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Yamareco

記録ID: 1753451
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
飯豊山

頼母木山 暴風で撤退 西俣尾根より

2019年03月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
ricefieldspk その他2人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:40
距離
14.2km
登り
1,484m
下り
1,487m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:26
休憩
0:15
合計
9:41
距離 14.2km 登り 1,484m 下り 1,492m
6:19
145
8:44
8:47
177
11:44
11:55
131
P1675撤退地点
14:06
14:07
111
15:58
2
16:00
ゴール地点
天候 晴れ、山頂付近は暴風
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
梅花皮荘
コース状況/
危険箇所等
登山口取付から十文字池あたりまでのルートは、各所で雪割れ。足の置き場がない。その後も大ドミあたりまで隠れクラック要注意。頼母木山直下の登りは、標高を上げるにつれ、すさまじい暴風。
その他周辺情報 梅花皮荘 日帰り入浴500円。また利用させていただきました。
絶好の好天。梅花皮荘からスタート。
2019年03月09日 06:20撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 6:20
絶好の好天。梅花皮荘からスタート。
輝く飯豊連峰。気分も昂る。
2019年03月09日 06:22撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 6:22
輝く飯豊連峰。気分も昂る。
西俣尾根への取付き。
2019年03月09日 06:55撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 6:55
西俣尾根への取付き。
雪割れで足場が悪くルートファインディングに難渋しながらも難所を突破。先行者のトレースを頼りにしばし快適な稜線歩き。
2019年03月09日 07:57撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 7:57
雪割れで足場が悪くルートファインディングに難渋しながらも難所を突破。先行者のトレースを頼りにしばし快適な稜線歩き。
2019年03月09日 07:58撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 7:58
西俣峰が見えてきた。
2019年03月09日 08:08撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 8:08
西俣峰が見えてきた。
2019年03月09日 08:08撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 8:08
2019年03月09日 08:13撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 8:13
先行者に追いつき、ここからはノートレース。スノーシューで20僂曚廟る。
2019年03月09日 08:27撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 8:27
先行者に追いつき、ここからはノートレース。スノーシューで20僂曚廟る。
西俣峰から望む主稜線。
2019年03月09日 08:46撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 8:46
西俣峰から望む主稜線。
エブリ差岳と鉾立峰。近くに見えるけど遠い。
2019年03月09日 08:46撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 8:46
エブリ差岳と鉾立峰。近くに見えるけど遠い。
主稜線は雪煙が舞っている。
2019年03月09日 08:47撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 8:47
主稜線は雪煙が舞っている。
風紋でクラックが消されているが、ところどころ口を開けている。
2019年03月09日 08:49撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 8:49
風紋でクラックが消されているが、ところどころ口を開けている。
ラッセルが続く。
2019年03月09日 08:54撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 8:54
ラッセルが続く。
広大な雪原になってきた。
2019年03月09日 09:27撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 9:27
広大な雪原になってきた。
すこぶる天気は良いのだが風が気になる。
2019年03月09日 09:34撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 9:34
すこぶる天気は良いのだが風が気になる。
ここは無理でしょ。
2019年03月09日 10:10撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 10:10
ここは無理でしょ。
ぐるっと巻いて潜りながら道をつける。
2019年03月09日 10:10撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 10:10
ぐるっと巻いて潜りながら道をつける。
大ドミあたり。
2019年03月09日 10:24撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 10:24
大ドミあたり。
ますます風が強くなる。
2019年03月09日 10:50撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 10:50
ますます風が強くなる。
どこを行ったら良いかわからないが上を目指す。
2019年03月09日 10:50撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 10:50
どこを行ったら良いかわからないが上を目指す。
2019年03月09日 10:51撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 10:51
先に見えるピークが頼母木山と思われる。
2019年03月09日 10:58撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 10:58
先に見えるピークが頼母木山と思われる。
鮮やかな飛行機雲。まだ写真を撮る余裕がある。
2019年03月09日 10:58撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 10:58
鮮やかな飛行機雲。まだ写真を撮る余裕がある。
なかなか到達しそうで出来ない。ピークはさらに先にある。
2019年03月09日 11:07撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 11:07
なかなか到達しそうで出来ない。ピークはさらに先にある。
右手にエブリと鉾立。まだ余裕。
2019年03月09日 11:07撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 11:07
右手にエブリと鉾立。まだ余裕。
最後のピークハント。暴風をつきピークを目指したが、どうしても無理だった。無念の撤退・・・残念ながら写真は無い。
2019年03月09日 11:23撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 11:23
最後のピークハント。暴風をつきピークを目指したが、どうしても無理だった。無念の撤退・・・残念ながら写真は無い。
撤退後、ピークを振り返る。生きててよかった。
2019年03月09日 12:09撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 12:09
撤退後、ピークを振り返る。生きててよかった。
撤退後、落ち着いたところ。朝日連峰が鮮やか。
2019年03月09日 12:09撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 12:09
撤退後、落ち着いたところ。朝日連峰が鮮やか。
天気は最高なのだが、何故この暴風。
2019年03月09日 12:09撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 12:09
天気は最高なのだが、何故この暴風。
2019年03月09日 12:09撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 12:09
見晴らしは最高。
2019年03月09日 12:10撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 12:10
見晴らしは最高。
登りでは気付かなかった大ドミの標識。
2019年03月09日 13:01撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 13:01
登りでは気付かなかった大ドミの標識。
まだまだ風が強い。
2019年03月09日 13:23撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 13:23
まだまだ風が強い。
青空にエブリ差と鉾立がカッコ良すぎ。
2019年03月09日 13:23撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 13:23
青空にエブリ差と鉾立がカッコ良すぎ。
朝日を正面に広大な雪原。
2019年03月09日 13:24撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 13:24
朝日を正面に広大な雪原。
頼母木山を振り返る。テカテカの山肌と雪煙がすごい。
2019年03月09日 13:28撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 13:28
頼母木山を振り返る。テカテカの山肌と雪煙がすごい。
エブリ差と鉾立、見納め。
2019年03月09日 13:28撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 13:28
エブリ差と鉾立、見納め。
この角度もいいね。
2019年03月09日 13:43撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 13:43
この角度もいいね。
朝日連峰全部。
2019年03月09日 13:43撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 13:43
朝日連峰全部。
立派な雪庇。
2019年03月09日 14:01撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 14:01
立派な雪庇。
2019年03月09日 14:07撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 14:07
急降下を前に先輩2氏。
2019年03月09日 14:07撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/9 14:07
急降下を前に先輩2氏。
登るときに気が付かなかった十文字池。
2019年03月09日 14:43撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 14:43
登るときに気が付かなかった十文字池。
十文字池?
2019年03月09日 14:44撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 14:44
十文字池?
十文字池から下はズタズタの雪。
2019年03月09日 15:09撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 15:09
十文字池から下はズタズタの雪。
降りるのに必死で写真が撮れませんでした。
2019年03月09日 15:26撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 15:26
降りるのに必死で写真が撮れませんでした。
梅花皮荘に戻る。
2019年03月09日 16:01撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 16:01
梅花皮荘に戻る。
主稜線はいまだ雪煙が吹きすさぶ。
2019年03月09日 16:01撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/9 16:01
主稜線はいまだ雪煙が吹きすさぶ。

