ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1763584
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

冬の黒部源流

2019年03月18日(月) ~ 2019年03月20日(水)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
26:13
距離
44.9km
登り
3,269m
下り
3,294m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
11:12
休憩
0:54
合計
12:06
距離 16.9km 登り 2,115m 下り 702m
4:03
20
4:23
12
4:35
16
4:51
38
5:29
5:30
53
6:23
6:24
33
6:57
6:58
27
7:25
7:40
131
9:51
10:05
11
10:16
10:18
24
10:42
10:43
38
11:21
94
12:55
47
13:42
13:49
10
13:59
14:00
45
14:45
14:46
28
15:14
15:24
5
15:29
14
15:43
2日目
山行
9:22
休憩
0:40
合計
10:02
距離 14.1km 登り 1,012m 下り 1,025m
6:23
106
8:09
8:17
9
8:26
8:31
41
9:12
9:13
125
11:18
38
11:56
11:57
60
12:57
13:15
69
14:24
14:25
18
14:43
41
15:24
15:30
29
15:59
26
16:25
3日目
山行
3:15
休憩
0:40
合計
3:55
距離 13.9km 登り 157m 下り 1,633m
5:21
48
6:09
6:13
11
6:24
6:25
11
6:36
7
6:43
7:08
3
7:11
26
7:37
7:38
7
7:45
6
7:51
14
8:05
8:06
28
8:34
5
8:39
6
8:45
7
8:52
7
天候 1日目:晴れ 2日目:晴れのち曇り 3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
新穂高の登山口から竹村新道まで雪は豊富、4月前半までは残っていそうな感じ
わさび平小屋までの細い登山道は少しデブリで埋まっている
後半の橋の手前で大量のデブリで道は埋まっている

