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Yamareco

記録ID: 1767325
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川/白毛門(松ノ木沢の頭まで)

2019年03月23日(土) ~ 2019年03月24日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:12
距離
10.7km
登り
1,396m
下り
1,384m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:38
休憩
0:02
合計
2:40
9:28
13
9:45
9:47
141
2日目
山行
2:00
休憩
0:01
合計
2:01
6:57
92
8:29
8:29
10
8:39
8:39
10
8:49
8:50
8
8:58
ゴール地点
天候 3/23 曇り、3/24 雪
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆駐車場
土合駅に駐車。
コース状況/
危険箇所等
◆道の状況
1日目は締まった雪で全面トレースありだったが2日目は新雪が20cm以上積もりトレースも無し。雪の量と質は色々と変化があるのでその時の状況で適切に対応する為にはアイゼンもワカンも必要。
1日目は締まった雪の登りだったのでアイゼン不使用。2日目は新雪で足元もよく分からないためアイゼンまたはワカンを使用した。
◆登山ポスト
土合駅構内、白毛門駐車場にあり。土合駅構内のポストで提出。
今日は元々タカマタギを目指すはずだったのだが早朝の関越道の事故と閉鎖で転進を余儀なくされ…。まあ目的はイグルー作りの再履修だから同じ白毛門でいいか、と白毛門行きに決定。土合駅出発となった。
2019年03月23日 08:54撮影 by  ASUS_Z012DA, asus
3/23 8:54
今日は元々タカマタギを目指すはずだったのだが早朝の関越道の事故と閉鎖で転進を余儀なくされ…。まあ目的はイグルー作りの再履修だから同じ白毛門でいいか、と白毛門行きに決定。土合駅出発となった。
土合から上越線に乗って土樽に行く手もある、とAki-CLさんが呟いたが帰りの列車の時間を見るとどうか?そこまでしなくてもね。出発時点の土合駅は雪が少ない。
2019年03月23日 09:28撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
3/23 9:28
土合から上越線に乗って土樽に行く手もある、とAki-CLさんが呟いたが帰りの列車の時間を見るとどうか?そこまでしなくてもね。出発時点の土合駅は雪が少ない。
すぐに白毛門の稜線が見えてくる。
2019年03月23日 09:31撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 9:31
すぐに白毛門の稜線が見えてくる。
白毛門駐車場は未だ雪原。
2019年03月23日 09:39撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 9:39
白毛門駐車場は未だ雪原。
「ぐんま県境稜線トレイル」って道標がある。ちょっと面白そう。
2019年03月23日 09:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 9:42
「ぐんま県境稜線トレイル」って道標がある。ちょっと面白そう。
東黒沢を渡る。2月始めには欄干も雪の下だったが今は普通に橋だ。
2019年03月23日 09:43撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 9:43
東黒沢を渡る。2月始めには欄干も雪の下だったが今は普通に橋だ。
尾根に取り付くまで急登が続く。
2019年03月23日 09:55撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 9:55
尾根に取り付くまで急登が続く。
東黒沢のハナゲの滝が望める高さになった。2月はその姿は見えなかったが雪が割れてほぼ全容が解る。
2019年03月23日 10:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 10:20
東黒沢のハナゲの滝が望める高さになった。2月はその姿は見えなかったが雪が割れてほぼ全容が解る。
谷川岳西黒尾根が正面に見える。
2019年03月23日 10:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
3/23 10:29
谷川岳西黒尾根が正面に見える。
急登が続く尾根だ。
2019年03月23日 10:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 10:42
急登が続く尾根だ。
小休止。
2019年03月23日 11:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 11:01
小休止。
右下にはタラタラノセンが覗いている。
2019年03月23日 11:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 11:01
右下にはタラタラノセンが覗いている。
白毛門沢の全景。
2019年03月23日 11:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 11:02
白毛門沢の全景。
ジジ岩、ババ岩も見えてきた。と言うことは松ノ木沢の頭もその辺り。
2019年03月23日 11:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 11:02
ジジ岩、ババ岩も見えてきた。と言うことは松ノ木沢の頭もその辺り。
マチガ沢。右手に一ノ倉沢も少し見える。
2019年03月23日 11:04撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 11:04
マチガ沢。右手に一ノ倉沢も少し見える。
1150m地点。松ノ木沢の頭まであと300m。
2019年03月23日 11:06撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 11:06
1150m地点。松ノ木沢の頭まであと300m。
振り返って赤城山方面。
2019年03月23日 11:09撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
3/23 11:09
振り返って赤城山方面。
雪庇が出ているポイント。
2019年03月23日 11:13撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 11:13
雪庇が出ているポイント。
少し緩やかになり息がつける。
2019年03月23日 11:28撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 11:28
少し緩やかになり息がつける。
残り200mを切った辺り。
2019年03月23日 11:31撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 11:31
残り200mを切った辺り。
天神尾根。これが今回山行で一番谷川岳が展望できた瞬間だ。
2019年03月23日 11:52撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
3/23 11:52
天神尾根。これが今回山行で一番谷川岳が展望できた瞬間だ。
ほぼほぼ松ノ木沢の頭と言う所。
2019年03月23日 11:52撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 11:52
ほぼほぼ松ノ木沢の頭と言う所。
後続パーティ。南の方面はかなり青空が回復している。
