甲斐駒ケ岳(黒戸尾根)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 2,412m
- 下り
- 2,397m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:45
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 2:35
- 合計
- 12:50
天候 | 晴れ 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
尾白渓谷駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されている 6割ほど積雪 凍結箇所多数 要アイゼン |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
1日目、とにかく強気だった!笑
とっても楽しみにしていたのだ。
五合目まででもいいよと言うリーダーに対して、いやいや!そうはいかないぞ!とガンガン歩いた。
五合目以降は時々ふと弱気になる。
引き返すかと言われると、そうはいかない!と強気な自分が戻ってくる。
テントの中に入ったら、疲れている自分に気が付き、ご飯もなかなか喉を通らなかった。
2日目、強風のため出発を遅らせた。
出発後もしばらくは強風。チビは耐風姿勢がすぐにできる事が判明!耐える。
八合目以降は昨日を上回る恐怖の連続だった。
一歩一歩確実に進んだ。
山頂に着いたときには、風もなく快晴!
最高のご褒美だったー!
帰りはロープを出して登りと同じ時間をかけて下りてもらった。ありがたやありがたや。
テント場でアクシデントが発生し、再出発できるまでにかなり時間を要したため、下山が遅くなってしまった。
お互いライトで照らし合いながらゆっくり確実に下りる。不思議と怖さや不安はなかった。
下山後、心配するメールが何通か入っている事に気が付く。アクシデントが発生した時にお知らせしておけば良かったと反省した。
あと、バラクラバ焼けした。見事な焼けっぷりだ。日焼け止めを塗り忘れた事を後悔した。
大変満足、
色々な事を総復習するようなそんな山行でした。
勉強になりました。
ありがとうございました。
一歩一歩を大切に、楽しむ!
南アルプスで踏破したかったルートの一つ、黒戸尾根
昨年夏に計画するも吊り橋から数十分の所で
クマとスズメバチの出没情報があり泣く泣く見送りに
また一年間お預けかと思っていたが、山岳会の先輩の
お誘いで積雪期にチャレンジすることに!
無積雪期と比べ、体力・気力だけでなく
より一層のリスク対策が必要
今回の山行でも多くの学びがあった
1日目
天候にも恵まれ、この時期としては好条件
幕営地の七丈小屋までは長い道のりだったが
楽しみながら歩けた!
アイゼンを付けながらの梯子や鎖場は
重心を意識して集中すればさほど恐怖を感じず
スムーズに通過できるだろう
これでもか、というくらい
難所はたくさんあるが(苦笑)
夜はしっかり食べて、呑んで、寝て、翌日に備える
2日目
天気予報通り、明け方から強風が吹き荒れる
小屋から先の行程は稜線が続くため
風が落ち着くまでテントで待機することに
暫くして行動開始
時折吹く強風は耐風姿勢でしのぐ
御来迎場を過ぎると
白根三山、仙丈、鳳凰三山といった
南アルプスの明峰がハッキリ見えた
鳳凰の向こうには富士山も
雄大な景色を楽しみながら
近いようで遠い山頂を目指して
一歩一歩、着実に進む
お昼前には登頂!
二年半前に北沢峠から登ったときの事を思い返す
山頂ってこんなに狭かったか??(笑)
記念撮影を終えて長居せずに下山
足場が不安定な区間はロープを使う
スタンディングアックスビレイを初めて実践
ロープの持ち方が違う!と早々にリーダーから指導
何事も繰り返して身体で覚えねば
長い下山を目前に
幕営地で予想外のアクシデント
体力を大幅に消耗するも気力でカバー
日も沈み、ヘッデン&アイゼン歩行
焦る気持ちを抑えて転倒・滑落しないよう慎重に
同じ1時間でも登りと比べて明らかに長く感じた
吊り橋を渡り神社を抜けて駐車場に到着
どっと疲れが出た(苦笑)
でも何とも言えない達成感も味わえた!
ひと回り成長できたと思う
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