稜線上は東側が柔らかい雪なので歩きたくなるが前日までの降雪で隠し穴が多く危険、西側の硬い雪の上を歩くことになる
その他周辺情報 携帯電波 au 4G LTE
三俣小屋、双六小屋は圏外
水晶小屋周辺、丸山周辺など稜線では圏内
【1日目】
登山口から小池新道まで雪はたんまり繋がっていた
2019年03月18日 05:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3/18 5:30
【1日目】
登山口から小池新道まで雪はたんまり繋がっていた
竹村新道から大ノマ乗っ越しへ
2019年03月18日 06:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 6:26
竹村新道から大ノマ乗っ越しへ
膝まで潜るラッセル、先日までで40cm以上は積もったようだ
2019年03月18日 07:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/18 7:29
膝まで潜るラッセル、先日までで40cm以上は積もったようだ
雪チェック、雪崩が不安なので尾根を登ることに
2019年03月18日 07:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 7:43
雪チェック、雪崩が不安なので尾根を登ることに
乗越左手から雪が流れ込んでる
2日後には量が増えてた
2019年03月18日 08:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3/18 8:25
乗越左手から雪が流れ込んでる
2日後には量が増えてた
尾根に上がると槍穂がどん
2019年03月18日 08:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/18 8:49
尾根に上がると槍穂がどん
弓折岳を目指す
2019年03月18日 09:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 9:08
弓折岳を目指す
急登ラッセル〜
2019年03月18日 09:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 9:22
急登ラッセル〜
弓折岳へ乗り上げて双六方面へ
2019年03月18日 09:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 9:59
弓折岳へ乗り上げて双六方面へ
尾根をシールで進んで行く
2019年03月18日 11:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 11:27
尾根をシールで進んで行く
3日間通してこんな雪の中を進むので、
時間がかかるし体力的にもきつかった
2019年03月18日 11:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 11:56
3日間通してこんな雪の中を進むので、
時間がかかるし体力的にもきつかった
小屋下まで滑り込んで
2019年03月18日 12:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3/18 12:09
小屋下まで滑り込んで
双六へ登っていく
2019年03月18日 13:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 13:18
双六へ登っていく
鷲羽岳が見えた
2019年03月18日 12:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/18 12:50
鷲羽岳が見えた
双六到着
2019年03月18日 13:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/18 13:41
双六到着
槍の景色がいつも素晴らしい場所だ
2019年03月18日 13:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
3/18 13:42
槍の景色がいつも素晴らしい場所だ
さあ三俣蓮華岳へ
いよいよ黒部源流域だ
2019年03月18日 13:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/18 13:42
さあ三俣蓮華岳へ
いよいよ黒部源流域だ
雪が硬いのでシール剥がして滑って
2019年03月18日 13:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 13:42
雪が硬いのでシール剥がして滑って
途中、黒部五郎岳を眺める
2019年03月18日 13:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/18 13:54
途中、黒部五郎岳を眺める
丸山を越えて
2019年03月18日 14:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 14:48
丸山を越えて
三俣蓮華岳到着!
2019年03月18日 15:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/18 15:13
三俣蓮華岳到着!
さあ三俣小屋へ滑ろう
2019年03月18日 15:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 15:14
さあ三俣小屋へ滑ろう
蓮華岳からの滑りが今回のベストだった!
2019年03月18日 15:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 15:29
蓮華岳からの滑りが今回のベストだった!
山頂下以降は緩い傾斜の腰まで浸かるパウダー
止まるのでターンせずに滑る
2019年03月18日 15:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 15:34
山頂下以降は緩い傾斜の腰まで浸かるパウダー
止まるのでターンせずに滑る
明日は水晶を目指そう
2019年03月18日 15:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 15:34
明日は水晶を目指そう
冬季小屋は雪の下
2019年03月18日 15:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/18 15:57
冬季小屋は雪の下
小屋の裏にはらさせてもらう
夜は風が強かった
2019年03月18日 17:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7
3/18 17:06
小屋の裏にはらさせてもらう
夜は風が強かった
【2日目】
おはようございます
2019年03月19日 06:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7
3/19 6:19
【2日目】
おはようございます
さあ出発しよう
2019年03月19日 06:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/19 6:19
さあ出発しよう
黒部源流へ滑って
2019年03月19日 06:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/19 6:32
黒部源流へ滑って
底に着く前にシール貼って岩苔乗っ越しへ登ってく
2019年03月19日 07:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/19 7:11
底に着く前にシール貼って岩苔乗っ越しへ登ってく
振り返って三俣蓮華
2019年03月19日 07:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/19 7:16
振り返って三俣蓮華
ここも雪がたんまりで激ラッセル
2019年03月19日 07:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/19 7:25
ここも雪がたんまりで激ラッセル
岩苔乗越到着
2019年03月19日 08:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/19 8:09
岩苔乗越到着
水晶への道が見えた
2019年03月19日 08:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/19 8:10
水晶への道が見えた
トラバースして
2019年03月19日 08:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3/19 8:29
トラバースして
尾根を伝っていく
2019年03月19日 08:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/19 8:26
尾根を伝っていく
雪が豊富な場所をスキーで歩きたいが
2019年03月19日 08:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3/19 8:43
雪が豊富な場所をスキーで歩きたいが
隠し穴が多いので夏道を進む
2019年03月19日 08:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3/19 8:54
隠し穴が多いので夏道を進む
水晶小屋通過
2019年03月19日 09:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/19 9:12
水晶小屋通過
ここは一番好きな登山道だが冬は厳しい雰囲気だった
この先曇ってて少し不安¥¥
2019年03月19日 09:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/19 9:14
ここは一番好きな登山道だが冬は厳しい雰囲気だった
この先曇ってて少し不安¥¥
少し晴れて水晶が見えた
2019年03月19日 09:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/19 9:29
少し晴れて水晶が見えた
スキーデポしてアイゼンで山頂目指すがここが越えられなかった
2019年03月19日 10:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/19 10:19
スキーデポしてアイゼンで山頂目指すがここが越えられなかった
右側は雪が繋がっているように見えるが大量降雪で深さ2m以上ある隠し穴がそこかしこに
2019年03月19日 10:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/19 10:33
右側は雪が繋がっているように見えるが大量降雪で深さ2m以上ある隠し穴がそこかしこに
