陽の当たるうちに高尾梅郷（仙洞寺山〜茨菰山〜石老山〜城山）

2019年03月17日(日) [日帰り]

• GPS: 09:56
• 距離: 36.6km
• 登り: 2,272m
• 下り: 2,286m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:15
• 休憩: 0:52
• 合計: 10:07

距離 36.6km 登り 2,297m 下り 2,338m

6:19 三ヶ木バスターミナル
6:31 仙洞寺山取付点(八坂神社脇)
6:56 7:03 フォレスト21相模の森
7:11 514m峰(囲山)
7:21 7:23 仙洞寺山
7:52 7:53 山ノ神沢ノ頭
8:01 8:03 ババ山(金太郎権現山)
8:17 茨菰橋
8:46 8:47 茨菰山
10:43 10:55 石老山
11:06 11:07 融合平見晴台
11:20 顕鏡寺
11:27 石老山駐車場
11:50 11:54 鼠坂
12:37 12:39 嵐山
12:49 嵐山登山口（相模ダム側）
12:57 12:59 弁天橋
13:15 千木良登山口
13:47 峰尾山
14:01 14:10 城山
14:58 ウッディハウス愛林
15:20 15:29 木下沢梅林
15:55 高尾梅の郷まち広場
16:01 駒木野の一里塚
16:26 高尾駅

天候

晴れ、日中一時くもり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：相模湖駅〜三ヶ木（バス；300円）
帰り：高尾駅

コース状況／危険箇所等

・仙洞寺山〜茨菰山は山と高原地図には書かれていませんが、
　概ね実線、茨菰山山頂前後はやや藪っぽくなってます。
・石老山南側の尾根は破線ルートですが、ほぼ実線です。

