけることもあります。
集落を通ることが多いので肝心なところにはむかし道の標示が良く整備されていました。
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集落を通ることが多いので肝心なところにはむかし道の標示が良く整備されていました。
立派な小中沢の公衆トイレ。このむかし道はバブルの頃に整備されたようです。
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立派な小中沢の公衆トイレ。このむかし道はバブルの頃に整備されたようです。
むかし道に沿って境橋の集落を通り抜けます。
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むかし道に沿って境橋の集落を通り抜けます。
境橋バス停には下らず、標示に従い、右の道を進みます。
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境橋バス停には下らず、標示に従い、右の道を進みます。
やがて白髭神社に到着しました。急な石段を登って行きます。
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やがて白髭神社に到着しました。急な石段を登って行きます。
大岩の側面に社殿が建っていました。
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大岩の側面に社殿が建っていました。
さらに進むと、弁慶の腕抜き岩という穴の開いた岩がありました。
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さらに進むと、弁慶の腕抜き岩という穴の開いた岩がありました。
続いて、耳神様の石仏。
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続いて、耳神様の石仏。
国道411号線のトンネルと廃線の橋梁。
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国道411号線のトンネルと廃線の橋梁。
大きな、いろは楓。紅葉時はさぞかし綺麗でしょうね。
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大きな、いろは楓。紅葉時はさぞかし綺麗でしょうね。
惣岳の不動尊です。
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惣岳の不動尊です。
向かいには立派な惣岳公衆トイレがありました。
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向かいには立派な惣岳公衆トイレがありました。
この辺り、3組、7〜8台のバイクが通っていました。
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この辺り、3組、7〜8台のバイクが通っていました。
惣岳渓谷の説明がありました。陽の光がキラキラ反射して渓谷は良く見えませんでした。
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惣岳渓谷の説明がありました。陽の光がキラキラ反射して渓谷は良く見えませんでした。
しだくら橋です。
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しだくら橋です。
一度に3人までしか渡れないと書かれています。
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一度に3人までしか渡れないと書かれています。
かなり高いです。結構、揺れました。
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かなり高いです。結構、揺れました。
しだくら橋を後にすると、縁結びの地蔵尊の立札があります。
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しだくら橋を後にすると、縁結びの地蔵尊の立札があります。
地蔵尊は立札の上にありました。しばらく気が付きませんでした。
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地蔵尊は立札の上にありました。しばらく気が付きませんでした。
その先の廃屋の周りは野生サルの住処となっていました。全部で10匹以上いました。大きなミカンの木に登って御馳走をほおばるサルもいました。
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その先の廃屋の周りは野生サルの住処となっていました。全部で10匹以上いました。大きなミカンの木に登って御馳走をほおばるサルもいました。
サルの群れを抜けると馬の水呑場に到着です。
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サルの群れを抜けると馬の水呑場に到着です。
牛頭観音像の立札があります。そのものがどこかと探すと。。
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牛頭観音像の立札があります。そのものがどこかと探すと。。
向かい側の柵向こうにありました。
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向かい側の柵向こうにありました。
むし歯地蔵尊です。
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むし歯地蔵尊です。
向かい側には茶店を営む民家がありました。
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向かい側には茶店を営む民家がありました。
川合玉堂の歌碑
続いて道所橋という吊橋があります。一度に渡れるのは5人まで。むかし道はこの橋も渡る必要ありませんが、せっかくですので対岸まで行ってみます。
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続いて道所橋という吊橋があります。一度に渡れるのは5人まで。むかし道はこの橋も渡る必要ありませんが、せっかくですので対岸まで行ってみます。
道所橋上からの眺め。
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道所橋上からの眺め。
対岸から振り返ります。しだくら橋ほどは揺れませんでした。
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対岸から振り返ります。しだくら橋ほどは揺れませんでした。
道所橋から少し歩くと、奥多摩町40周年記念植樹の地点(西久保)に到着。明るい平坦地には
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道所橋から少し歩くと、奥多摩町40周年記念植樹の地点(西久保)に到着。明るい平坦地には
トイレ(むかし道西久保)と
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トイレ(むかし道西久保)と
ベンチがありました。ポカポカ気持ち良いので、リュックを下して一休みです。
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ベンチがありました。ポカポカ気持ち良いので、リュックを下して一休みです。
休憩後再び歩きます。車道を右から歩いてきて、Uターンして左前方に向かいます。(前方は北)
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休憩後再び歩きます。車道を右から歩いてきて、Uターンして左前方に向かいます。(前方は北)
しばらく歩くと、この地点で車道から戻るように南に向かって山道が始まります。(車道出合地点)
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しばらく歩くと、この地点で車道から戻るように南に向かって山道が始まります。(車道出合地点)
左側の車道を向こうからやってきて、右側の山道を向こうに向かって歩いていきます。
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左側の車道を向こうからやってきて、右側の山道を向こうに向かって歩いていきます。