2019年03月23日 12:05撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
3/23 12:05
後続パーティ。南の方面はかなり青空が回復している。
白毛門。
2019年03月23日 12:05撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 12:05
白毛門。
松ノ木沢の頭に到着。
2019年03月23日 12:06撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 12:06
松ノ木沢の頭に到着。
霧氷越しの一ノ倉沢。
2019年03月23日 12:06撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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3/23 12:06
霧氷越しの一ノ倉沢。
まず13Kさんがポールを伸ばして1.5mの円を雪面に描き、更にノコ刃でブロックを切って行く。
2019年03月23日 12:12撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 12:12
まず13Kさんがポールを伸ばして1.5mの円を雪面に描き、更にノコ刃でブロックを切って行く。
傍で僕は長めのブロック切り出しを図る。前回と違って雪の表面が硬く持ち上げても壊れないブロックが取れた。
2019年03月23日 12:18撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 12:18
傍で僕は長めのブロック切り出しを図る。前回と違って雪の表面が硬く持ち上げても壊れないブロックが取れた。
2段目の積み上げに掛かっている。
2019年03月23日 12:18撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 12:18
2段目の積み上げに掛かっている。
米山さんのテキスト通りに3段目から長めのブロックで狭めて行く。今回は上手く行きそうだぞ!同時に13Kさんが横穴工作に入る。
2019年03月23日 12:37撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 12:37
米山さんのテキスト通りに3段目から長めのブロックで狭めて行く。今回は上手く行きそうだぞ!同時に13Kさんが横穴工作に入る。
かなりドームが閉じて来た。薄めのブロックを多用してみた。
2019年03月23日 12:51撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
3/23 12:51
かなりドームが閉じて来た。薄めのブロックを多用してみた。
トンネル開通。
2019年03月23日 12:52撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 12:52
トンネル開通。
通路を拡張中。
2019年03月23日 12:55撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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3/23 12:55
通路を拡張中。
ドームはほぼ完成。ここまでで1時間弱。
2019年03月23日 13:09撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 13:09
ドームはほぼ完成。ここまでで1時間弱。
余りに順調でみんな笑顔。
2019年03月23日 13:18撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
3/23 13:18
余りに順調でみんな笑顔。
ドームは閉じた。
2019年03月23日 13:24撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 13:24
ドームは閉じた。
入り口からの外観。ちょっと入口が低すぎたかも。最初のうちの狭い坑道から入るにはかなりアクロバティックなムーブが必要だった。
2019年03月23日 13:26撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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3/23 13:26
入り口からの外観。ちょっと入口が低すぎたかも。最初のうちの狭い坑道から入るにはかなりアクロバティックなムーブが必要だった。
これから約1時間は中で床面を掘り下げ、横方向に広げ、坑道を拡張して行った。
2019年03月23日 13:26撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 13:26
これから約1時間は中で床面を掘り下げ、横方向に広げ、坑道を拡張して行った。
谷川岳と我らの作品。
2019年03月23日 13:28撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 13:28
谷川岳と我らの作品。
だいぶん通行も楽になった。
2019年03月23日 14:03撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 14:03
だいぶん通行も楽になった。
今日白毛門に登ると言う手もあるよ、とAki-CLさんが言うがみんなの反応は鈍い。
2019年03月23日 14:05撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 14:05
今日白毛門に登ると言う手もあるよ、とAki-CLさんが言うがみんなの反応は鈍い。
谷川の展望もこんな感じだから余り意欲は湧かない。何しろ前回は絶景だったからねぇ。
2019年03月23日 14:09撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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3/23 14:09
谷川の展望もこんな感じだから余り意欲は湧かない。何しろ前回は絶景だったからねぇ。
我らのイグルーと白毛門。
2019年03月23日 14:09撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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3/23 14:09
我らのイグルーと白毛門。
中ではAki-CLさんが一生懸命に穴埋め工作中。最初はスカスカでかなり寒かったとのことだ。
2019年03月23日 14:19撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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3/23 14:19
中ではAki-CLさんが一生懸命に穴埋め工作中。最初はスカスカでかなり寒かったとのことだ。
イグルーは明るいんだね。
2019年03月23日 14:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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3/23 14:20
イグルーは明るいんだね。
中から穴埋めするよりも外から雪をかけた方が早かった?
2019年03月23日 14:34撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 14:34
中から穴埋めするよりも外から雪をかけた方が早かった?
単独行のスキーヤーは南側に雪洞を掘っている。明日は笠ヶ岳のコルから赤倉沢を下降できれば、と言っていた。天気が悪ければピストンで下山するとのこと。
