身延線市川本町駅→蛾ヶ岳→三方分山→精進湖 誰にも会わないルートでした
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,684m
- 下り
- 1,025m
コースタイム
天候 | 曇り 時折雪がぱらつく |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR身延線甲府駅始発5:22乗車→市川本町5:50 市川本町駅にトイレあり。 ●復路 精進湖BS15:09→16:05下部温泉郷 下部温泉会館で入浴後、下部温泉駅18:03甲府駅に乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
碑林公園から精進湖までは市川三郷町の地図が参考になる。 http://www.town.ichikawamisato.yamanashi.jp/50sightsee/40map/files/2011-0414-1301.pdf (ただし、所要時間はその通りだったり、多めに書かれていたりと当てにならないと思います) 昭文社山と高原地図(富士・御坂)では、なんと蛭ヶ岳の部分が左上の表題で隠れている!! ●市川本町駅〜碑林公園 普通の舗装道路。 駅を出て右折し、300Mでまた右折(標識有り)し踏切を渡ったら、ひたすら直進。 写真に書いたが、登山口の看板に惑わされないように ●〜四尾連峠 枯葉が多い道。 昨年の台風で崩れたと思われるところは補修してある。 峠に登山者名簿がある。 ●〜蛾ヶ岳 普通の道ですが、かなりの急登 ●〜三方分山 全般的に標識や赤テープ・赤ペイントが多数。 あまりポピュラーな道とは思えないが、よく整備されている。 蛭ヶ岳直下は急坂が数回。補助のトラロープがある。 通行不可の道もあるが、その旨表示されている。 一回舗装道路に出ます。 三方分山へ繋がる稜線に出る手前の急坂は枯葉が積もり不明瞭であるが、写真にも書いたが数メートルごとに赤テープ等があるので、迷うことは無い。 三方分山手前は北側斜面なのでかなり凍っていましたが、アイゼンなしでどうにか登りました。下りはアイゼンが必要かと。 ●〜精進湖 精進峠からの下りは結構急な道。登りには使いたくない。 一番最後のところで巨大堰堤が出現し、しばらくどこに進めばいいか分からず。 右端に補助のロープがあり、それを使って急坂を上れば、すぐに建物が出現。精進湖まであと僅か。 ※軽アイゼンを持参したが使わず。 三方分山手前はツルツル滑ったが、横着しキックステップで。下りは着用した方がベター。 |
写真
感想
甲府単身赴任中の山登りです。
土曜日に仕事があったので東京へは戻らず、山梨の山に突入。
前日の天気予報では快晴だったので、富士山が良く見えるところを探していた。
会社の同僚から蛾ヶ岳を勧められていたので、そのまま三方分山を経て精進湖に抜けるロングコースをチョイス。
JR身延線の甲府発5:22の始発に乗車。市川本町駅で下車は自分ひとり。
空を見上げるとどんよりとした曇り。
碑林公園までは舗装道路。
公園の横を通って登山道へ。落ち葉がたくさんある道でしたが、迷うことはありません。当然ながら誰とも会わずに四尾連峠に到着。
ここで第三のビールを消費。まだ八時です。
三方分山を目指したかったので、時間短縮のため四尾連湖には寄らず蛾ヶ岳へgo!
