武甲山周回(芦ヶ久保駅→二子山→武川岳→大持山→武甲山→浦山口駅)
- GPS
- 06:43
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,580m
- 下り
- 1,643m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 6:43
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路)秩父鉄道「浦山口」駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
二子山周辺:急坂・急降下 二子山〜大持山:結構アップダウンあり 大持山〜子持山:痩せ尾根、岩場あり |
写真
感想
昨シーズン、登山道に積雪のある時期に芦ヶ久保駅から武甲山を目指しましたが、道迷い・凍結・疲労で途中でエスケープ。今回は日没に備えて、ヘッドランプまで準備して、リベンジに臨みました。
*****************************
芦ヶ久保駅からは線路沿いを進みます。「氷柱祭り」会場方向は「私有地につき通行止め」の標識がありました。以前は登山道として歩けたはずでしたし、逆側の入り口にあたる二子山雌岳山頂には、通行止めの表示はありませんでした。
トンネルをくぐって登山道に取り付きますが、いきなりなかなかの傾斜です。いったん小高い稜線を越えると、しばらくは沢沿いの上り。渡渉を何回か来り返します。サイド稜線に取り付くと二子山雌岳が見えてきます。ただし、山頂手前は急登。前回はここですでに残雪が氷となっていて、大変難儀をしたところです。
いくつもの太いロープを手繰りながら登り、1時間ちょっとでようやく二子山雌岳に。落葉樹が葉を落としたままですが、あまり展望はありません。二子山雄岳へは急降下ののちに急登。ただし坂は短いので時間がかかることはありません。
前回は下る道を間違えて別尾根へ下ってしまい、時間と体力をロスしてしまい、これが登山道に途中敗退の最大要因となってしまいましたが、やはり下山ルートの入り口がわかりにくく、別尾根への踏み後がはっきりしており、まだまだ間違う人がでてきそうです。
武川岳への案内板には「二子山から焼山を経て2時間、アップダウン多い」と注釈付きで表示されています。途中の焼山の手前は急斜面と短い岩場があり、前回は凍結&積雪で苦労しました。たしかに、武川岳まではいくつかのアップダウンを強いられますが、武川岳の手間へは比較的傾斜がゆるい登山道です。
前回はたくさんの登山客でにぎわっていた武川岳山頂は、この日は平日ということもあり誰もいませんでした。給水をしてすぐに下山。妻坂峠まではかなりの急坂。今回は凍結箇所がなかったのであまり恐怖感はありませんでしたが、慎重に下りました。
妻坂峠までは前回たどり着きましたが、前回はここでギブアップ。積雪、凍結、疲労で目の前の坂を上る気力が湧かなかったためですが、確かにここから目の前に見える名が急坂を上るにはかなりの覚悟が必要です。実際登ってみると30分以上急坂を上り続けなければなりませんでした。急坂をのぼりきるとあとは、比較的なだらかな稜線歩きでしたが、すでに大持山手前で足が攣りそうに。
大持山から樹木越しに今日歩いてきたコースを振り返ると、二子山から時計回りに歩いてきたところが一望できました。あとは目の前の武甲山への登り返しです。山頂標には「子持山を経て武甲山1時間50分」とあります。まだ12:00ですから、日没を心配する必要はなさそうです。
大持山直前から子持山までは登山道が一変します。痩せ尾根、岩場のアップダウンの繰り返しです。あまり恐怖感を感じるところではありませんが、上りも下りも気を抜けない場所でした。
子持山の山頂碑には「シラジクボ(25分)を経て武甲山1時間10分」。体力的・時間的に難しければ、武甲山をあきらめてシラジクボから浦山口駅へ下ろうとも考えていましたが、この日はそれも必要ありませんでした。このあたりの案内板には「急坂」とかの表示が多く、武甲山をへの登り返しにも「急坂」の表示。その坂を1歩1歩のぼること30分、ようやく浦山口への下山道分岐に設置されているベンチが見えてきました。
1時過ぎに本日のラスボス「武甲山」山頂に。平日ということもあり、狭い山頂を独占できました。羊山公園ではサクラソウ祭りが開催されるはずですが、まだ色づいていないようでした。
コースタイム3時間とある浦山口駅までを駆け下ると、14:48の上り電車に待ち時間0分で接続。おまけに、西武秩父駅では15分の接続で新型特急「ラビュー」に乗ることができました。やはり平日だったからでしょう。週末であれば「ラビュー」は満席だったと思われます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する