記録ID: 170743
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雪山ハイキング
塩見・赤石・聖
[南アルプスの大展望を独り占め!]希望峰&七面山(角瀬からのピストン/裏参道ルート)
2012年02月21日(火) [日帰り]
- GPS
- 11:17
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 2,112m
- 下り
- 2,109m
コースタイム
5:30 神通坊
7:07 栃之木安住坊 7:20
8:23 明浄坊 8:32
9:12 奥之院
9:38 敬慎院 9:50
10:53 七面山山頂 11:07
11:30 希望峰 12:10
12:35 七面山山頂 12:45
13:30 敬慎院 13:45
13:57 ご神木(大イチイ) 14:00
14:20 奥之院 14:30
15:06 明浄坊 15:15
15:45 栃之木安住坊 15:50
16:47 神通坊
7:07 栃之木安住坊 7:20
8:23 明浄坊 8:32
9:12 奥之院
9:38 敬慎院 9:50
10:53 七面山山頂 11:07
11:30 希望峰 12:10
12:35 七面山山頂 12:45
13:30 敬慎院 13:45
13:57 ご神木(大イチイ) 14:00
14:20 奥之院 14:30
15:06 明浄坊 15:15
15:45 栃之木安住坊 15:50
16:47 神通坊
天候 | 高曇りながら概ね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ナビでは最寄ICを「増穂IC」と指定されますが、東京方面からは甲府南IC利用の方が近道のようです |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山口について◆ ・早川南小学校の道を挟んで向かい側、神通坊の前に空き地があります。登山道の案内板が目印です ・登山ポストは見当たりませんでした ・トイレも見当たりませんでした。R52から県道37号線に入ってすぐのところに道の駅がありますので、仮眠・休憩も含めてそちらで済ませることをお勧めします ◆登山道について◆ 半月前の七面山行では、希望峰に行くことがかなわず、ずっと心残りでした。 晴天が続いてようやく気温が上がり、雪も大分少なくなったことだろうと、今回の山行と相成りました。 前回とは異なるルートということで、今回は裏参道ルートを選びました。 表参道ルートはさすがに「表」だけあって有人の宿坊もあり、水場や休憩所も充実していて華やかです。 一方、裏参道ルートは登山口の標高が低く距離も長いためか敬遠されるようですがその分、静かに歩くことができます。 また、稜線上では白峰三山や塩見岳、笊ヶ岳や布引山の展望を楽しむことができます。 山行スタイルや体力に応じてルートを選択されることをお勧めします。 <神通坊〜栃之木安住坊> 神通坊に向かって左側に進み、立派な鳥居をくぐると登山道の始まりです。 積雪はほとんどありません。道も広めですので、特に通行に支障はないかと思われます <栃之木安住坊〜明浄坊> 標高1,000m辺りから積雪が現れます。ところどころ崖っぷちで凍結しているところもありますので、特に下りで日陰の部分は注意が必要です <明浄坊〜奥之院> ほぼ100%積雪路です。圧雪されていますので歩きやすいです。ただし、奥之院の手前に木製の橋がありますが、滑りやすいので注意が必要です。 尾根に出ると左に富士山、右に白峰三山、塩見岳、布引山と笊ヶ岳が見えます。 <奥之院〜敬慎院> 車一台分の道幅があり、圧雪路で整地されていますので、とても歩きやすいです。 <敬慎院〜七面山山頂> 積雪は50�ほどありますが、登山道はトレースが明瞭ですし、ところどころ赤テープがありますので、それを目印にすれば特に迷うような箇所はありません。ただし、ナナイタガレの縁の辺りなど急なところもありますので、特に下りは注意してください。 <七面山山頂〜希望峰> 半月前は山頂からのトレースは全くなかったのですが、今回は明瞭でしたので、助かりました。先行者の皆様ありがとうございます。一旦下って登り返しがありますが、希望峰の手前は急なところもあります。 この日は結局往路も復路もお寺の関係者の方々以外には会う人もなく、とても静かな山歩きを楽しむことができました。 好天にも恵まれ、南アルプスや富士山の展望を存分に満喫することができ、大満足の一日でした。 下山後は、「かじかの湯」に寄りました。 2月20日から4月30日まで夜は19時までの営業となりますので、ご注意ください。 http://www.kajikanoyu.jp/menu3/index.html |
