《過去レコ》紅葉の始まりと念願の朝日小屋【白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳（蓮華温泉周回）】

2017年09月29日(金) ~ 2017年10月01日(日)

• GPS: 56:00
• 距離: 33.1km
• 登り: 2,900m
• 下り: 2,913m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:14
• 休憩: 1:10
• 合計: 7:24

7:45 蓮華温泉
9:39 9:44 天狗ノ庭
10:47 11:30 白馬大池山荘
12:17 12:18 船越ノ頭
13:13 13:19 小蓮華山
14:00 14:10 三国境
14:55 15:00 白馬岳
15:09 白馬山荘

2日目

• 山行: 7:04
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:56

5:20 白馬山荘
5:30 6:00 白馬岳
6:34 三国境
7:06 鉱山道分岐
7:59 8:10 雪倉岳避難小屋
8:48 8:54 雪倉岳
11:15 11:20 小桜ヶ原
11:52 水平道分岐
13:16 朝日小屋

3日目

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:58
• 合計: 6:43

5:57 朝日小屋
6:48 7:00 朝日岳
7:22 7:28 吹上のコル
9:18 9:24 五輪高原
10:19 10:41 白高地沢橋
11:23 瀬戸川橋
11:53 12:05 兵馬の平
12:40 蓮華温泉

天候

1日目　曇一時雨のち晴れ
2日目　晴れ
3日目　晴れのち薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蓮華温泉駐車場