夏道も様子を見に行くが雪がべったりの急斜面、
トラバース、直登、岩場を登るなど様々試すが
2019年03月19日 10:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/19 10:22
夏道も様子を見に行くが雪がべったりの急斜面、
トラバース、直登、岩場を登るなど様々試すが
どれもリスクが高い、ミスったら奈落の底
2019年03月19日 10:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
3/19 10:26
どれもリスクが高い、ミスったら奈落の底
残念だが引き返そう
2019年03月19日 10:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
3/19 10:30
残念だが引き返そう
帰ります
2019年03月19日 10:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
3/19 10:30
帰ります
水晶山頂、また来ましょう
2019年03月19日 10:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
3/19 10:35
水晶山頂、また来ましょう
帰りの尾根の東側ならスキーで滑れるが穴が怖いので夏道をアイゼンで進む
すっかり曇って雪もパラパラと
2019年03月19日 11:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/19 11:19
帰りの尾根の東側ならスキーで滑れるが穴が怖いので夏道をアイゼンで進む
すっかり曇って雪もパラパラと
岩苔乗越から黒部源流のトラバースではガスで視界が効かず恐る恐る滑った
案の定、沢地形の段差で飛ばされる
今回、最も緊張した場面
2019年03月19日 12:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/19 12:04
岩苔乗越から黒部源流のトラバースではガスで視界が効かず恐る恐る滑った
案の定、沢地形の段差で飛ばされる
今回、最も緊張した場面
やっと小屋まで来た、デポしたマットと食料を回収
万一を考えてシュラフとテントは水晶まで携行していた
2019年03月19日 13:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/19 13:16
やっと小屋まで来た、デポしたマットと食料を回収
万一を考えてシュラフとテントは水晶まで携行していた
2日目も脛から膝ラッセルー、
根性で三俣蓮華岳へ乗り上げる
2019年03月19日 14:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/19 14:43
2日目も脛から膝ラッセルー、
根性で三俣蓮華岳へ乗り上げる
三俣蓮華到着!
2019年03月19日 14:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/19 14:46
三俣蓮華到着!
さあ丸山へ
凍った雪でカチカチの斜面を登る
2019年03月19日 14:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/19 14:48
さあ丸山へ
凍った雪でカチカチの斜面を登る
丸山を登りあげた
凍った雪の斜面でエッジがはがれるかと
ここも東側は穴だらけ&雪庇なので
狭くて硬い雪を横滑りで慎重に
2019年03月19日 15:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/19 15:35
丸山を登りあげた
凍った雪の斜面でエッジがはがれるかと
ここも東側は穴だらけ&雪庇なので
狭くて硬い雪を横滑りで慎重に
双六手前で夏の巻道目指してトラバース
曇ってトラバースできる視界か不安だったがなんとか雪面が見えた
2019年03月19日 15:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/19 15:59
双六手前で夏の巻道目指してトラバース
曇ってトラバースできる視界か不安だったがなんとか雪面が見えた
一気にトラバース、
2019年03月19日 16:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/19 16:22
一気にトラバース、
やっと小屋が見えた
暗くなるのでさっさと寝床の用意して寝た
2019年03月19日 16:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/19 16:23
やっと小屋が見えた
暗くなるのでさっさと寝床の用意して寝た
日が暮れて
2019年03月19日 18:04撮影 by  iPhone SE, Apple
4
3/19 18:04
日が暮れて
【3日目】
翌日、尾根に乗り上げたら日の出
2019年03月20日 06:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
10
3/20 6:07
【3日目】
翌日、尾根に乗り上げたら日の出
槍、素晴らしい景色だ
2019年03月20日 06:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7
3/20 6:08
槍、素晴らしい景色だ
来た道、本当にいい
2019年03月20日 06:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8
3/20 6:14
来た道、本当にいい
双六
2019年03月20日 06:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/20 6:18
双六
弓折岳を目指す、奥は抜戸
2019年03月20日 06:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/20 6:18
弓折岳を目指す、奥は抜戸
ラスト登り!
2019年03月20日 06:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/20 6:39
ラスト登り!
弓折岳到着!登りは終わり
2019年03月20日 07:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
17
3/20 7:00
弓折岳到着!登りは終わり
この景色ともお別れ
2019年03月20日 07:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/20 7:06
この景色ともお別れ
冬に来れたことに感動
2019年03月20日 07:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
3/20 7:06
冬に来れたことに感動
滑って帰ろう
2019年03月20日 07:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/20 7:11
滑って帰ろう
予想はしていたがバリバリ、モナカー笑
2019年03月20日 07:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/20 7:12
予想はしていたがバリバリ、モナカー笑
快適な斜面を探して彷徨うが
2019年03月20日 07:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/20 7:12
快適な斜面を探して彷徨うが
2日前の自分のトレースがくっきり残ってる笑
2019年03月20日 07:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/20 7:14
2日前の自分のトレースがくっきり残ってる笑
槍穂をながめながらモナカをこなして行く
チョコモナカジャンボ状態
2019年03月20日 07:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
3/20 7:18
槍穂をながめながらモナカをこなして行く
チョコモナカジャンボ状態
大ノマ乗越はデブリが増えてた
2019年03月20日 07:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 7:30
大ノマ乗越はデブリが増えてた
竹村新道へここから下は硬い雪でターンできた
2019年03月20日 07:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/20 7:30
竹村新道へここから下は硬い雪でターンできた
脇の沢はデブリだらけ
2019年03月20日 07:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 7:45
脇の沢はデブリだらけ
やっと下りてきたという感じ
2019年03月20日 07:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/20 7:50
やっと下りてきたという感じ
橋が見えた
2019年03月20日 08:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/20 8:04
橋が見えた
さようならー
2019年03月20日 08:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/20 8:07
さようならー
橋の先は大デブリ地帯
段差があるのでツボ足で通過して
2019年03月20日 08:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/20 8:18
橋の先は大デブリ地帯
段差があるのでツボ足で通過して
あとはボブスレーで
2019年03月20日 08:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/20 8:45
あとはボブスレーで
ゴール
登山ゲートまで雪は繋がってた
2019年03月20日 09:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
3
3/20 9:02
ゴール
登山ゲートまで雪は繋がってた
平和な下界、ここまで人と会わず奥深い山を堪能できた
2019年03月20日 09:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
3/20 9:16
平和な下界、ここまで人と会わず奥深い山を堪能できた
下山飯は平湯あんき屋で飛騨牛朴葉味噌焼き
2019年03月20日 11:26撮影 by  iPhone SE, Apple
5
3/20 11:26
下山飯は平湯あんき屋で飛騨牛朴葉味噌焼き
からの諏訪インターで小作のほうとう
2019年03月20日 19:37撮影 by  iPhone SE, Apple
4
3/20 19:37
からの諏訪インターで小作のほうとう

