知来岳〜奥徳富岳〜群別岳〜南暑寒岳〜大滝山【徳富ダムから】

2019年03月10日(日) [日帰り]

• GPS: 13:56
• 距離: 42.5km
• 登り: 2,531m
• 下り: 2,536m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:34
• 休憩: 0:23
• 合計: 13:57

4:44 スタート地点
8:25 8:27 知来岳
10:27 10:29 奥徳富岳
11:33 11:34 群別岳
13:59 14:11 南暑寒岳
15:25 15:31 大滝山
18:41 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

徳富ダムに駐車

写真

3/10 4:43

暗闇のダムをスタート
管理事務所には電気がついていた

3/10 6:12

台地まで登ると徳富岳方向が良く見えた

3/10 6:48

これから進む尾根が見えてきた
右に見えているのが奥徳富岳

3/10 6:59

黄金山はキレキレ

3/10 8:02

尾根を進む

3/10 8:25

登ってきた尾根を振り返る

3/10 8:26

知来岳山頂
これから向かう奥徳富岳もくっきり

3/10 8:26

暑寒別岳は雲の中
右側が南暑寒岳から大滝山へ続く稜線

3/10 9:09

コルから奥徳富岳を見上げる

3/10 9:09

奥に見えるのは暑寒別から西暑寒へ続く稜線だと思う

3/10 10:28

奥徳富岳山頂

3/10 10:28

暑寒別岳方向

3/10 10:28

南暑寒岳方向

3/10 11:11

コルから群別岳を見上げる

3/10 11:33

群別岳山頂

3/10 11:33

左が暑寒別岳、右が南暑寒岳、手前の広い尾根を進んで行く

3/10 11:33

右が奥徳富岳

3/10 11:34

浜益岳とかそっち方向

3/10 11:40

足跡の先にあるのがデポしたスキー
唯一あそこだけが下降できるポイントだった

3/10 12:33

さらば群別岳
ちょっと雲がかかってしまった

3/10 12:38

暑寒別岳を見上げる

3/10 13:04

奥徳富岳から群別岳へ続く稜線

3/10 13:06

南暑寒岳

3/10 14:04

南暑寒岳山頂
エビの尻尾が小さい…

3/10 14:11

大滝山へ続く稜線

3/10 14:11

暑寒別岳

3/10 14:17

奥に見えるのは雨竜沼湿原

3/10 14:30

大滝山へ向けて広い稜線を進む

3/10 14:53

右上から滑ってきた

3/10 15:06

大滝山は丘のような感じ

3/10 15:27

大滝山山頂
広くて何処が山頂か不明瞭

3/10 15:33

滑る斜面
綺麗な雪面だけど激モナカで最悪の雪だった

3/10 16:01

沢まで下りると奥徳富岳が良く見えた

3/10 16:51

黄金山に夕日が沈む

3/10 17:00

登りトレースに沿ってひたすら戻る

3/10 18:11

ダムまで戻った頃には暗くなってしまった

撮影機器：

PowerShot G9 X Mark II CANON

感想

あおフクロウ

浜益・増毛の山々をグルッと周回縦走してみた。

徳富ダムからスタート。暗闇の林道を進む。広い台地の手前辺りで空が白んでくる。台地まで登ると進行方向右側には朝日に照らされた徳富岳が綺麗だった。台地の先から知来岳へ続く細尾根に取り付く。細尾根まで上がると快晴の空で素晴らしい景色が広がっていた。絶景。今日これから向かう山々もくっきりと見えた。遠いね…。

知来岳山頂の手前でスキーでは進めなくなる。スキーを背負ってとぼとぼとツボ足で歩いていくと知来岳の山頂に到着。途中雪庇の切れ目にある落とし穴に落ちてしまい復帰するのに難儀した。

知来岳からはアップダウンを繰り返しながら奥徳富岳とのコルまで下る。コルからは急な斜面を登って稜線まで上がる。この頃には太陽も高くなって暑くて汗だくとなった。奥徳富岳の山頂手前でも雪庇の落とし穴に落ちてしまう。危ない。気を付けなければ。そこから少し進むと奥徳富岳の山頂に到着。山頂だけは風が強くて寒かった。まだまだ長いので先を急ぐ。群別岳へ向けて進む。

奥徳富岳から群別岳とのコルまではハイマツ斜面で試練の滑りだった。標高1310m地点でスキーをデポ。ツボ足で群別岳の山頂へ向かう。所々キックが利かない場所があってアイゼンを履くのが正解だった。群別岳の山頂でも写真を数枚写したらすぐに下山を開始した。

スキーデポ地点からは雪庇の切れ目から暑寒別岳へ続く広い尾根へ下っていく。硬めの雪でここも試練の滑りだった。360度のパノラマ風景を見ながら黙々と縦走路を進む。ほぼ無風で暑くてたまらなかった。

