冬の那須岳

2019年02月11日(月) [日帰り]

• GPS: 05:04
• 距離: 9.8km
• 登り: 691m
• 下り: 679m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:29
• 休憩: 1:34
• 合計: 5:03

距離 9.8km 登り 691m 下り 688m

7:13 大丸駐車場
7:31 7:38 那須ロープウェイ山麓駅
7:47 峠の茶屋駐車場
7:53 7:57 登山指導所・登山ポスト
8:16 8:20 中の茶屋跡
8:47 9:05 峰の茶屋跡避難小屋
9:08 硫黄鉱山跡
9:33 9:34 お釜口
9:36 山頂口
9:45 10:07 那須岳
10:20 お釜口
10:36 10:37 硫黄鉱山跡
10:40 11:09 峰の茶屋跡避難小屋
11:26 中の茶屋跡
11:40 11:44 登山指導所・登山ポスト
11:50 11:52 峠の茶屋駐車場
11:58 12:00 那須ロープウェイ山麓駅
12:16 大丸駐車場

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

朝4時に東京を出て、東北自動車道経由で大丸温泉まで。ついたのは7時くらいだったので駐車場はまだまだ空いていました。でも下山した時はほぼ満車だったので、早めに言った方が良いかもしれません。
道中うっすら雪が積もっていましたが、道も広いし特に危険なところはありません。

コース状況／危険箇所等

公衆トイレの入り口に登山ポストあり。基本的には登りやすい道ですが、避難小屋手前で積雪の斜面をトラバースするところ、山頂お鉢手前の急斜面、は少し高度感があります。
登り始めからずっと12本爪アイゼン。帰りは避難小屋からつぼ足で。山頂でもアイゼンしていない人も見かけましたが、それでもなんとかなりそうなレベル。ただ、避難小屋直前のあたりは凍っていたので、何かしらあったほうが良いです。

その他周辺情報

小鹿の湯が良さそうだったけど、最寄りの大丸温泉へ。川がそのまま温泉になったような混浴露天風呂でしたが、お湯は割とマイルド。

写真

2/11 7:00

出発地点。7時には数台しか車もありません

2/11 7:00

山の方を見るとロープウェイの架線が見えます

2/11 7:18

煙草屋旅館のある三斗小屋温泉にも抜けられます

2/11 7:38

夏はロープウェイで大幅ショートカットができるので気軽に登れる茶臼岳

2/11 7:48

峠の茶屋。夏はここまで車で来られます。自販機があったり文明感があります

2/11 7:50

奥が朝日岳。右側のが鬼面山かな。

2/11 7:56

雪に埋もれた鳥居。ここから登山がスタート

2/11 7:57

雪に埋もれた橋

2/11 8:13

雪原に動物の足跡が

2/11 8:16

茶臼岳山頂方面。ゴツゴツとした山体

2/11 8:18

避難小屋が見えてきました。この辺りから一気に風が出てきます。でも耐えられないほどではない。

2/11 8:18

振り返ると那須の街

2/11 8:26

朝日岳を正面に捉えました

2/11 8:41

剣ヶ峰。この季節はトラバースせずに稜線を超えていくルート

2/11 8:46

強風が生み出す芸術。シュカブラ

2/11 8:46

避難小屋が間近に。

2/11 8:46

シュカブラII

2/11 8:47

振り返ると谷

2/11 8:49

避難小屋

2/11 8:50

営業はしていませんが、冬でも利用できるようになっています。ただしトイレもないし宿泊は禁止。みんな覗いていました。

2/11 8:49

山頂方面

2/11 8:57

太陽に照らされる硬質な斜面

2/11 9:09

ここから山頂へ向かいます。そこまで風も強くないので歩きやすい。

2/11 9:10

振り返ると避難小屋があっという間に遠くへ

2/11 9:22

雪と岩が織りなす景色。雪がそれなりについているので思いの外歩きやすい。

2/11 9:30

青空に突き出る岩

2/11 9:40

三角点

2/11 9:49

山頂の鳥居

2/11 9:53

山頂標識。左奥に見えるのがたぶん南月山

2/11 10:00

祠

2/11 10:02

那須の山々

2/11 10:02

噴煙が上る

2/11 10:11

お鉢をぐるり一周します。反対周りでやってくる人とすれ違いました。

2/11 10:12

振り返ると山頂の祠が

2/11 10:14

再び朝日岳

2/11 10:14

避難小屋の赤い屋根が可愛い。奥には三本槍岳が。

2/11 10:18

最後にもう一度お鉢

2/11 12:17

下りはあっという間。駐車場はほぼ満車でした。

撮影機器：

NEX-7 SONY

感想

okawari-kun

白河のダルマ市に合わせて東北へ。あんまり混むと嫌なので、三連休の最終日からの山行。都心を朝の4時に出てついたのが7時。遠いといえば遠いけど、東北道は走りやすかったし3時間で着くと思うと無理な距離ではない印象です。

スノボでは何度かきたことがありますが、登山では初めての東北。まずは百名山の那須岳へ（ギリギリ北関東）。天気も良かったし、茶臼岳と朝日岳に登ろうと思っていましたが、のんびり歩いて登っていたらちょっと微妙な時間になったのと、昼頃から雲も出てきたので、朝日岳は次の機会にして、避難小屋前でのんびりご飯を食べ、ダルマを買いに下山することに。

道中の1/3は夏は車で入れるところなのでのんびりお散歩気分。そこから峠の茶屋跡避難小屋が見えるところまでは樹林帯の雪を歩き、そして、その先は噂通りの風の中、露岩の山行。ということでいろんな表情が楽しめる山行でした。蓼科山に登った時の晴天とは比べられないけれど、風も割とマイルドだったし雪山登山初級編としては良い経験になりました。

山頂からの景色は、今まで登った八ヶ岳やアルプスの壁のような山脈とは異なり、雪で白くなった山々が延々と連なっていて、これが東北か、と思うような眺めでした。

そして、今回は、iPhoneに代わって戸棚の奥に眠っていたSONY α NEX-7を持って行きました。グローブをしながらiPhone操作はきついけど、わざわざカメラ買うほどではないなと思って、ふと8年前に買ったミラーレス一眼のことを思い出しました。ファインダーも小さいしLEDは暗いので、iPhoneより撮影時の画がわかりにくかったけれど、実際撮った写真を見ると古いモデルとはいえさすがちゃんとしたカメラだけあって深みのある絵に。記録や記憶よりも体験、と思うけれど、こうして情報として残せるのはやっぱりいいなと。