登山道に雪が出てきて足跡から本日二人が先行していることが分かりました、すぐにすれ違った為、この先誰もいないことが判明。
蛾ヶ岳直前は急な登りでしたがどうにか山頂に到着。まだ九時半前。
少し休んで(麦とホップを飲んで)このまま三方分山を目指して出発。
山頂直下はトラロープが補助で設置されるような急坂が数回。それを過ぎれば単調な樹林の中のコースが続きます。
途中舗装道路に出たり、登山道が不明瞭なところも出てきますが、テープや標識が充実しているので迷うことはありません。
凍りかけていて滑りやすい三方分山の北側斜面を進み、どうにか13:10に山頂へ。
ここで男女4人組がちょうど出発するところに遭遇。久し振りの人間です。
というのも途中で鹿の足跡しかなかったり、すれ違っていないのに反対から来る二人分の足跡が登場したり。。。。(どうやら林業関関係の方だったようです)
蛾ヶ岳でもそうでしたが、三方分山でも富士山は全く見えず。裾野の一番下のところがちらりと見えるだけ。ここで休憩してエネルギーを補給しながら、富士急バスの時刻表を見ると下部温泉行きのバスが15時過ぎに精進湖湖畔を通ることが判明。と言うことで日帰りの湯の下部温泉会館に寄ってから身延線で甲府に戻ることに決定し、下山を急ぎました。
スピードを上げ、先ほどの4人組を抜いて精進湖畔に到着したのは14時半前。
時間があったのでふじみ荘でラーメンとビールをゲットし寛ぎました。ワカサギの天ぷらをご相伴いただきありがとうございました。
そしてバスに乗り下部温泉会館へ。ここは山梨にある多くの日帰りの湯と違い小規模湯船には4,5人しか入れません。後で聞いたら毎日男湯と女湯を入れ替えているそうで、この日の男湯は小さい方だったそうです。
お客さんは地元の高齢者ばっかり。親しげに話しかけていただき楽しい時間を過ごすことができました。
温泉会館は18時で終了とのことで、時間前に出発。掲示してあった身延線の時間は通常ダイヤで、実は身延線は9月の台風で不通区間があり、臨時ダイヤになっていて、5分前に出発することになっていたのですが、どうにか乗車。
ヤマレコに登録して距離の表示を見たら20km。かなり長距離を歩きました。
富士山は見えませんでしたが、それなりに充実した山行でした。(というか修行山行でした)
コメント
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はじめまして。pasocomと申します。
山行タイトルを見まして、「えっ。市川大門の駅から精進湖?」と。
すばらしい距離を歩かれましたね。平地でも大変な距離ですが、アルコール入りで歩けるとは。
市川大門周辺での案内標識のまずさ、観光立県をめざすという県民として赤面の思いです。
私自身も「こんなんで観光立県といえるのか?」という事が何度もありましたが・・・。
市川三郷町の公式トップページにメールリンクがありますので、ぜひきつ〜くお叱りを入れておいて下さい。
なお、市川三郷町は昔から和紙の産地。HPによると全国の障子紙の40%のシェアがあるとか。
そんな関係から「書道のまちづくり」をおこなっていて書道の神様みたいな王義之にちなんだ公園を整備したようです。これもちょっと赤面ものですが。
それよりも市川大門は歌舞伎の「市川家」発祥の地というほうがなるほど、と思われるのではないでしょうか。
「えびナントカ」さんなどが訪れることもあるとか。
ともあれ、山梨は登る山には事欠きません。
私もこんなに手軽にいろいろな山に行けるということをつくづく幸せに感じております。
山梨にいらっしゃる間に存分に山をお楽しみ下さい。
pasocomさま
コメントありがとうございます。
3年前から次男と始めた登山ですが、甲府に単身赴任で来ているので、土日のどちらかに仕事が入ったときはこんな感じで山梨県の山に登っています。
甲府盆地からは、甲斐駒・鳳凰三山や北岳等白根三山(角度によって)、八ヶ岳、金峰山(これも角度によって)、富士山が当たり前のように見えるので最高ですね。
今回は蛾ヶ岳だけにしようかと思ったのですが、市川三郷町HPに精進湖までの地図が掲載されていたので、チャレンジしてみました。
富士山は全く見えませんでしたが、それなりに楽しめた山行でした。本当はパノラマ台まで行こうと思ったのですが、パノラマが全く期待できないので精進峠から下山してしまいました。
碑林公園、いきなり兵馬俑に出会ってしまいびっくりしました。
市川大門は花火でも有名なところですよね。昨年は南部の火祭りを見てきましたので、今年は是非大輪の打ち上げ花火を鑑賞したいと思っています。
こんな感じで親子登山か甲府周辺単独登山をしておりますので、お暇なときに覗いてみてくださいませ。
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