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Yamareco

記録ID: 1736155
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東北

津軽海峡冬景色山行 津軽半島最高峰 平舘山地 丸屋形岳

2019年02月21日(木) ~ 2019年02月22日(金)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
15.1km
登り
1,006m
下り
1,008m

コースタイム

1日目
山行
8:02
休憩
0:05
合計
8:07
7:50
450
奥津軽いまべつ駅(津軽二股駅)
15:20
15:25
32
15:57
木無岳と丸屋形岳の鞍部
2日目
山行
7:35
休憩
1:00
合計
8:35
5:30
60
木無岳と丸屋形岳の鞍部
6:30
6:50
20
7:10
7:45
0
木無岳と丸屋形岳の鞍部
6:15
6:20
375
12:35
奥津軽いまべつ駅(津軽二股駅)
天候 21日:雨のち晴れ
22日:快晴
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
440mピークから523mピークまでは鋭いナイフリッジと急峻なピナクルの連続。稜線上は通行困難。
津軽二股駅に併設されてある道の駅から歩き始める。隣には北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅がある。
2019年02月21日 07:42撮影 by  iPhone 6s, Apple
2/21 7:42
津軽二股駅に併設されてある道の駅から歩き始める。隣には北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅がある。
林道入り口に着く

奥津軽いまべつ駅がみえる
2019年02月21日 08:09撮影 by  iPhone 6s, Apple
2/21 8:09
林道入り口に着く

奥津軽いまべつ駅がみえる
2019年02月21日 09:04撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
2/21 9:04
天気が回復してきた
2019年02月21日 11:25撮影 by  iPhone 6s, Apple
2/21 11:25
天気が回復してきた
想像もしていなかった

急峻なナイフリッジとピナクルが連続しており、かなり悪い巻き道を行く。ここで大きく時間をロスする。
2019年02月21日 13:00撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
2/21 13:00
想像もしていなかった

急峻なナイフリッジとピナクルが連続しており、かなり悪い巻き道を行く。ここで大きく時間をロスする。
やっと過激な稜線が落ち着いたところ
2019年02月21日 14:25撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
2/21 14:25
やっと過激な稜線が落ち着いたところ
2019年02月21日 14:49撮影 by  iPhone 6s, Apple
2/21 14:49
2019年02月21日 15:00撮影 by  iPhone 6s, Apple
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2/21 15:00
木無岳の直下
2019年02月21日 15:10撮影 by  iPhone 6s, Apple
2/21 15:10
木無岳の直下
カメラマンです
2019年02月21日 15:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
2/21 15:11
カメラマンです
2019年02月21日 15:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
2/21 15:11
三厩の街が見えます
2019年02月21日 15:13撮影 by  iPhone 6s, Apple
2/21 15:13
三厩の街が見えます
木無岳山頂
2019年02月21日 15:20撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
2/21 15:20
木無岳山頂
想像以上に良い眺望のピークでした。
2019年02月21日 15:24撮影 by  iPhone 6s, Apple
3
2/21 15:24
想像以上に良い眺望のピークでした。
半イグルー内部
2019年02月21日 17:58撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
2/21 17:58
半イグルー内部
キムチ鍋を作ります
2019年02月21日 18:23撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
2/21 18:23
キムチ鍋を作ります
次の日です

津軽半島最高峰の丸屋形岳の山頂に着きました
2019年02月22日 06:31撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
2/22 6:31
次の日です

津軽半島最高峰の丸屋形岳の山頂に着きました
ご来光を見ることができました。

陸奥湾の向こうから日が昇ってきます。
2019年02月22日 06:34撮影 by  iPhone 6s, Apple
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2/22 6:34
ご来光を見ることができました。

陸奥湾の向こうから日が昇ってきます。
2019年02月22日 06:48撮影 by  iPhone 6s, Apple
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2/22 6:48
帰り道

木無岳の直下
2019年02月22日 08:13撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
2/22 8:13
帰り道

木無岳の直下
やっと降りてきました。
2019年02月22日 12:20撮影 by  iPhone 6s, Apple
2/22 12:20
やっと降りてきました。
おつかれ様でした
2019年02月22日 12:35撮影 by  iPhone 6s, Apple
2/22 12:35
おつかれ様でした
撮影機器:

感想

青森県は岩木山、八甲田、白神が全国的に有名な山域である。もちろんそれに比例して入山者も多い。ところが、津軽半島の山は全国的には無名であり、地元でも入山者数が少ない山域であることは確かだ。しかし、地元だからこそ、このようなマイナーな山域に入りやすいし、新しい発見をするかもしれない。そう考えてこの計画を立案した。今回登った丸屋形岳は津軽半島の最高峰である。最高峰とは言っても、丸屋形岳が最高峰であることはほとんど知られていないし、山名さえもあまり知られていない。だが、この山は実に興味深い山だと個人的に思う。この山は堂々たる山容の割には、下界からその姿を見ることはできない。奥深いところにあり、山中に入らなければ姿さえも見ることができない神秘的な山である。このことに興味をそそられ、津軽海峡冬景色山行と名付けて、実際に行ってみた。

2/21
弘前駅から鉄道を乗り継いで、JR津軽線の津軽二股駅で下車し、歩き始める。隣には北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅がある。新幹線の駅から歩き始めるのはなんとも不思議な感覚だ。奥津軽いまべつ駅の脇に伸びる林道に入る。最初は歩きやすいが、林道から分かれて尾根に入る辺りから藪が出始める。が、まだスキーでも登れる範囲なのでマシだと思う。最初は順調に歩を進めることができた。楽勝と思った矢先、難所が立ちはだかる。標高440m付近で目の前に大きな岩が出てきた。仕方がないので巻いて尾根に出ると、とんでもない光景が目に入ってきた。なんとその先は鋭い雪のナイフリッジと峻険なピナクルが連続する、人を寄せ付けない尾根だっだたのだ。昨年度の春合宿で行った白馬岳主稜を彷彿とさせた。稜線上は危険なので巻くことにする。ところが巻道と稜線への復帰が困難だった。急峻な雪の斜面は蟻地獄さながらであり、2時間の苦闘の末、ようやく難所を突破できた。その後は穏やかな稜線が続き、木無岳に到達した。この山は陸奥湾や津軽海峡の眺望が素晴らしい。展望を眺めた後、木無岳と丸屋形岳の鞍部に降り、ここをC-1とした。最初はイグルーを作るつもりだったが、予想外に遅れを生じたため、半イグルーとした。

2/22
この日は丸屋形岳山頂でご来光を見るために、夜明け前にC-1を出発した。丸屋形岳へは20度程度の傾斜の斜面で、まあまあ歩きやすかった。山頂は360度の大展望だった。とてもマイナーな山とは思えない。マイナーな山だからこそ、このような発見に出会えたことが嬉しいことこの上ない。ご来光も見ることができて満足した。帰りは来た道を戻る。スキー組はうるさい木立や細かい地形などで苦戦した。丸屋形岳や木無岳の斜面はそこそこの滑走を楽しめたが、それ以外はスキーが邪魔に感じてしまった。12:30頃に奥津軽いまべつ駅に着く。

今回登頂した丸屋形岳・木無岳は知名度的には無名だが、それにそぐわないほど、展望の良い山だった。無雪期はわからないが、少なくとも積雪期は素晴らしい山だと思う。是非ともおすすめしたい。こういったマイナーな山を登る計画も実に面白い、そう感じた山行だった。

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