写真
感想
◆私はここにいる、その重みを噛みしめてみた◆
「南アルプスの好展望地」―知識としてはありました。
しかし、実際にその場に身を置いたとき、すべての言葉はその意味を失いました。
なんという空の高さ
なんという奥の深さ
なんという空気の濃さ
時間も空間も何もかもがここに凝縮していると感じました。
山に来る意味が何なのか、この瞬間にすべてを理解することが出来ました。
ほかには何にも要らない、いつまでもここに居られたら…
痛切にそう感じたのはこれが初めてかもしれません。
でも、私は山を下りました。
また、ここに来るために。
その重みを噛みしめながら。
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コメント
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心に染みいる「記憶に残るレコ」、本当にありがとうございます。
女性が単独で山を歩かれていることはもちろん、行かれる山、およびルートの着眼点に
驚きと新鮮さ、そして羨望の念でいっぱいです。
私もlynx1218さんのように実力をつけて、心のままに山を歩いてみたい。
もっと山を感じてみたい。
これからも、素敵なレコ楽しみにしています。
こんばんは
ほんとlynx1218さんには憧憬と羨望の念でいっぱいですし、とっても刺激を受けます
もし、lynx1218ヤマレコ集の本なんてでたら私速、買っちゃいますっ
また、山スイーツも毎回楽しみにしています
今回のドジョスクィマンジュ、見た目と共にかなりツボでした
素敵なレコありがとうございました!
ricalonさん、こんばんは。
コメントありがとうございます♪
いえいえ、私なんて山ではまだまだ若輩者ですよ。
お天気のこと、木々やお花のこと、生き物のことなど、もっともっと知りたいことがたくさんあります。
でも一番知らなければならないのは、自分自身かもしれません。
自分の身の丈に合った計画であることはもちろんのこと、何よりも楽しいと思える心地よさが大切だと思います。
その点においては、ricalonさんご夫妻が私にとってのお手本です。
これからも、色々学ばせてくださいね
heberekeさん、こんばんは。
コメントありがとうございます♪
いえいえ、そんなすごい人間ではないですよ〜
ただ、山に富んだ県の出身なので、それほど気負わずに山に接することが出来るのは確かです。
もちろん、自分を過信してはいないつもりです。
今後の目標の一つは、山での食生活を豊かにすることです。
山スイーツ、ますます進化する予定?ですので、お楽しみに
そうそう、「へべれけ山行」これからも楽しみにしています
前回に引き続き素晴らしい山行でした!
この時期に南アを北から南まで見渡せ、かつ日帰りできる山って限られますよね
塩見の形がとんがってるのが珍しく楽しいです
ギアも増強したようで機動力UPですね
massyさん、こんばんは。
コメントありがとうございます♪
やっと行くことができました。
期待以上の絶景でした。
3000m級の名だたる山々はもちろん、前衛の山々も見事です。
私的には笊ヶ岳の全貌が明らかになったのが大きな収穫でした。
massyさんもぜひお訪ねください!
こんにちは。
下山されずに、仙人さまや行者さまみたいになってし
まっては困ります
>その重みを噛みしめながら。
僕はフランス語風で舌を噛みました。
こちらからは三角錐に見える聖が、反対からはこんな
形に見えるんですね〜
高級新兵器導入されたんですね。僕の安物はやはり
やや重いのと、雪のダマが付きやすくて・・・
なんとか体力でカバーします
あ、例の「剱と海」写真をローカルな月刊フリー写真
マガジンに応募したら、以外に大きく掲載されました
山と海に富んだ県の素晴らしさをアピールできたかな!?
nucchiさん、こんばんは。
コメントありがとうございます♪
>僕はフランス語風で舌を噛みました
あはははは
でも、舌を噛んだ方がより本場っぽいかも
聖岳、長野側が正面だとすると、こちらは左後方になるのでしょうか。
奥行きが深いし、本当に大きなお山ですね
雨晴海岸からの劔岳の写真、本当に素晴らしかったです。
ローカルって○毎グラフとかそんな雑誌でしょうか。
絶賛されるのも納得です。
劔に会いたくなりました
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