高妻/乙妻
- GPS
- 20:11
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,593m
- 下り
- 2,580m
コースタイム
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 10:50
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 9:15
*滑走中の写真は後日足す予定
天候 | 2日:雪のち晴れ 3日:快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・高妻沢の下部は埋まり切ってない箇所がいくつか。滝の露出が三か所。シールで高巻きする必要があります。 ・高妻沢出合い付近の沢はまだ一部が露出しており、水が汲めました。 |
その他周辺情報 | 神告げ温泉 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
|
---|---|
共同装備 |
テント
|
感想
念願の高妻/乙妻スキー。普通は2週連続で山に行ったりはしないのだが、天気予報を見ていたら衝動を抑えられなかった。天気も景色も最高でした。先週ほどの激パウではないにしても、滑りも楽しかった。唯一の反省は高妻沢の埋まらなさ具合を舐めていたことか。シールでの高巻きで突破できたが、まだしばらく沢底は埋まらなそう。
(以下長文)
まだ雪の舞う大橋を出発。サイト地の高妻沢出合いにつく頃には上空は晴れだしていた。中妻山までは先行のスプリットボーダーのトレースを使わせていただく。上から気持ちよさそうに滑ってくるスキーヤー。早くあれになりたい。途中で相方のビンディングにトラブルがあったりしたものの無事修理して乙妻山頂へ。今までずっと雲をかぶっていた妙高方面も晴れて、素晴らしい景色。北東面の滑りは少々重めのパウ+ウインドパック。雪質が目まぐるしく変わるのでなかなか大変。距離も長くて滑りごたえがあった。夜はとても寒く、テント内どころかシュラフカバー内にまで結露が発生した。
翌3日。午後から崩れる予報なので急ぎ目のペースで登る。登路の尾根1826pは南から巻こうとしたが、叩かれて固かった。面倒だがいったん登って下る。2053pで弥勒尾根に合流するとスキーとスノーシューのトレースあり。途中で上からスキーヤーが一人。朝に大橋を出たというからすごいペースだ。山頂からは360度の大展望。白馬や鹿島槍、槍などよく見える。徐々に雲が北アを覆いだしたのでさっさと撤収。最初の急斜面がなかなか難儀だが、そこさえこなせばご褒美斜面。気持ちよく小尾根の末端付近まで滑る。そこから先は沢中の通過。はじめのうちはよかったが、途中の滝が埋まり切っておらず、下るのに難儀。先頭は何とか左岸側を巻いて通過したが、雪がもろかったようで、二人目が下るときに足元に穴が。幸い浅い(1.5mほど)穴で、水も枯れていたので大事にはいたなかったが、かなり肝を冷やした。その下も断続的に沢底が見えている。途中であきらめてシールを付け、左岸側を高巻き。最後は石垣のような岩壁の下を通過して脱出。一気に緊張が解ける。テントに戻り、一服して気を落ち着けたところで撤収、出発。気が抜けてだらだらと佐渡山コルに登り返す。このころには小雪も少し舞い始めていた。高速状態の林道を滑って車へ帰着。充実感のある週末だった。
コメント
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popoichiさん、komonomonoさん、はじめまして。
2/2(土)に梯子尾根から乙妻山登頂し北東斜面を滑走したhareharawaiです。
お二人の記録を見させて頂き、本当に驚きました!
2/2(土)は自分達と同コース、梯子尾根下の氷沢川の台地に幕営。
翌2/3(日)に氷沢川から弥勒尾根の2053mから派生している北東尾根を登り、弥勒尾根経由で高妻山に登頂、そこからはあの急峻な高妻沢を滑走、SBが薄く完全に埋まりきっていない沢をどうにか通過し、テント撤収して無事帰還、凄いです。お二人のフォトからビンディングはマーカー Baron、チロリア ambitionのようですので、きっと重量もあり、しかもテント装備で氷沢川の河岸まで入っているので、かなりたくましいお二人かと想像できます。とにかく、高妻沢に落ちなくて本当に良かったですね!
ああいったやばい箇所を通過する際には相棒が欠かせないですね!自分も若かりし頃はソロが多かったのですが、最近は相棒を伴って山行を行うことが増え、安心してBCを楽しんでいます。今後も安全に楽しい山行をお楽しみください。
hareharawaiより
hareharawai様
はじめまして、komonomonoです。2日の乙妻稜線にあったトレースはhareharawaiさんパーティーのものだったのですね。ありがたくラッセル泥棒させていただきました(汗)。写真だけでビンディングの名前をピタリと当ててしまえるあたり、かなりの玄人なのだろうなと驚きました。
正直、高妻沢下部はかなり肝を冷やしました。相方の有難みですね。
どこかでお会いする機会があれば、その時はどうぞよろしくお願いします。お互いよく気をつけて山を楽しみましょう。
komonomono
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