感想

 今回のハイクは、先週、osmさまチームが西俣尾根のレコを詳しくアップしてくれていたのでそれを参考にさせていただきました。ありがとうございます。P600ぐらいから上は、先週からは20僂らところによっては30僂阿蕕い凌契磴ありました。
 
 序盤から、スノーブリッジや雪割れで足場の悪い急登が連続し緊張する。朝だったのでまだ雪が締まっていたのが幸い。午後の下りは恐ろしいことになるのではと想像した。

 先行者二名に追いつき、更に西俣の峰手前でもう一人の先行者に追いつく。それ以降は、ラッセルで道をつけながらの登山だったのでペースも上がらず難渋した。

 大ドミを過ぎた後からは、次第に風が強くなる。下界は無風、上空は雲一つない青空なのに、何故か風が強い!それでもこのときはこの先の地獄は想像出来ず、主稜線に向かい一直線に登っていった。

 最後と思われる斜面に取り付いたあたりから状況は一変した。標高を上げるに連れ、雪煙を伴う暴風が吹き荒れる。3m先を行く隊長が停まった。しきりに下山の合図を出している。山頂は目の前だ、根性無いな、とそのときは思った。しかし、その3mを登ったら、もの凄い暴風。中腰でも立っていられない。隊長は一瞬のチャンスを捉え、立ち上がり下山した。一方のワタシは、チャンスを捉えられず、氷の雪面に突き刺したピッケルにしがみつき、うつ伏せになって暴風をやり過ごす。その場に10分ぐらいいただろうか、次第に寒さで体力が奪われ、体が動かなくなってきた。ヤバイと思った。立てないのでピッケルを差しながら、摺り這いで下山開始。それで3mぐらい下った。3m下りると、中腰で立てるようになった。あとは一気に駆け下った。紙一重だった・・・

 十文字池からの下りは午前から更に雪割れの崩壊が進んでいた。藪につかまりながらなんとか下山した。

 頼母木山のピークに立てず残念ではあるが、撤退の判断は正しかったと思う。厳しい飯豊の冬山を思い知らされた、収穫多き苦悶の雪山ハイクでした。

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コメント

お疲れ様でした
当日お会いした、おばちゃんです。
風さえ無ければ絶好の登山日和でしたが、自然には逆らえないですね。
痩せ尾根の雪が落ちた頃、またゆるゆると歩きに行こうかと思っています。
2019/3/12 17:28
Re: お疲れ様でした
hemuhanaさま、コメントありがとうございます。
そうですね、絶好の登山日和でした。上に行くまでは・・・
イチゲが咲く頃、届かなかったピークへたどり着けたらと思っています。
またどこかでお会いしたらよろしくお願いします。
2019/3/12 21:09
Re[2]: お疲れ様でした
イチゲの頃はここ数年毎年登っています。
例年は5月の最終週なのですが、今年のイチゲは早いかな?
2019/3/13 0:08
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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