コース状況／危険箇所等

1日あたりの歩行時間の長いロングコース。コースタイムと現在地を計算しながら歩くことが必要。

その他周辺情報

下山後の温泉：蓮華温泉

写真

9/29 7:50

蓮華温泉ロッジの横を通って3日間の山旅のスタート

9/29 7:52

今日は白馬大池を経て白馬岳へ

9/29 8:13

早くも色づいた山腹
しかしこの後雨が降ってきてテンションが下がり気味

9/29 9:33

雨が上がると虹が出現

9/29 10:04

葉を落としたダケカンバの幹にも光が射してきた

9/29 10:11

小蓮華山が近くなってきた
思ったより斜面が色づいていてこの先の期待が高まる

9/29 10:47

広くなだらかなところに出ると白馬大池山荘
ここで大休止
一面のチングルマの紅葉

9/29 11:18

白馬大池のナナカマドもだいぶ色づいてる

9/29 11:40

小蓮華山へ向けて雷鳥坂の稜線歩き

9/29 12:01

緑、黄、赤の混在した斜面

9/29 12:08

栂池自然園が箱庭のよう

9/29 12:11

ダケカンバの幹と黄葉のコントラスト

9/29 12:17

船越ノ頭に到着

9/29 12:18

目の前には大きく迫った小蓮華山

9/29 13:05

振り返ると白馬大池の青い湖面

9/29 13:13

小蓮華山山頂
鉄剣が目印

9/29 13:19

白馬岳へと続く稜線

9/29 13:19

北側には明日向かう雪倉岳

9/29 14:01

長野、新潟、富山の県境　三国境
今日はここから白馬岳へ
明日はここまで戻ってきて雪倉岳へ

9/29 14:08

雪倉岳とその奥に朝日岳

9/29 14:15

白馬岳へ本日最後の頑張りどころ

9/29 14:25

振り返って小蓮華山から歩いてきた美しい稜線

9/29 14:41

馬の背を白馬岳へ
特徴的な山頂が見えてきました

9/29 14:48

山頂まであと少し

9/29 14:57

白馬岳山頂
夏は多くの賑わいを見せた山も、9月下旬でほとんど人がいない

9/29 15:09

少し下って本日の宿　白馬山荘
日本一の大きな小屋も、宿泊者少なめ

9/30 5:33

【2日目】
日の出前に山頂へ
空が赤く染まる

9/30 5:33

遠く富士山もくっきり

9/30 5:41

ご来光
雲が多くてすぐに隠れてしまった

9/30 5:57

剱岳が赤く輝く

9/30 5:58

後立山の山並みも目覚めの時
白馬鑓、鹿島槍、槍ヶ岳の3ヤリそろい踏み

9/30 6:00

白馬岳山頂を後に雪倉岳、朝日岳へと出発

9/30 6:03

雲の切れ間から光芒射す

9/30 6:06

今日これから目指す雪倉岳、朝日岳

9/30 6:44

三国境からは広くなだらかな稜線歩き

9/30 6:47

白馬岳方面を振り返る

9/30 7:06

鉱山道分岐
鉱山道の紅葉も素晴らしいそうなので、いつか歩いてみたい

9/30 7:08

雪倉岳って名前、素敵です

9/30 7:12

手前の鉢ケ岳は登らずに山腹をトラバース

9/30 7:40

山影から日が当たり輝く木々

9/30 7:46

夏は高山植物が素晴らしそうなところです

9/30 7:54

目の前に雪倉岳

9/30 7:59

その前に避難小屋前で小休止

9/30 8:16

白馬岳から歩いてきた稜線
素敵すぎです

9/30 8:39

もう少しで山頂

9/30 8:48

雪倉岳山頂

9/30 8:49

妙高山、火打山方面の北信の山々が近い

9/30 8:51

白馬岳（左）から伸びる長大な清水尾根

9/30 9:01

雪倉岳からの下り
正面に朝日岳

9/30 9:34

ハートの形の雪倉池

9/30 9:41

こんな時期まで雪渓が残っている
さすが有数の豪雪地帯の山

9/30 9:50

存在感のある朝日岳

9/30 10:56

素晴らしすぎて言葉がでない

9/30 11:02

北側から見た雪倉岳は全く別の雰囲気

9/30 11:08

このあたりからはずっと紅葉が見頃

9/30 11:22

色彩のコントラストが見事

9/30 11:24

小桜ケ原から朝日岳

9/30 11:38

斜面も彩に溢れている

9/30 12:04

水平道を通って朝日小屋へ

9/30 12:30

紅葉の中の木道を進む

9/30 12:33

木道の続く水平道と雪倉岳

9/30 12:47

ちょっとした鎖場のトラバース

9/30 12:58

朝日小屋の三角屋根が見えてきた

9/30 13:14

朝日平から今日歩いてきた白馬岳、雪倉岳

9/30 13:16

朝日小屋
お世話になります

9/30 13:17

テント場も広々として気持ちよさそう

9/30 13:53

時間が早いので往復1時間30分ほどの朝日岳山頂まで行ってきます

9/30 14:22

朝日岳山頂

9/30 14:28

この方角からの白馬岳は新鮮です
トンガリ旭岳が目立ちます

9/30 15:06

振り返って朝日岳
明日またあそこを登ります

9/30 15:09

小屋近くからこの眺め
しばらくボーッとして過ごします

9/30 16:41

お待ちかねの夕食
食前酒の赤ワインに富山の名物ホタルイカの沖漬け（自家製だそう）、昆布〆、おでんに銘菓「栂海新道」など、山小屋とは思えないクオリティーと愛にあふれた食事
うつわが陶器というだけでも感動