2019年03月23日 14:36撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 14:36
単独行のスキーヤーは南側に雪洞を掘っている。明日は笠ヶ岳のコルから赤倉沢を下降できれば、と言っていた。天気が悪ければピストンで下山するとのこと。
一瞬陽が射した瞬間。
2019年03月23日 14:44撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2
3/23 14:44
一瞬陽が射した瞬間。
でも谷川のガスは却って濃くなっていた。風もだんだんと強まっている。
2019年03月23日 14:44撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/23 14:44
でも谷川のガスは却って濃くなっていた。風もだんだんと強まっている。
イグルーの中でセルフィー。
2019年03月23日 17:41撮影 by  ASUS_Z012DA, asus
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3/23 17:41
イグルーの中でセルフィー。
イグルーの中でセルフィー、第2弾。余裕で立てる高さがある。時々立ち上がって腰を伸ばせるのは有難い。
2019年03月23日 18:02撮影 by  ASUS_Z012DA, asus
2
3/23 18:02
イグルーの中でセルフィー、第2弾。余裕で立てる高さがある。時々立ち上がって腰を伸ばせるのは有難い。
段々と雪が一帯になって行く感じだ。でも時折粉雪が落ちて来た。朝にはシュラフに薄っすらと雪が掛かっていた。
2019年03月23日 19:07撮影 by  ASUS_Z012DA, asus
3/23 19:07
段々と雪が一帯になって行く感じだ。でも時折粉雪が落ちて来た。朝にはシュラフに薄っすらと雪が掛かっていた。
2日目の朝。ほぼ吹雪の手前状態。即下山決定。
2019年03月24日 06:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 6:29
2日目の朝。ほぼ吹雪の手前状態。即下山決定。
イグルーは暖かくて快適だった。
2019年03月24日 06:30撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
3/24 6:30
イグルーは暖かくて快適だった。
一晩で新雪が20cm近く積もった。
2019年03月24日 06:30撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 6:30
一晩で新雪が20cm近く積もった。
下山開始。
2019年03月24日 06:44撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
3/24 6:44
下山開始。
視界50m位。
2019年03月24日 06:44撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 6:44
視界50m位。
何となく樹林の極を目指して降りて行く。
2019年03月24日 06:44撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 6:44
何となく樹林の極を目指して降りて行く。
が、記憶と違う様子なので登り返してGPS地図を確認し、本来の尾根にリルート。こう言う環境ではGPS地図はとても有効だ。
2019年03月24日 06:56撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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3/24 6:56
が、記憶と違う様子なので登り返してGPS地図を確認し、本来の尾根にリルート。こう言う環境ではGPS地図はとても有効だ。
尾根を下る。
2019年03月24日 06:57撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 6:57
尾根を下る。
樹林帯に入り少し風も弱まる。
2019年03月24日 07:13撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 7:13
樹林帯に入り少し風も弱まる。
ザ冬山だな。コールの方が視野より遠くまで届く。
2019年03月24日 07:13撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 7:13
ザ冬山だな。コールの方が視野より遠くまで届く。
まだ誰のトレースも無い状態。まあこんな天気で登って来る人もいるのかな?
2019年03月24日 07:26撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 7:26
まだ誰のトレースも無い状態。まあこんな天気で登って来る人もいるのかな?
雪山には目立つ色のアウターがやっぱり良い。
2019年03月24日 07:26撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 7:26
雪山には目立つ色のアウターがやっぱり良い。
だいぶん降りて来た。
2019年03月24日 07:47撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 7:47
だいぶん降りて来た。
結構段差の大きいところがあり要注意。
2019年03月24日 08:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 8:01
結構段差の大きいところがあり要注意。
ネコヤナギ。
2019年03月24日 08:04撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 8:04
ネコヤナギ。
ハナゲの滝が見えて来た。
2019年03月24日 08:06撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 8:06
ハナゲの滝が見えて来た。
尾根への取付きで登って来る2人パーティ。
2019年03月24日 08:21撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 8:21
尾根への取付きで登って来る2人パーティ。
登って来る登山者を避けてもう少し尾根の末端側から下降する。
2019年03月24日 08:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 8:23
登って来る登山者を避けてもう少し尾根の末端側から下降する。
東黒沢を渡る。
2019年03月24日 08:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 8:29
東黒沢を渡る。
白毛門駐車場。ここでアイゼンやらワカンを外す。
2019年03月24日 08:35撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 8:35
白毛門駐車場。ここでアイゼンやらワカンを外す。
昨日は乾いていた道路だったが今日は除雪車が走り回っていた。
2019年03月24日 08:46撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
3/24 8:46
昨日は乾いていた道路だったが今日は除雪車が走り回っていた。
一晩でこんなになるんだ。冬景色に戻った土合駅に帰着。お疲れ様でした。
2019年03月24日 08:48撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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3/24 8:48
一晩でこんなになるんだ。冬景色に戻った土合駅に帰着。お疲れ様でした。