計画では暑寒別岳を登ってから南暑寒岳まで行く予定だった。ただ計画より時間が掛かってしまい暑寒別岳を登っていると完全にナイタースキーになってしまう。仕方がないので暑寒別岳は諦める。南暑寒岳方向へトラバース気味に進む。

南暑寒岳へは途中からツボ足で登る。しばらくは硬めの斜面で登りやすかったのに山頂直下のハイマツ地帯だけがズボズボ斜面でずいぶん難儀した。思った以上に時間が掛かって南暑寒岳の山頂に到着。積雪期に登る南暑寒岳は約4年振りだ。嬉しい。南暑寒岳山頂からは白く輝く暑寒別岳や白い大地の雨竜沼湿原も良く見える。さっきまで居た群別岳の雄姿も良く見えた。

南暑寒岳からは大滝山へ続く稜線方向へ滑っていく。そこそこ登り返しが多くて面倒だった。大滝山は丘のようであまり山頂という感じはしなかった。大滝山からは徳富川へ向けて滑る。激モナカでほぼターン不可。太ももが超疲れた。川への下降ポイントからはシャバシャバ雪に変わり多少は滑りやすくなる。それでも超重い雪で太ももが疲れる滑りだった。

徳富川からは広い台地まで標高差約200mぐらいの急な斜面の登り返し。疲れた体での登り返しはめっちゃキツかった。台地からは登りトレースに沿ってひたすら戻る。林道との合流直前で日没を迎えてしまう。最後は朝と同じく暗闇のダムを戻る。

快晴の空で素晴らしい風景を見ながらの山スキー(山歩き？)を楽しむことが出来た。行程の中盤辺りから失速してしまい暑寒別岳を登らなかったことだけが悔やまれる。

南暑寒からは大滝山へ行くよりも徳富岳へ行った方が滑りも楽しめるし帰りも楽なような気がする。今度は徳富岳経由のルートで歩こうと思う。


※過去の山行記録
徳富岳・南暑寒岳【徳富ダムから】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-613392.html

コメント

rintama3921

お疲れ様でした。
自分も昨日は、浜益岳からそっちを見てました。群別岳尖ってるな〜と！
お昼前だったので、きれいに見えてました。御殿から振り返りみると、群別山頂が雲に、、、と今思えば近くにおられたとは、、、距離の時間行程もすごｗｗｗ
お疲れ様でした。

あおフクロウ

Re: お疲れ様でした。
rintama3921さん
こんにちは
rintamaさんも同じ山域に居たなんて。浜益岳から見る群別岳は尖っていて良く目立ちますよね。登山意欲が湧きます。
群別岳は林道から登るノーマルルートだとスキーも結構楽しめますよ。

evo7

流石です
これからアップしようと思っておりますが、昨日、実は大滝山を踏破しました。知来岳への稜線から徳富川を下り、登り返して大滝山を目指しました

あおフクロウ

Re: 流石です
evo7さん
こんにちは
あのトレースはエボさんのだったんですね。
エボさんのトレースがあったおかげで川からの登り返しポイントを探す必要が無くて楽させてもらいました。ありがとうございました！

murao520

お疲れ様でした
私は考えてるだけでしたが 知来岳だけでなく奥徳富・群別・南暑寒・大滝山とは すごいの一言です 絶景をありがとうございます

あおフクロウ

Re: お疲れ様でした
murao520
こんにちは
muraoさんの情報が無ければこの山行は実現しませんでした。大変助かりました。
あの日に入口から続いていたスノーシューのトレースはmuraoさんのだったんですね。
徳富ダム周辺からはいくつかルートが取れそうな山がありますので、しばらくは楽しめそうな場所です。

ogino

凄いですね
初めまして。昨日奥徳富登頂の際、群別岳ピストンする姿が良く見えておりました。
奥徳富にも南からのトレースがありましたし、暑寒方向に降りるのが見えましたので、どんなルート取りだったのか興味津々でした。それにしても重い雪質で徳富ダムからとは凄いですね。

あおフクロウ

Re: 凄いですね
oginoさん
初めまして、こんにちは。いつもブログ見させてもらってます！
奥徳富岳に登られていたんですね。まさか人が居たとは気づきませんでした。天気が良くて最高の山日和でしたよね。
徳富ダムからだとアップダウンが多くてスキーの恩恵は少ないルートです。

to_to

アオさ〜ん
アオさんが群別岳に登ってた時間に浜益岳から群別岳を見ていました、私達はいつか登ってみたいな〜って言ってたのに、そこに居たなんてビックリです　やっぱ凄いゎ

あおフクロウ

Re: アオさ〜ん
to_toさん
こんにちは
トトさんたちも浜益岳だったんですね。本当にいい天気で最高の日でした。御殿からのスキーも結構楽しめます。ってスノーシューで登られたのですか。
これからの時期は郡別岳も登りやすくなりますよ。