装備

個人装備
水1.5L込み13.0kg 【テント】クロスオーバードームf 【シュラフ】ナンガオーロラ600DX 【ウェア】ドライメッシュ ウールシャツ R1 ポーラッテックアルファベスト スペリオダウンパーカ 【マット】ネオエアーサーモR 【ザック】オートルート40L アイゼンケース外付け 【ガス】EPIパワー230 ウィンドマスター DUG HEAT-1 = 7L沸騰

感想

3月に3日間好天のチャンス、一番好きな山域黒部源流エリアを目指すことに
新穂高から三俣蓮華まで行って北か西へ進みピストンする
前日までに寒の戻りで大量に雪が降っているので進みながら目的地を決めることに
実際は脛〜膝ラッセルで厳冬期の山を登っているかのようだった
初めての泊まり山スキーだったが水・テント込みで13kg、オートルート40Lに詰め込んだ

【1日目】
平湯の路面は雪で凍結していた、新穂高登山指導センターからシール歩行
竹村新道までの道はところどころデブリ、新雪が乗っているので通過しやすかった
大ノマ乗越を目指すが膝ラッセルの大量の雪で非常に嫌な感じ
雪をチェックしたところ雪崩が強いので尾根をたどって弓折岳を目指すことに
この時点で今回は大量の雪で進みが悪いし雪崩のリスクも高いので
距離を伸ばすことはやめてのんびり行くことにした

尾根の取り付きは硬い雪の上に新雪、急斜面でキックターン
太陽が当たってきて灼熱だ、
弓折岳山頂到着、天気が良く、槍穂の景色が素晴らしい、

弓折岳へ登り上げたら尾根を進んで途中でスキーで双六小屋へ滑り込む
ラッセル疲れもあり、今日はここにテントを張るか悩んだが
元気のある初日のうちに進んでおこうと双六岳へ登り上げて
三俣蓮華まで尾根を伝っていく
途中の丸山周辺は東側柔らかい雪だが雪庇と隠し穴で歩きたくない
西側の硬い雪をクトーで進んで行く