一直線の急坂を振り返ります。今日初めての山道が嬉しいです。
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一直線の急坂を振り返ります。今日初めての山道が嬉しいです。
一気に100メートルほど高度を稼ぎ、山腹を南から北へぐるっと回ると、西側の木々の間から小河内ダムの巨大な堰堤がドオンと見えました。
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一気に100メートルほど高度を稼ぎ、山腹を南から北へぐるっと回ると、西側の木々の間から小河内ダムの巨大な堰堤がドオンと見えました。
明るくて気持ちの良い山肌を歩きます。この辺りでもサルの親子を見かけました。
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明るくて気持ちの良い山肌を歩きます。この辺りでもサルの親子を見かけました。
山道は一旦集落に入りますが、ここで再びUターン。右手前から来て左手前に向かいます。
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山道は一旦集落に入りますが、ここで再びUターン。右手前から来て左手前に向かいます。
すぐに、山道の脇に浅間神社がありました。
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すぐに、山道の脇に浅間神社がありました。
浅間神社から初めて奥多摩湖の湖面が覗えました。
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浅間神社から初めて奥多摩湖の湖面が覗えました。
あまりにきれいな青空で、あのような稜線を歩きたかった気もします。
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あまりにきれいな青空で、あのような稜線を歩きたかった気もします。
この先水根の集落まで結構狭い道のトラバースが続きます。
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この先水根の集落まで結構狭い道のトラバースが続きます。
このあたり、今回唯一、落ち葉でモフモフ、良い感じでした。
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このあたり、今回唯一、落ち葉でモフモフ、良い感じでした。
奥多摩湖が見えています。ここから湖畔に出るまでが結構長いです。
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奥多摩湖が見えています。ここから湖畔に出るまでが結構長いです。
滝ノリ沢で同バス停に下る道を分けます。山と高原地図には水場マークがあります。塩ビ管から水が出ていたような気もしますが定かではありません。
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滝ノリ沢で同バス停に下る道を分けます。山と高原地図には水場マークがあります。塩ビ管から水が出ていたような気もしますが定かではありません。
さらにこのような感じの道を進めば、
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さらにこのような感じの道を進めば、
青目立不動尊です。休処(カフェ)・展望台があるようですが、今日は残念ながら入れませんでした。
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青目立不動尊です。休処(カフェ)・展望台があるようですが、今日は残念ながら入れませんでした。
水根の集落に入ると、六ッ石山の分岐や
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水根の集落に入ると、六ッ石山の分岐や
鷹ノ巣山への分岐を確認することが出来ました。急な傾斜のため水根の集落から湖畔まで沢づたいに長い距離をぐるっと回って下ってくるのですね。入り組んだ水根のあたりの地形・道が分かったのも今回の収穫かな。
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鷹ノ巣山への分岐を確認することが出来ました。急な傾斜のため水根の集落から湖畔まで沢づたいに長い距離をぐるっと回って下ってくるのですね。入り組んだ水根のあたりの地形・道が分かったのも今回の収穫かな。
ここで、どっしりとした御前山が望めました。
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ここで、どっしりとした御前山が望めました。
八方台展望台への分岐。ここから100mくらい登るんですね。今日は行きませんが、これも今日の収穫。
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八方台展望台への分岐。ここから100mくらい登るんですね。今日は行きませんが、これも今日の収穫。
水根バス停付近に下りてきました。ここに駐車場があることも確認。
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水根バス停付近に下りてきました。ここに駐車場があることも確認。
水根バス停から数分歩いて、水と緑ふれあい館(奥多摩湖バス停)にゴール。ここから奥多摩駅までバスで戻りますが、残念ながら本日休館。
水根バス停から数分歩いて、水と緑ふれあい館(奥多摩湖バス停)にゴール。ここから奥多摩駅までバスで戻りますが、残念ながら本日休館。
バスで奥多摩駅まで戻りますが、待ち時間は1時間弱。付近を散策します。ダムの堰堤から榛の木尾根を眺めます。
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バスで奥多摩駅まで戻りますが、待ち時間は1時間弱。付近を散策します。ダムの堰堤から榛の木尾根を眺めます。
堰堤から下流を見ると歩いていたむかし道が見えました。
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堰堤から下流を見ると歩いていたむかし道が見えました。
堰堤を渡りきった対岸からは御前山への大ブナ尾根コース入り口を確認、これも今後の収穫。
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堰堤を渡りきった対岸からは御前山への大ブナ尾根コース入り口を確認、これも今後の収穫。
堰堤から右は倉戸山ですね。
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堰堤から右は倉戸山ですね。
巨大な堰堤、あっという間にバスの時間となりました。
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巨大な堰堤、あっという間にバスの時間となりました。
奥多摩駅に到着。バス停前の氷川サービスステーションで以前登った御前山と奥多摩湖の山バッジを購入、ビジターセンタ−を見学、柳小路という小さな飲食街(時間的にも休みが多かった)を彷徨い、
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奥多摩駅に到着。バス停前の氷川サービスステーションで以前登った御前山と奥多摩湖の山バッジを購入、ビジターセンタ−を見学、柳小路という小さな飲食街(時間的にも休みが多かった)を彷徨い、
駐車場まで戻ってきました。お疲れ様でした。
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駐車場まで戻ってきました。お疲れ様でした。

感想

今年初めのハイキング。奥多摩駅から奥多摩湖まで奥多摩むかし道(旧青梅街道)を歩いてきました。いつもは車で素通りの奥多摩駅・奥多摩湖周辺をシッカリと探索できました。勿論トンネルや大きな橋もない、山腹を縫い、山上集落を結ぶようにつけられた古の道沿いには、民間信仰の遺跡や廃線の遺構など歴史とロマンを感じずにはいられないコースでした。特に前半は、アスファルトや石畳歩きの区間が多かったですが、バイク(一部区間は国道から入ってこれるらしい)や歩行者も少ない(サルが一番多かった)、静かな散策を楽しむことができました。
今年も、皆様のレコを参考に、楽しい山歩きを続けたいと思います。
operamanでした。

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