鹿留山から杓子山（＋忍野八海）

2019年01月18日(金) [日帰り]

• GPS: 06:27
• 距離: 12.2km
• 登り: 927m
• 下り: 938m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:29
• 休憩: 0:57
• 合計: 6:26

9:04 内野バス停
10:31 10:31 加瀬山
10:45 10:53 立ノ塚峠
11:36 11:37 タキ沢の頭
11:58 12:01 子ノ神
12:06 12:09 鹿留山
12:15 12:23 子ノ神
12:48 13:18 杓子山
13:40 13:40 大榷首峠
14:16 14:20 高座山
15:05 15:05 忍野中
15:30 忍野入口バス停

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き）〈富士急〉⇒富士山駅→内野（富士急山梨バス）
帰り）忍野八海→富士山駅（富士急山梨バス）、⇒〈富士急〉

コース状況／危険箇所等

立ノ塚峠へは途中の林道分岐で注意が必要。今回、道標に従ったつもりが、道間違いで林間の道なき道を歩くことになってしまった（逆周りコースでは問題にはならない）。
鹿留山の登りが岩混じりの急登、高座山の下りは赤土の急斜面と、想像以上にハードな道だ。
鹿留山から高座山間の尾根道は概ね林間で歩きやすいが、いくつかのピーク越えアップダウンがある。
高座山からは鳥居地峠を経由せずショートカット道が地図に記載されていたためにこれを利用したが、実態は廃道に近く、一般的ではない。

写真

1/18 9:04

スタート地点の内野バス停、背後に大きな富士

1/18 9:27

標識に従い林道を右折する、が直進が正解だった（写真では左側）

1/18 10:02

やがて道が不明確になり、樹林帯を登っていく

1/18 10:39

尾根道に出会って

1/18 10:43

初めて富士山の全貌を見る

1/18 10:52

回り道してようやく立ノ塚峠に着く

1/18 11:36

タキ沢の頭で見る端正な富士山

1/18 11:36

山中湖の向こうに箱根の山が見える

1/18 11:54

岩混じりの急坂を登っていく

1/18 12:07

鹿留山山頂

1/18 12:22

子ノ神の鹿留山分岐点

1/18 12:26

杓子山方面、奥に南アルプスの銀嶺

1/18 12:30

松越しの富士

1/18 13:00

杓子山山頂に着く

1/18 12:57

杓子山山頂の小さな石の祠

1/18 12:57

東側、左に鹿留山、右は子ノ神

1/18 13:17

南西側に美しい富士山

1/18 12:56

西側には右端の甲斐駒から北岳、赤石岳、聖岳まで南アルプスの主要な峰々が一望

1/18 12:58

北側には金峰山、国師ヶ岳など奥秩父の山並み、右端に大菩薩嶺、黒岳

1/18 12:58

その東側、雲取山、大岳山など奥多摩の峰々

1/18 12:55

もう一度、大きな富士を眺める

1/18 13:38

直下のハングライダー離陸台

1/18 13:40

大ザス峠に着く

1/18 13:41

不動の湯分岐を右に見て高座山を目指す

1/18 14:16

高座山山頂に着く

1/18 14:21

高座山の赤土の急斜面を下る

1/18 14:39

下ってきた高座山南面のカヤトの原

1/18 14:39

富士山に向かって下る

1/18 14:47

鳥居地峠への林道に出会う

1/18 14:58

鳥居地峠には向かわずにまっすぐ廃道？を下っていく

1/18 15:01

やがて忍野中近くの登山口とおぼしき所に着く

1/18 15:13

振り返れば高座山カヤトの原とお月さま

1/18 15:29

浅間神社の境内を通って

1/18 15:30

山行終点は忍野八海入口

1/18 15:42

忍野八海観光巡りとなって、ここは中池、人工池だが綺麗な藻

1/18 15:43

涌池、八海の中で湧水量が一番多いという

1/18 15:44

青い鯉が印象的

1/18 15:54

榛の木林資料館内の展望台から

1/18 15:56

忍野八海は中国人パワーで溢れていた

1/18 16:47

見納めは富士急・富士山駅ホームから

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M10 オリンパス

感想

kesera182

今年最初は富士山目当てに、道志山塊西端に位置する杓子山に出かけることにした。以前に一度登ったことがあり、そのときは鳥居地峠からのピストンだったが、今回は山域で一番標高の高い鹿留山から杓子山、高指山を経て忍野に下山し、忍野八海を観光して帰るという計画だ。

スタート地点の内野バス停から立ノ塚峠間の林道を歩くつもりが、気がつくと林間の山の斜面を、道とは言えない所を歩くはめになって、結局、加瀬山に登りつき、尾根伝いに立ノ塚峠に到達した。

杓子山までの尾根道は概ね快調、でも鹿留山への直登気味で岩石混じりの急坂は心肺機能には大きな負担となる。この間の展望は1箇所、タキ沢の頭で端正な富士を眺めて一息つける。

お昼をとった子の神から鹿留山を往復して杓子山に向かう。お昼を過ぎても、富士山に少し雲がかかった程度で絶好の天気だ。
3つ、4つとピークを越えてようやく待望の杓子山に。
眺めは最高、まず富士山、数ある富士の展望地で、知る限り杓子山から富士の均整のとれた姿形はベストではないかと思う。ほれぼれする美しさだ。
さらにそれにもまして今回は北岳、赤石岳など南アルプスの銀嶺の連なりが本当に素晴らしくまさに圧巻の絶景だ。
そしてそれ以外にも奥秩父や奥多摩の山々も鮮明に確認できる。
頂上には他にだれもいない貸切状態で圧倒的な大展望を楽しんだ後、高座山に向け下山した。

鳥居地峠を経由せずに高座山からショートカットして忍野に下山し、予定より早く忍野八海の観光に切り替える。
しかし、ここはもう別世界、殆どが中国人と思われる観光客でごった返している。
お勧めは榛の木林資料館。有料（\300）だが、外の喧騒がうそのように静かだ。展望台からの富士の眺めもナイスだ。

今回は天気に恵まれ、富士山と南アルプスの大展望に接し満足度の高い山行になった。