大菩薩嶺



- GPS
- 09:00
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,262m
- 下り
- 1,259m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 8:59
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
丸川峠から大菩薩嶺、大菩薩峠から熊沢山(大菩薩峠と石丸峠の間のピーク)までは登山道が凍結しているので、チェーンスパイクや軽アイゼンがあると安心。 |
写真
感想
2018年の3月末頃以来、約1年ぶり2回目の大菩薩嶺。去年は雪が多かったのか、3月末でも一面雪景色だったが、今年はかなり雪が少なかったとみられ、ほぼ雪は無し。
今回は去年とは逆周回で丸川峠方面から登り、下りは大菩薩峠からではなく石丸峠まで行き上日川峠経由で丸川峠分岐駐車場まで戻る。
スタートからしばらく林道を歩き、その後登山道に入り尾根に上がる。尾根に上がってからは丸川峠まで結構な急登。いきなり踏ん張り所。
丸川峠は平坦な草原で、富士山の眺めが良好。丸川荘はそのうち寄ってコーヒーでも飲んでみたい。
丸川峠からは登山道が凍結していた。チェーンスパイクの装着を面倒臭がり頑張ってみたが、歩みが遅くなるのと、やはり安全第一ということでチェーンスパイクを装着。快適~。
大菩薩嶺山頂は森の中で展望なし。雪が少し残っていた。
山頂から少し下り、唐松尾根との分岐がある雷岩に出ると一気に展望が開ける。富士山、甲府盆地、南アルプス一望。盆地や低い山など、
下の方は若干霞んでいるが、それがまた水墨画のようでスッキリクッキリより味がある。空のすじ雲も青空に表情を持たせ、引き立たせている。
開けた気持ちのいい稜線を歩き、標高2000mの標識がある神部岩付近からは、富士山~南アルプス全容に加え、乗鞍岳と南八ヶ岳も望める大パノラマ。昼食場所にはもってこい。
広々とした賽ノ河原を通り、親不知ノ頭に登ると賽ノ河原と綺麗な稜線を一望できる。大パノラマの展望も良いが、稜線も素晴らしい。
介山荘がある大菩薩峠からは奥多摩側も眺められ、雲取山などが見えた。介山荘は営業していなかったが、トイレは冬季も利用できるのでありがたい。
大菩薩峠からは熊沢山へ登り返し、石丸峠へ向かう。熊沢山の登りは登山道が凍結していたが、凍っていない大きな石や木の根を伝い、チェーンスパイクは履かなかった。
熊沢山からの下りは日当たりの良い笹原で、開けていて気持ちいいが、登山道が泥でぐちゃぐちゃだったので、登山道ではないがスキーのゲレンデのような笹原の急坂を石丸峠まで駆け降りた。
石丸峠からは上日川峠へ向かう。しばらくは笹原で、登山道は泥でぐちゃぐちゃ。でも、登山道を外れると鹿の糞だらけ・・・。途中、崩落地を高巻きし、唐松の樹林帯に入りしばらくは緩く下っていく。その後急坂となり、車道にぶつかる。
少し車道を歩き、再び登山道に入ると高低差約150mほどの急降下をして再び車道にぶつかる。夏場はここまでバスが通るが、今の時期は通行止め。
再度登山道に入り、いくつか沢を徒渉しながら平坦な道を進むとロッヂ長兵衛がある上日川峠に着く。こちらも冬でもトイレが利用できるのでありがたい。
上日川峠からはボブスレーのコースのように大きく抉れた登山道を通り、丸川峠分岐駐車場へ戻った。
晴天に恵まれ、去年に続き今回も大パノラマを楽しめた。石丸峠の笹原は気持ちいいけど、石丸峠から下がちょっと退屈なので、まあわざわざ通らなくてもいいかな。時間に余裕があればいいけど。ただ、登山者は少ないので静かな山行がしたい人にはオススメ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する