写真

3/17 6:34

曇天の八坂神社から登山道スタート、気合が入りません

3/17 6:55

すぐに晴れました、しかも雲海にテンションアップ

3/17 6:59

キブシ

3/17 7:04

仙洞寺山への登りはフォレスト21となってます

3/17 7:07

誰がどう見ても実線並み、山と高原地図情報遅れてますね

3/17 7:23

仙洞寺山、いい感じの登りでしたが、山頂は展望なし

3/17 7:37

樹間で残念ですが、石老山が雲海で立派に見えました

3/17 8:01

再び急登で登ったトップが金太郎大権現

3/17 8:05

ダンコウバイ

3/17 8:31

茨菰山への登りから堂々の山容の仙洞寺山が見えました

3/17 8:40

蛭ヶ岳は雪が積もってますね

3/17 8:46

茨菰山はバラ系の藪で嫌らしい

3/17 8:55

下山途中で丹沢主脈の焼山が見えました

3/17 8:57

蛭ヶ岳（右端）から丹沢山方面は雪の稜線

3/17 9:07

石老山（左）は南から見ても堂々としてます

3/17 9:18

清流を渡ります

3/17 9:34

石老山の東側は採石場だったのですね

3/17 9:36

神奈川県の水源道志川を渡ります

3/17 9:39

これはアブラチャン、ダンコウバイと一日で両方見ると違いがよくわかります

3/17 9:43

川沿いはキャンプ場

3/17 10:17

石老山に南側から取り付きますが、急登だが気持ち良い登山道

3/17 10:46

人がたくさんでびっくりした石老山

3/17 10:53

眺望は南側だけ、今日は富士山見えず大室山のみ

3/17 11:05

見晴台から相模湖

3/17 11:10

城山と津久井湖、遠く都心方面が見えてます

3/17 11:13

顕鏡寺が近づくと奇岩がいっぱい

3/17 11:18

岩が覆いかぶさったお堂

3/17 11:19

顕鏡寺に来たのは久々

3/17 11:46

東海自然歩道を歩きます、ウグイスカズラ

3/17 11:47

晴天のうちに梅でも撮っておきますか

3/17 11:51

フキノトウがたくさん生えてました

3/17 11:54

オオイヌノフグリも群生すると様になる

3/17 11:55

判定が悩ましいスミレの季節がやってきました

3/17 12:03

ヤマルリソウ、会えてうれしい花

3/17 12:15

嵐山の登りは京都を意識してなのか竹林

3/17 12:19

ヨゴレノコノメ

3/17 12:35

鳥居のある嵐山山頂

3/17 12:37

相模湖の奥に扇山〜権現山、この時間帯西の空が怪しくなってきました

3/17 13:05

ピンクがかったヤマルリソウ

3/17 13:06

弁天橋付近。午前中見た景色と似ているような

3/17 13:08

ムラサキサギゴケ

3/17 14:01

城山

3/17 14:09

山頂に梅、再び快晴になりました

3/17 14:12

山容はいたって平凡な高尾山

3/17 14:33

ニリンソウ

3/17 14:40

ユリワサビ

3/17 14:41

アオイスミレかな

3/17 14:47

こちらのニリンソウは完全に開いてました

3/17 14:47

アズマイチゲ

3/17 14:48

ヨゴレネコノメとニリンソウ、春の沢沿いは花がいっぱい

3/17 15:08

ハナネコノメ

3/17 15:10

やや終盤でした

3/17 15:11

コチャルメルソウ、ピントを合わせるのが難しい花

3/17 15:22

今年もやってきました木下沢梅林

3/17 15:25

色がたくさんあるといいですね

3/17 15:28

少ないピンクが目立ちます

3/17 15:42

ミツマタ

3/17 15:54

湯ノ花梅林、コントラストが見事

3/17 16:07

小仏関所のサンシュユ

撮影機器：

NIKON 1 J1 NIKON CORPORATION

感想

hirok

恒例の高尾梅郷ですが、今回は丹沢前衛の仙洞寺山〜茨菰山という
山と高原地図には書かれてない山からスタートします。
毎年、高尾梅郷に着く頃には太陽が山の稜線にかかって、
梅林に日が当たらない状態になることが多いのですが、
今年もコースタイム的にはギリギリといった感じです。

朝の電車の中で天気をチェックすると、昨晩よりかなり悪化していることが判明。
午後には雨が降り出しそうな予報に変わっていました。
しかも相模湖駅に到着するとどんより曇天。
テンションが非常に低い状態でスタートです。

しかし、歩き始めて30分もしないうちにみるみる青空が広がり、しかも一面の雲海。
こんな低山で雲海が見れるなんてラッキー、一気にやる気スイッチが入りました。
仙洞寺山への登山道は誰がどう見ても実線、
山と高原地図の調査が追い付いていないエリアですね。
しかも自然林主体なので、樹間からの雲海がとても素敵な朝でした。
特に石老山は雲海によってとても立派な山容に見えました。
茨菰山はやや藪山で、この季節以外は歩きたくない山でした。

第2ラウンドは石老山、初めて南側から取り付きます。
山頂まで最短で登れる登山道ですが、その分急登続き。
しかし今日は天気予報が良くないので、いつもより飛ばします。
山頂は20人ぐらいの登山者がいて、ちょっとびっくりでした。
第3ラウンドの嵐山に取り付く辺りから、西から天気が崩れてきました。
大菩薩や丹沢など、標高のある山はガスに包まれているようですが、
低山は全く問題なし。
寒気はあっという間に去ったようで、
第4ラウンドの城山山頂近くでは、再び快晴となりました。

城山からの下山路では早春の花を楽しみます。
ニリンソウ、アズマイチゲ、ヨゴレネコノメなどを見つけることができましたが、
ハナネコノメは定番の場所以外はわかりませんでした。
恒例の木下沢梅林はちょうど満開、しかも珍しく15時頃到着したので、
陽が射し込んでとてもきれいでした。
これぐらい余裕を持って到着できるのが理想ですね。
今年は悪天予報のため、いつもより急ぎ目に歩いたのが功を奏しました。

コメント

tailwind

もはや執念
hirokさん、こんにちは！

そちらは、いよいよ春本番となりましたね
多種多様な草花が咲き綻び、華やかなレコです。
ちょっと悔しいのが、ハナネコノメを先にゲットされたこと
高尾山のレコには、必ず掲載されており、現在1番会いたい花でした。
他にも色々と撮られ、これは羨まし過ぎますね〜