感想

前回の白毛門でのイグルー作りは新雪で屋根ができず急遽雪洞山行になったが今回は「再履修」としてイグルー山行に再挑戦した。元々はタカマタギで計画したけど早朝の関越道の事故と閉鎖を受けて再び白毛門に転進。テントを持たないのが上達の早道と背水の陣で向かったが締まった雪で結構安楽にイグルーも出来ました!イグルー作りは成功したものの翌日の天気は半分吹雪のザ冬山模様で早々に下山した次第。これでイグルーで縦走だなんて声もありますがどう?

【1日目】
湘南を5時過ぎに出発して途中でI久保さんと合流して湯沢ICを目指す。当初計画では土樽からタカマタギ経由日白山を目指すものでタカマタギ周辺でイグルーを作ろうと言うものだった。前回の白毛門山行は関越道の渋滞に悩まされたが、今回は1時間半出発も早くしたせいかずっと順調だった。が群馬県に入った辺りで土樽PA近辺の事故のために関越道が通行止めとなっているとか。色々とネット情報も見ると多重衝突のようで数時間は通行止めが続きそうだった。手前で降りて国道で行くのも手の一つだけどタカマタギが最終目標じゃなくてイグルー作りの再履修が最終目標だよね、と言うことで手前の白毛門で良いか、と言うことになった。まあ勝手が解っているしね、と皆同意。月夜野ICでみんな高速を降ろされるので出口渋滞もあり、その手前の沼田ICで降りて土合を目指した。一応白毛門駐車場を見てみたがまだ雪に閉ざされていたので土合駅に戻りここに駐車した。