10/1 5:57

【3日目】
今日も天気に恵まれそう

10/1 5:58

小屋の従業員たちに見送られ朝日小屋を後にします
評判通りの素晴らしい小屋でした

10/1 6:03

今日も剱岳のモルゲンロート

10/1 6:04

冷え込んだ朝、池には薄氷

10/1 6:17

もう少しで朝日が届きそうな朝日小屋

10/1 6:47

北アルプスの最北部にある朝日岳
眼下には日本海

10/1 6:51

展望の山頂部
剱岳と毛勝三山

10/1 6:49

珍しく山頂で記念撮影

10/1 7:00

五輪尾根へと下っていきます

10/1 7:04

すっかり穂になったチングルマの紅葉とこの時期でも見られる残雪

10/1 7:10

こちらも気持ちの良い広々とした尾根

10/1 7:23

栂海新道との分岐の吹上のコル
栂海新道も憧れの登山道です

10/1 7:30

五輪尾根も色付きが進んでいます

10/1 7:38

緩やかな下山道ですが、水が豊富に流れていて、ぬかるみで歩きにくいところも結構あります

10/1 7:45

鮮やかなナナカマド

10/1 8:02

素晴らしすぎる…

10/1 8:18

このあたりも紅葉が見頃

10/1 8:26

彩りの朝日岳斜面

10/1 8:51

紅葉と湿原の眺めが素晴らしい

10/1 8:52

秋の花ミヤママツムシソウもちらほら

10/1 9:19

花園三角点
夏の高山植物の時期にも来てみたい

10/1 9:23

五輪高原で広々とした稜線の眺めも見納め

10/1 9:58

樹林帯のカモシカ坂で一気に高度を下げます
登山道脇に咲くダイモンジソウ

10/1 10:41

カモシカ坂を下りきって、白高地沢橋手前の広場で休憩

10/1 10:15

朝日小屋の「ますの寿司」と「くるみとしいたけ・かんぴょうの甘露煮の寿司

10/1 10:43

長い橋で白高地沢を渡る

10/1 11:23

さらに樹林帯を下り、瀬戸川を渡る

10/1 11:24

谷深いところを通っていきます

10/1 11:53

兵馬の平に出ました

10/1 11:54

朝日岳もすっかり遠くなりました

10/1 12:07

もうすぐこの楽しかった縦走も終わりと思うと寂しい

10/1 12:27

樹林帯の中でツタウルシの赤が目立つ

10/1 12:33

蓮華温泉が見えてきました

10/1 12:40

蓮華温泉ロッジに無事到着
お疲れ様でした

10/1 13:54

せっかくなので蓮華温泉の野天風呂「仙気ノ湯」へ
歩いてきた山を眺めながらの露天風呂は最高です

撮影機器：

Canon PowerShot S120 Canon

PENTAX K-3 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

SO-02J Sony

感想

ken_poplar

新型コロナの拡大に伴う緊急事態宣言の外出自粛の影響でしばらく山にいけない日々が続きそう。
本格的に山に登り出してからからヤマレコ開始までが遅かった私は、ヤマレコに掲載していない記録もいっぱい。いつかはまとめたいと思ってはいたけれど、現在進行形のレコのアップで精一杯だったので、ちょうど良い機会。ヤマレコのキャンペーンに乗っかって、順不同になりますが思い出深い山行の記録をまとめていきたいと思います。何本アップできるかは、緊急事態宣言がいつまで続くか次第ですが、早く山に行けるようになって欲しいですね。

2017年9月末、紅葉の始まった白馬岳から朝日岳を蓮華温泉を起点に3日間の縦走をしてきました。
登り始め、晴れ予報にもかかわらず雨が降ってきて、テンションが下がってやっぱりやめようかとまで考えたスタートでしたが、白馬大池以降は色付き始めた紅葉と回復した青空に、終始テンションが上がりっぱなしでした。
蓮華温泉〜白馬大池と五輪高原〜蓮華温泉は樹林帯ですが、それ以外は自分好みのたおやかな稜線歩きが終始続き、展望も素晴らしくて、ちょうど紅葉の時期ともあって本当に最高の山行でした。
もともと人の少ない朝日岳周辺ですが、白馬の花のシーズンは終わり、紅葉にはちょっと早いかなくらいの時期だったため、人も少なくて（かといって寂しくなるほど人と会わなくもなく）、それもまた良かったです。
そしておもてなしで評判の朝日小屋。玄関を入ると名物小屋番の清水さんが笑顔で迎えてくれました。完全予約制の小屋のため布団も一人1枚確保され、落ち着いて過ごすことができました。夕食は期待以上！清水さんの「せっかくこの場での出会いなので」という赤ワインによる乾杯に始まり、地元富山の名物料理の数々のすばらしいおもてなし料理でした。

紅葉も素晴らしかったコースですが、お花畑も魅力的なコースなので、次は花の時期も歩いてみたいところ。紅葉の時期もとても良かったので、次は鉱山道にも足を伸ばしてみたいです。もちろん朝日小屋にもまた泊まりたいです。