それにしても、天気は意外でした
連続で八ヶ岳を断念したのは、天気が下り坂だったから。
当地は、予報よりも早まり、9:30過ぎには雪降りでしたよ
そんな訳で、断念して良かったと喜んでいました
皆さんも、当然出撃は無し！レコも休みで、こりゃ〜楽できるぞ〜
そう思っておりましたが、30kmを優に超える山行を実行されていたとは
あの予報で突っ込む、山への執念！
一念岩をも通すの如く、予報を覆す気迫に脱帽です

hirok

晴れ男？
tailwindさん、こんばんは

この週末は天気予報外しましたね。
土曜は朝から雨、日曜は午後から雨との予報でしたが、
結局両日とも雨はほぼ降らず、日曜は絶好の登山日和でした
この日は珍しく傘をザックに忍ばせておいたのでしたが、全く杞憂となりました。
いつ天気が悪化するかと西の空を眺めること、しばしばでしたが。
正午付近に1〜2時間曇った程度でしたが、
丹沢や大菩薩など、標高1500ｍ超の山は午後はガスに覆われていたようです。

高尾山は花の百名山に選ばれているだけあって、花の数・種類ともすごいですね。
前週の房総はもっと春が進んでいるのですが、数・種類はそれほど多くないです。
カメラマンtailwindさんにはたまらない被写体盛りだくさんなので、
たまには高尾遠征でもいかがでしょう

chii1961

お花がいっぱいですね
hiroさん　こんばんは

北関東の低山でも、春のお花が咲き始めていますが、やはり、
高尾山方面の方が少し早く春が訪れるようですね。いつも花の
名前が分からないので、hirokさんのレコを参考にさせていた
だいています。また、天気予報より天気に恵まれた週末になり
良かったです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　埼玉のchii

hirok

華やかな季節
chii1961さん、こんばんは

高尾山は梅のような木の花もあれば、ハナネコノメのような可愛らしい花もあって、
この季節は華やかで特に楽しいです。
この先1か月はスミレの種類がわんさか咲きますので、花の勉強にはうってつけです。

天気は良すぎでちょっとびっくりでした。
雨を覚悟で、エスケープができ、傘を指しても歩ける山を選んだのですが、
むしろ登山日和でしたね。
すごく得をした気分になれますね。

youtaro

スミレの季節
hirokさん、こんばんは。

遠路はるばるの梅郷でしたね
一面の白とピンクのお写真、いい感じなことが
伝わってきます。

それにしても、もうスミレの季節ですか。
昨年はちょっと遅め（4月半ば以降）にスミレ探しに
高尾山へでかけたため、花がほとんど終わっていたことを
思い出します。
桜の季節が一番スミレが見られる季節ですよね。
もうすぐ春爛漫な状態になりますね

hirok

遠い高尾梅郷
youtaroさん、こんばんは

そうなんです！
毎年、高尾梅郷がとてつもなく遠いのです
到着は大体16時頃になってしまい、梅林は山の影に入ってしまう始末
今年もギリギリかなあと思っていましたが、
天気予報に急き立てられて、珍しく早い時間の到着になりました
やはり日が射している時間帯の方が美しいですね。

前週、今年初めてスミレと対面しましたが、
この週末はかなりの数のスミレが咲いていました。
季節柄か、アオイスミレと思われる種類が多かったです。
さすがにタカオスミレにはまだ季節が早かったですが。

satfour

高尾梅林を終点にするルート
hirokさん、こんばんは。

高尾梅林を終点にするルート、
そろそろネタ切れだろう？と思っていましたが、
やりきりましたね。
アズマイチゲやニリンソウ、春の花々も登場で賑やかです。

仙洞寺山。
登ることができる山ということで驚きました。
道があるなら行ってみようかと思います。
ここは、リニアの車庫のできる山だったような気がします。
なんか、工事とかしているんでしょうか。

hirok

まだ引き出しあります
satfourさん、こんばんは

確かにかなりネタが少なくなってきました。
歩ける距離が決まっているので、難問ですよね。
でも、最も一般的に思いつきそうな縦走ルートが残っているので、
いざという時は使おうと思ってます。
satfourさんが行かれた箕郷梅郷も歩いてたどり着けるルートがあればと探したのですが、
さすがに榛名山からでは車道が多くなり過ぎで、断念しました。

仙洞寺山は手軽に歩ける山でした。
東電がモノレールの設置工事を行ったようで、
これもリニア工事の一環のようでした。
こんな所に車庫ができるのでしょうか。
橋本からは結構離れていますが、景色が一変するのでしょうね。