三俣蓮華岳まで到着したら三俣小屋へ滑り込む、今日はここにテントを張ろう
三俣蓮華からの滑りはいいパウダーで今回の山行で一番気持ちい滑りだった
後半は腰までのパウダー、斜度が緩いのでターンせずに距離を伸ばして小屋到着
3時を過ぎていたので急いでテント張って、雪から水を作って、シールを乾かしてと大忙し
初日から結構クタクタで明日以降が不安になる
夜は寒いし、風が強いし、誰もいないしで心細かったが
黒部源流の山奥深い雰囲気、なんだかんだで魅力を感じて何度も来てしまう

【2日目】
深夜に強風で目を覚ます、外を見ると上空には雲が
日が出れば晴れるだろうと思いながら飯を作って荷造りして
二度寝して夜明けを待つ
あたりが明るくなりだしたらテントを撤収して出発
テントとシュラフは万が一を考えて背負っていく、食料の一部はデポ

黒部源流は鷲羽岳側斜面をシールでトラバースしようかと思ったが
雪が深くて進みが悪いのと沢地形が大きいのでシールを剥がして源流に下りながらトラバース
そこに着く前にまたシールを貼ってラッセルしていく

岩苔乗越まで上がると水晶が見えた、岩岩しくかっこいい
夏道まで巻いていく、だいたいは柔らかい雪だが
途中岩がむき出しで硬い斜面有り

登山道合流後は雪の豊富な東側を歩きたくなるが隠し穴が多数
安全に夏道をたどって小屋まで進む
小屋から先の水晶への尾根は夏に2回来たことがあり一番好きな道だ
その先が曇っていることもあって厳しい雰囲気だったが

尾根を進んで岩場手前でスキーをデポしてアイゼンはいてツボ足で進む
雪がべったり豊富で膝まで潜る、
一旦、夏道をたどって一旦下るがその先は大量の雪が積もった急斜面、
これをトラバースするか登り上げて尾根に戻るか
試してはみるものの雪が深すぎて厳しい
足元からどさっと雪崩でもしたらその下の谷底へ落下して埋まるだろう

戻って尾根上の雪をたどるが太もも根元まで埋まる
そしていきなり隠しあな2mくらいの深さ、、
なんとか突破してその先でも試行錯誤するが
登れても帰り下りが厳しかったりして、単独ではとても危険だ

仕方なく帰ることにした、また来ればいい
スキーを回収して小屋まで戻る
小屋から付近は夏道をたどった方が安全なのでアイゼンで通過

そして岩苔乗越までスキーでトラバースして
その先も鷲羽岳側の斜面をトラバースして小屋へ
しかし、ガスっていて雪面が見えない、
GPSを見て地形を想像し、ゆっくりゆっくり滑っていく
案の定、沢地形の入り口で段差に飛ばされた、ゆっくりだったので軽くコケただけで済んだ
行きのトレースに合流したらシールを貼って小屋へ
小屋でデポしておいた荷物を回収したら、三俣蓮華へ登る
脛まで沈み込むラッセルで今回の山行で一番きつかった

三俣蓮華まで気合いで乗り上げて丸山へ
丸山前後は凍った雪の斜面でクトーを効かせながら慎重に
丸山を越えたらスキーで滑り込むが東側は穴があるので西側の硬くて細い雪の箇所を横滑りで降りていく
下りきったら夏の巻き道を目指して小屋までトラバース
なんとか双六小屋まで辿り着いたという感じ
16時を過ぎて日暮れが近いので急いで寝床の用意をした
お湯をたっぷり沸かして湯たんぽにしてぬくぬくと眠れた

【3日目】
3日目も天気はいいが天気予報では12時で2度と一気に高温になるので早めに帰ることに
ガス缶の残りもわずかで水は残り1Lしか無いし
薄明るくなった中、尾根をトラバース気味に登る
尾根の西面は硬い雪があり結構緊張する

