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積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
厳冬の五竜岳…幸運の晴天続き(^^)v
2019年01月12日(土) ~
2019年01月14日(月)
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 49:47
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,682m
- 下り
- 1,674m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 4:43
2日目
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:17
天候 | 晴れ時々くもり 標高2500m以上はかなりの強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は膝以上のラッセルとなるが、先行者のおかげでワカンで快適に歩くことができた。 西遠見手前にテント泊し、翌日アイゼンで五竜山頂に向かったが、白岳まではフカフカの新雪でワカンにしなかったのを後悔した。 五竜山荘から山頂へは黒部側を夏道どおりに進むが、雪や氷に覆われていてルーファイに気をつかう。 最後の山頂直下の急な雪壁が一番緊張が強いられるところであったが、今回は先行者の若者がきっちりステップを切ってくれたおかげで、本日三番目に登ったので楽をせてもらいました。 感謝!感謝! |
写真
マイテントが見えました
信大の学生さんはテントを撤収して下り始めています
何?この差は…
16時30分の最終のゴンドラに間に合うけど明日も好天の予報だからもう一泊することにしました
信大の学生さんはテントを撤収して下り始めています
何?この差は…
16時30分の最終のゴンドラに間に合うけど明日も好天の予報だからもう一泊することにしました
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
ワカン
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
シュラフカバー
|
---|
感想
1月の12〜14日の三連休、少し前の週間予報では低気圧が接近して天気はイマイチとのことでしたが、直前になって低気圧が日本の南海上を通過するとの予報に変わってきました。
ならば、北の方ほど好天の確率が高いとみて、十数年ぶりに五竜岳に登ってみることにしました。
目論見は見事的中!
三日間、この時期の後立山にしては珍しく晴天続きで、厳冬期の北アルプスの絶景を堪能することができました。
また、この好天時に山を下りるのはもったいないと、もう一泊して雪の五竜でのんびり過ごしてきました。(実はテント場到着時、かなり脚にきていたというのが本音)
長い夜、テントの中で一人、いつものことではありますが何するわけでもなく時間が過ぎていきました。
ただ今回違ったのは、数日前に見た映画「ボヘミアンラプソディ」の影響か、頭の中でクイーンのメロディが何度も何度も再生していました(笑)
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sumiさん,こんばんは。
さすがに厳冬期の北アルプスの迫力はすごいですね。
ボクもゴールデンウィークに遠見尾根から五竜岳に登ったことはありますが,
雪を全身にまとった厳冬期の後立山連峰は,残雪期とはまったく違いますね
それに寒そうです
山頂でのお姿を拝見すると防寒テムレスのようですが,
北アルプスで防寒テムレス,大丈夫でしたか?
ボクも防寒テムレスを愛用してますけど,
鈴鹿でもときどき指先が冷たいので,
「2000mを越えるようなところでは,防寒テムレスでは無理だよね」
って思ってたんですが,使えるのかなぁ?
つったって,まぁ個人差はあるでしょうし,
それにそんな高いところへは,冬には行きそうもないんですけどね…
hushiyamaさん こんばんは!
厳冬期の五竜は三度目なんですが、今までで最も天気に恵まれ北アルプス北部の絶景を堪能してきました。
ただ、体力は年々衰えてきて今回は二泊しました。
でも風はさほどでもなく快適なテント生活でした。(ちょっとやせ我慢ですが…w)
テムレスで大丈夫?って、やはり単体では冷たいです。
今回はテムレスの下に百均のフリースの手袋をして ほぼ快適に行動出来ましたが、やはり2000mを超える山ではテムレスだけというのはちょっと心配。
もちろんテント設営&撤収時や雪かきなどの作業では、その性能をいかんなく発揮してくれ、コスパの高い手袋だと思います。
ps.ザックの中にはいざという時のために”本番手袋”も忍ばせていましたが、今回は出番はありませんでした。
絶景を堪能させて頂きました。
ありがとうございます。
五竜は残雪期に登りましたがアイスアックスを2本使っての辛うじての登頂でした。
私には厳冬期も雪が腐る残雪後期も厳しいと感じましたが、雪質(アックスやクランポンの刺さり具合など)は如何でしたでしょうか?よろしければお教え頂きたく、宜しくお願いいたします。
もう一度別の時期に挑戦したくなりました。
tsuchiphoto さん 訪問ありがとうございます。
お尋ねの件ですが、五竜山荘まではフカフカの積雪で膝までのラッセルでワカンがベスト。
山荘から上部は軽くクラストした雪や吹き溜まり、そして風で露出した岩のミックスでクランポンの領域でした。
山頂直下の雪壁は一番緊張を強いられる箇所ですが、今回は少し堅めの雪で靴から膝まで埋まるくらい。
先行者二人のトレースがあったこともありますが、ピックを打ち込んだり、時にはシャフトを差し込んだりしてシングルで難なく登ることができました。
ただ、雪の質はその時々で変わるので最悪を想定すればダブルアックスなら安心ですね。
厳冬の五竜岳 挑戦の暁には、レコ楽しみにしています。
早速ご返信いただきましてありがとうございます。sumi8848さんが投稿されたような眺望を期待して、頂いた情報を参考に計画したいと思います。ありがとうございました。
sumi先輩
五竜岳登頂のレコ、堪能させていただきました…
素晴らしい風景の数々にポ〜ッとして、思わずため息が出ました。
半端ない雪量の剱岳、鹿島槍の絶景!
天泊ならではのご褒美ですね〜
絶景に誘われて連泊までされて、厳しくも美しい厳冬の世界に染まっているsumi先輩の気持ちに勝手にシンクロさせて頂きました!
日帰り中心の私にはなかなか見られない景色、ありがとうこざいました〜!
kiyohisaさん こんばんは
今回は天気予報を見て行き先をこの場所に決めて大正解でした。
計画では一泊二日でしたが、好天に誘われて稜線でもう一泊…なんて聞こえはいいのですが、年末年始の不摂生からの体重増加、脚力の衰えから山頂から下りて天場に到着した時にはかなりの疲労で、あと3時間 天泊道具一式を背負って歩く気力が出なかったのが本音です。
やはりこの年齢になると、少しのブランクで衰えるものですね。
私も普段からトレーニングを欠かさないkiyohisaさんを見習わねばと思います。
kiyohisaさんにおかれましては、今は職場でも一番責任のある時期。
なかなか日程が取れないと思いますが、近い将来の楽しみにとっておいてください。
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