支度をして出発。前回よりはだいぶん雪も減っていて東黒沢に掛かる橋は欄干だけでなく底も見えていた。前回は新雪が深くてワカンが必要だったけど今回は締まった雪でワカンもアイゼンも着けずに松ノ木沢の頭まで登ることができた。登り一方で疲れるが段々と展望が良くなるのに慰められながら登る。土合から2h40mで松ノ木沢の頭に着いた。

ここからイグルー作りの再履修が始まる。概ね写真のコメントに書いた通りだけど
1. φ1.5mの円のマーキング
2. 下部2段用のブロックの切り出しと積み上げ
3. ドーム用の長めのブロックの切り出しとドーム部の積層
4. 出入口の工作
5. フロアの掘り下げと拡張
6. 隙間の目止め
と言うステップで今回は結構順調に作り上げることができた。イグルーについてはyoneyamaさんの丁寧なレクチャーノートがある。
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=44
そこに書かれていた通りキーになるのはドームを作る長いブロックを作ることとそれに適した雪を探すことのようだ。今回はラッキーにも表層がかなり硬く締まっていてここから長いブロックを容易に沢山切り出すことができた。1から3で1時間弱、これで基本的な形が出来上がっているのはかなりスピーディだ。
少し出入口を下目に着けすぎたせいか最初のうちはイグルーに入るのにかなり窮屈な姿勢を強いられたけどフロアを掘り下げるとだいぶん楽になった。

中に入ってみると結構明るいのが印象的だ。不思議と夜中に目覚めた時も天頂部が明るいので朝かと間違ってしまった。雪洞と違って陽があるうちはヘッデンは不要だ。また雪洞以上に暖かい。温度計は5℃位を指していたし、火を炊いていると10℃にもなった。でも何となく雪が吹き込んでくるのか起床時には皆の寝袋に薄っすらと雪が被っている状態だった。ともかくかなり快適なのに一同驚愕した次第。穏やかに夜を過ごすことができた。靴を履いていられるのもテントと違うメリットだけどテントブーツがあると更に良いとも実感できた。またテントよりも室内が高いので立って背伸びをしたりすることができるのもありがたいところだった。

【2日目】
夜半強い風が吹いている感じもあったがその通りだった。朝になると周囲は積雪20cm程度で外に置いていたギア類も新雪に埋まっていた。前夜はまんぷくだったが半分吹雪だ。こんな状態で白毛門を目指す気はみんな無い。前回山行で絶景を楽しむことが出来たし尚更だ。なので早々に下山は決まった。

いざ下山となっていきなり東側の尾根に間違って入りこれは違うよねと登り返して戻る。GPSの地図を確認してルートが左側の尾根と解る。この週末は各地で遭難のニュースが相次いだけど文明の利器は利用するべきだ。一旦正しい尾根に乗ってしまえばそれ程懸念は無いけれど支尾根があるところでは都度GPS地図を確認して降りていった。土合駅までは2時間で着いたが昨日の景色と全く違うのは驚かされる。雪質も2月の山行の時の方が春山っぽい感じだったが今日は100%ザ冬山だった。

結構ゆとりのある1泊2日のイグルー山行だったけど、無事にイグルー作りには成功して色々と理解できたのは大収穫だった。要は部位に適した雪を探すことがポイントなようだ。これでテントを持たずに縦走だ、なんて声もありますが行けるかなぁ?

■今回、出入り口は(崩落が心配で)ブロック面の1m程下から掘り進めたが、冒険登山のすすめ(米山悟. 筑摩書房)によると「出入り穴はブロックを積んだ下部20僂曚匹ら横に開けます。」でした。
■ガス 160g 使用
■交通事故による通行止めのため予定変更、沼田ICで降りて白毛門山行に。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190323-00000004-rescuenow-soci
からの引用文
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〔関越道〕新潟県内で14台多重事故 3時間ぶり通行止め解除(23日10時15分現在)
3/23(土) 7:00配信
NEXCO東日本などによると、新潟県湯沢町の関越自動車道土樽PA付近で、車両14台の多重事故が発生し、23日06:50から、下り線(新潟方面)の月夜野IC→湯沢IC間で通行止めとなっていましたが、約3時間後の10:05までに解除されています。

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