伊吹山(薄墨桜の様な霧氷が綺麗!)
- GPS
- 04:19
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 747m
- 下り
- 747m
コースタイム
08:58 新しい林道
09:17 上部のわさび田
09:57-10:07 シラサ避難小屋
10:43-11:10 伊吹山山頂
11:35-12:05 シラサ避難小屋
12:26 上部わさび田
12:39 林道
12:55 わさび田手前の駐車スペース
天候 | 曇りのち雪 稜線は風し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはありません。 道標はシライ峠までの間、駐車スペースと新しい林道にありました。 シライ峠からは要所に道標があります。 トレースはありませんでした。 前日降った雪は、シライ峠で5cmくらい。 深いところでも15cmくらい。 |
写真
感想
伊吹山と云っても、百名山でもある滋賀と岐阜の県境の百名山である伊吹山ではなく、石鎚山の近くにある愛媛と高知の県境の山です。
伊吹山へは、四国屈指の山岳展望道路である瓶ヶ森林道(冬期は閉鎖)で山頂直下まで行くことが出来、10分弱で山頂に行くことも可能です。
今回は、瓶ヶ森林道冬期閉鎖の最終週末である3月25日(日)、白猪谷から2時間ほど掛けて登りました。
登山口から山頂まで積雪がありました。
愛媛と高知を結ぶ国道194号から高知県道40号を通りますが、道幅は狭く、カーブ、落石危険箇所多数で距離も長く、ドライブで疲れてしまいます。
とにかく遠いって印象です。
白猪谷の登山口(バンガローの先)に辿り着くまでに2回道を間違え、自宅から3時間ほど掛かってしまいました。
1回目の間違いに気づき引き返す際、途中で追い越させてもらったクルマがあり、登山の身支度をしている男女2人連れを見かけました。
後で調べたら筒上山方面登山口だった様です。
何とか登山口に到着、クルマはありません。
この時期、このルートを登ろうなんて物好きは少ない(いない)ですね。
登山口にあるわさび田の左を通って沢の右岸を登ります。
沢に掛かる橋を渡って、本格的な登りになりますが、すぐに地形図にはない林道に出ました。
そこには高知ナンバーのクルマが、ちょっと年配の男性が既に帰るところですが、ここから20分ほど登山道を歩いて引き返したとのこと。
確かにトレースがありました。結局上部のわさび田までトレースがあったので、わさび田関係の方だったのでしょうか。
上部のわさび田を過ぎ、沢を2本渡ります。
雪のためルートが分かり難いですが、赤テープがあります。
途中で白い雪面の中、土が掘り起こされたところが2ヶ所ありました。
熊?、怖くなりストックを叩いて音を出しながら登ります。
幸いルート上には熊の足跡はありませんでした。
このルートは、急斜面はありません。
シラサ峠までもう少しの林間に、シラサ避難小屋が見えます。
シラサ避難小屋は高知県環境共生課により2009年12月に完成した新しい小屋です。
窓が大きくとても明るく、出入り口は3ヶ所あります。まきストーブ、トイレ、雨水タンクもあります。20人以上宿泊が可能と思われます。
しばし小屋で休憩し、伊吹山へ。
瓶ヶ森林道を少し歩き、道標に従って登山道へ。
笹に積もったうっすらの新雪を払い落としながら進むと、霧氷林が眼前に。
しっかり着いた霧氷もいいですが、うっすらの霧氷も素晴らしく、写真を撮りまくります。
まるで薄墨桜の満開の中を歩いている様な錯覚におちいります。
程なく伊吹山山頂に到着。
残念ながら石鎚山は雲の中、瓶ヶ森山頂も。
しかし、手箱山、筒上山、岩黒山、子持権現山、西黒森などの展望はまずまずです。
風が強い中、もう少し展望が開けるかと山頂で粘りましたが、北側からどんどん雲が押し寄せて好天は期待出来ないので、再びシラサ避難小屋へ。
小屋ノートを読みながら軽食を。
そんなことをしていたら、外は結構な雪です。
窓越しの雪もいいものです。
雪の中、下山しました。
帰路、道端のふきのとうを少し収穫、ふき味噌を作りました。
kusmmkさん、こんにちは。
霧氷見物といった感じだったでしょうか
タイミングが良かったですね。
しかし、四国の中で3時間は遠いですね。
私の場合、自宅から北アルプスへ行く場合と同じ時間
です。
ふき味噌ですか。以前は毎年のように作っていました。
少し甘めが好きです
youtaroさん、コメントありがとうございます。
今回は、道間違いもあり片道3時間のドライブは疲れました
四国は(も)沿岸部の開けた地域以外は、山間部がほとんどで、細くてくねくね道なのでスピードは出せません。
一人での山行では高速を利用しないので時間が掛かりますが、渋滞がほとんど無いので気持ち的には余裕を持って運転出来るのがありがたいです。
もう3月最終週なので、霧氷は期待してませんでしたが薄墨桜の様な霧氷の林を一人占めでした
青空があれば尚良いですが、あんまり高望みをしてもいけませんね。
4月からは、四国屈指の山岳展望道路の瓶ヶ森林道や石鎚スカイラインなどが開通するので、この山域も登山者や観光の方で賑わうことになります。
ふきのとうは、蕗味噌ぐらいしかレパートリーがありませんが、蕗味噌でちびりちびりってのもおつです
kusmmkさん、こんばんは。
伊吹山独り占めですか
私はH22年に土小屋〜瓶ヶ森を歩きましたが林道と並行
して歩くので物足りなかったです。
冬のほうが景色も違って趣があって良いと思います。
2010-08-28分水嶺歩き(瓶ヶ森〜土小屋)でまたUPします
saibabaさん、こんばんは。
四国の分水嶺踏破では、瓶ヶ森林道近くを歩きますよね。
確かに稜線と林道が接近していたり、林道が分水嶺だったりしますね
伊吹山の霧氷、なかなかいいです
kusmmkさん こんばんは
ロングドライブは疲れますが、美しい山並みや
幻想的な樹氷は納得の山歩き。
曇空でも、これだけ沢山の山々を眺める事が出来て
良かったですね。
ふき味噌も作れちゃうんですね。凄い!
暖かいご飯にも合いますね〜!
sumikoさん、こんばんは。
ロングドライブで、車を運転している時間の方が長かったです
霧氷の林は、本当に満開の桜と見まごうばかりでした。
こんな景色を独り占めとは、なんとも贅沢な気分です
標高1800m前後から上で雲が取れませんでしたが、1800m以下の山々の展望もよかったです
蕗味噌、簡単に作れちゃいますよ。
温かご飯にも合うし、晩酌の肴にももってこいです。
ほんのり春の香り〜
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