尾根に上がると槍ヶ岳から日の出が、今日も素晴らしい景色を堪能
弓折岳まで到着したらもう後は下るだけだ
記念撮影して山頂から滑る
雪はバリバリのモナカで完全なる修行系だ
快適な雪は無いかと彷徨うがそんなものはなかった
斜めに滑ってキックターンでターンして下っていく
下部までたどり着くと雪が固くなってきたので、そろりそろりターンする

2回くらい前転をかましながら下まで降りてきた
橋を過ぎたらデブリ地帯、ツボ足で通過、
後は固くしまった雪なのでボブスレーで一気に進む
楽チンだったー
登山ゲートまで雪はつながっており思っていたよりも早く下山できた
天気がいい日なだけに少しもったいないような気分

新穂高の登山指導センターまで到着するとロープウェイに乗る人やバス待ちの人、発見
3日間でやっと人に会えてほっとした
近くの温泉はお休みだったのでひらゆの森へ、3日間寒い中で過ごしたので温かい温泉が身に染みまくった


初めての泊まりでの山スキー、大好きな黒部源流エリアの大自然を堪能できた
最後の水晶は登頂できなかったが、道中様々な経験をしたことで
今まで見えていなかったものが得られた、新しい冒険の地図を見つけたような気分だ

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1899人

コメント

お疲れさまでした
いつもレコを拝見しています、ひそかにYOMOYAMAさんを応援しているgraveltrekです。

山行計画が有るのを知って居ましたが、ついに行っちゃいましたね。
深い雪でさぞきついラッセルだったと思います。

水込みで13kgのパッキングは、驚異的です。
シュラフのグレードとシュラフマットの種類を教えてください、来月のテント山行の参考にぜひ!
2019/3/22 11:37
Re: お疲れさまでした
はじめまして!
実は計画のほとんどは夏用です笑

シュラフはナンガ オーロラ FP760の羽毛が600gなので秋用ですね、生地が撥水するのでシュラフカバー要らず

マットはサーマレスト ネオエアー サーモのレギュラーサイズで、断熱力は抜群で背中はポカポカでした

気温は測ってないですが天気予報では最低-10度、全体的に快適な暖かさで眠れましたよ
2019/3/22 12:56
Re[2]: マットはサーマレスト ネオエアー サーモのレギュラーサイズ
YOMOYAMAさんご教示有難う御座いました。
マットレスは私も全く同じものを使っています、雪面地面からの冷たさを感じない優れものですね、手放せません、でもパッキング重量が何故にそれほど違うのか?
私のシュラフはモンベルのダウンシュラフ#1で、重量もあまり変わりなく。
食料を持ちすぎるのかな〜??
ご迷惑でなければ、13kgに収まるコツをお教えください。
4泊5日で18kgのパッキングに成ります。
2019/3/22 14:14
Re[3]: マットはサーマレスト ネオエアー サーモのレギュラーサイズ
コツは普段の荷物から品数を増やさないことですかね、ザックは厳冬期用の40リットルにして詰めすぎないようにしました

マット500g、テント700g、シュラフ1000g、ガス一式800g、食料2000gだけ追加して合計5kg、普段の荷物が水1L込みで8kgなので、全部で13kg

食料はパン、アルファ米、インスタント麺のほかに回復用のアミノ酸、プロテインバー、ビタミンくらいで最低限でした(予備食料はあり)

細かい装備は装備欄に書いときましたんで見てみてください!
2019/3/22 15:50
3月に水晶に向かうとは、恐れ入りました。
YOMOYAMAさん、おはようございます。
3日間北アの真っ只中での山スキーお疲れ様でした。ソロでの脛〜膝ラッセルに耐え、よく水晶小屋の先まで到達しましたね!装備も極力軽量化され、大変参考になりました。自分も残雪期でよいので、双六の冬季小屋を利用して一度水晶に行ってみたいと思います。どうもお疲れ様でした。
hareharawaiより
2019/3/25 4:10
Re: 3月に水晶に向かうとは、恐れ入りました。
今年はまだ雪降りそうなのでGWもチャンスありそうですね!
コメントありがとうございます!
2019/3/28 8:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
ハイキング 甲信越 [2日]
双六岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら