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Yamareco

記録ID: 1775252
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
札幌近郊

定山渓から国際スキー場へ 南岳・余市岳・朝里岳

2019年03月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:36
距離
26.9km
登り
1,531m
下り
1,182m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:28
休憩
0:08
合計
7:36
距離 26.9km 登り 1,533m 下り 1,199m
7:45
95
スタート地点
9:20
57
山鳥橋
10:17
39
10:56
131
13:07
13:12
18
14:15
14:18
21
EK度数(山鳥橋S〜札幌国際G):
距離:16.5km、累積上り:1.25km(等高線読みでの概算)、累積下り:1.1km
今回コース(基本値):34.5 (S〜南岳 9.0, 南岳〜余市岳 11.5, 余市岳〜G 14.0)
今回コース(補正後):38[+10%]
EK度数(基本値)=距離[km]+(累積上り[km]×10)+(累積下り[km]×5)
想定した積雪状態で基本値を割増し、それを脚力で割ればおおよその行動時間。
脚力は夏道で距離1km or 上り100m or 下り200mを1とした1時間あたりの行動量、標準は4程度。
天候 午前中は晴れ〜快晴、午後は薄曇
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き
地下鉄真駒内駅より定山渓温泉行きのバス(じょうてつバス、12系統)
朝一は7:00発で45分前後で温泉街に到着し、定山渓大橋で降車
帰り
札幌国際スキー場のアクセスバス
通常期間(3月末まで)の土日は1日6便出ており、地下鉄真駒内駅や市内中心部に止まります。最終は17:30
4月以降の春期間はアクセスバスが最大1日2便(最終16:00)となります。
コース状況/
危険箇所等
南岳〜1134ピーク間で氷化した斜面のトラバースが必要なところがあり、
スノーシューではグリップ不足で危ないかも
朝里岳沢川のスノーブリッジはもうしばらくは大丈夫そう
まずは定山渓温泉街から山鳥橋までの10kmウォーク
中間点くらいできれいな定天を見ることができます。
2019年03月30日 08:32撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
5
3/30 8:32
まずは定山渓温泉街から山鳥橋までの10kmウォーク
中間点くらいできれいな定天を見ることができます。
ようやく山区間に突入
2019年03月30日 09:24撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 9:24
ようやく山区間に突入
休憩中の先行PTに追いつきました。
東側に進んだと思われる熊足
2019年03月30日 09:31撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 9:31
休憩中の先行PTに追いつきました。
東側に進んだと思われる熊足
先週よりも若干西から尾根に取り付いています。
2019年03月30日 09:47撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 9:47
先週よりも若干西から尾根に取り付いています。
木がなくて見晴らしの良いところが多く、定天なども見ることができます。
2019年03月30日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 10:14
木がなくて見晴らしの良いところが多く、定天なども見ることができます。
山鳥峰に到着。休まず南岳へ。
2019年03月30日 10:16撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 10:16
山鳥峰に到着。休まず南岳へ。
このあたりは白井岳がよく見えました。
2019年03月30日 10:17撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 10:17
このあたりは白井岳がよく見えました。
立派なダケカンバを入れてみました。
2019年03月30日 10:21撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 10:21
立派なダケカンバを入れてみました。
広々として歩きやすいですね。
2019年03月30日 10:24撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 10:24
広々として歩きやすいですね。
2019年03月30日 10:47撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 10:47
南岳へ向けて谷地形を東から回りこむように進みます。
2019年03月30日 10:49撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 10:49
南岳へ向けて谷地形を東から回りこむように進みます。
南岳に到着。余市岳に向けてはここからが本番。
2019年03月30日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 10:55
南岳に到着。余市岳に向けてはここからが本番。
崖地形を回りこむように登ります。
2019年03月30日 11:04撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 11:04
崖地形を回りこむように登ります。
雪庇あり、ここから見える尾根の反対側をトラバースしたりと
このあたりが一番の難所だと思います。
2019年03月30日 11:04撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 11:04
雪庇あり、ここから見える尾根の反対側をトラバースしたりと
このあたりが一番の難所だと思います。
難所を切り抜けてほっとします。
2019年03月30日 11:22撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 11:22
難所を切り抜けてほっとします。
左奥が小ピーク1134です。
2019年03月30日 11:25撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 11:25
左奥が小ピーク1134です。
ちょっと霞んでいますが、羊蹄山
2019年03月30日 11:29撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 11:29
ちょっと霞んでいますが、羊蹄山
第2ステージは1261ピークまで。 1134から北方向に伸びる尾根どおり進んで、1261への尾根にぶつかったところで 西へ進みます。
2019年03月30日 11:45撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 11:45
第2ステージは1261ピークまで。 1134から北方向に伸びる尾根どおり進んで、1261への尾根にぶつかったところで 西へ進みます。
下りきったところで、軽く昼休憩です。
2019年03月30日 11:48撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 11:48
下りきったところで、軽く昼休憩です。
小ピーク手前は雪庇があり、取り付きやすいところを探しました。
2019年03月30日 12:09撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 12:09
小ピーク手前は雪庇があり、取り付きやすいところを探しました。
1261小ピーク に到着
2019年03月30日 12:13撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 12:13
1261小ピーク に到着
次は1380小ピークへ。さらに奥には本峰も
2019年03月30日 12:15撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 12:15
次は1380小ピークへ。さらに奥には本峰も
振り返って、南岳から先の稜線歩きのあと。
2019年03月30日 12:26撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 12:26
振り返って、南岳から先の稜線歩きのあと。
1380小ピークはこの先。足はきついですが、時間は十分あります。
2019年03月30日 12:33撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 12:33
1380小ピークはこの先。足はきついですが、時間は十分あります。
1380に到着。もう遮るものはありません。
等高線がやせ尾根っぽい雰囲気なので、頭を出しているダケカンバの脇を通るようにしたいところ。
2019年03月30日 12:43撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 12:43
1380に到着。もう遮るものはありません。
等高線がやせ尾根っぽい雰囲気なので、頭を出しているダケカンバの脇を通るようにしたいところ。
積丹方面の山
2019年03月30日 12:50撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 12:50
積丹方面の山
怖い雪庇と崖
2019年03月30日 12:55撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 12:55
怖い雪庇と崖
山頂標識はなくなってしまいましたが、三角点で登頂確認。
2019年03月30日 13:11撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 13:11
山頂標識はなくなってしまいましたが、三角点で登頂確認。
羊蹄山とニセコ方面
2019年03月30日 13:09撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 13:09
羊蹄山とニセコ方面
手前は歩いてきた稜線。奥には無意根山と中岳がしっかり見えます。
2019年03月30日 13:09撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 13:09
手前は歩いてきた稜線。奥には無意根山と中岳がしっかり見えます。
きれいな平場と崖のプリン
2019年03月30日 13:11撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 13:11
きれいな平場と崖のプリン
石狩方面の山々
2019年03月30日 13:16撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 13:16
石狩方面の山々
氷の造形エリアを横目に先へ進みます。
2019年03月30日 13:14撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 13:14
氷の造形エリアを横目に先へ進みます。
2019年03月30日 13:18撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 13:18
朝里岳へ向けて一旦下りきったところ。このあと少し登り返します。
2019年03月30日 13:29撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 13:29
朝里岳へ向けて一旦下りきったところ。このあと少し登り返します。
ひたすらなだらかな地形
2019年03月30日 14:05撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 14:05
ひたすらなだらかな地形
後ろの余市岳。薄曇が拡がってきました。
2019年03月30日 14:05撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 14:05
後ろの余市岳。薄曇が拡がってきました。
山頂近くの立派な松。近くに標識のついたダケカンバがあったはずですが、見つけられず。
2019年03月30日 14:17撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 14:17
山頂近くの立派な松。近くに標識のついたダケカンバがあったはずですが、見つけられず。
小樽方面の海
2019年03月30日 14:20撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 14:20
小樽方面の海
朝里岳からの下山。まずは赤い屋根の建物(ゴンドラ終点)を目指します。
2019年03月30日 14:24撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 14:24
朝里岳からの下山。まずは赤い屋根の建物(ゴンドラ終点)を目指します。
バックカントリーのシュプールを見ながらどんどん下りました。
2019年03月30日 14:48撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 14:48
バックカントリーのシュプールを見ながらどんどん下りました。
沢沿いまで下れば、あともう少し。
2019年03月30日 15:02撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 15:02
沢沿いまで下れば、あともう少し。
スノーブリッジはもうしばらく大丈夫のようです。
2019年03月30日 15:13撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
3/30 15:13
スノーブリッジはもうしばらく大丈夫のようです。
スキー場に無事到着。ゆっくり片付けてバス待ちです。
2019年03月30日 15:18撮影 by  Canon PowerShot SX50 HS, Canon
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3/30 15:18
スキー場に無事到着。ゆっくり片付けてバス待ちです。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ズボン(中綿入り) 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具(下) ゲイター マフラー 毛帽子 ザック スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 保険証 携帯 サングラス ストック カメラ

感想

先週は天候も悪く、南岳を過ぎてしばらく歩いた後の引き返しとなりました。
今週末は札幌国際スキー場の通常期間最終週ということもあり、個人的には冬の余市岳に足をはこべるラストチャンス。
天気も良いので、南岳〜余市岳〜札幌国際スキー場に再挑戦しました。
定山渓から南岳までは、山鳥峰の取り付き以外は先週と同じルート。
北側に木々のないところが多く、天気がよければ周りの山々を見渡せます。
道中に熊の足跡があり、既に冬眠を終えて動き回っているようです。

最初の1134までが最難関。氷化した斜面のトラバースが要求され、滑落しないよう慎重に抜けたいところ。
スノーシュー+ポールで強引に抜けましたが、少々グリップ不足。万全を期すなら本格的なアイゼンやピッケルですね。
1134を越えれば雪庇に多少気を使う程度で、下り上り繰り返しの体力勝負に持ち込めます。
木がまばらで地形や景色を楽しみながら進み、余市岳山頂へ。
山鳥橋から8km少々と歩き応え十分です。
ただ、山頂標識は見当たらず三角点だけしか確認できませんでした。
さらに西側を大きく回りこむ尾根も魅力的ですが、まだ触れることはできない領域。

一息ついて、朝里岳経由でスキー場へ。最初の大きな下りはスノーシューのグリップが期待できないので、雪の多いところを選びながら。
登り返しからの大雪原歩きは時々方向をチェックしながらすすみ、なんとなく一番高そうなところへ。
さらに進んでゴンドラ終点の建物脇からバックカントリーの跡を見ながら沢まで下りました。ここまで来ればあと少し。朝里岳沢川のスノーブリッジはまだ大丈夫そうです。
また、札幌国際スキー場をゴールとせず、余市岳から毒矢峰〜天狗小屋と抜け、周回ルートとするのも悪くなさそうです。天狗小屋から山鳥橋までの距離はおよそ2kmなので、車道歩きもそれほど苦にならないと思います。

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コメント

おめでとうございます!
南岳から余市岳ついにやりましたね!
それも定山渓からの歩き、すごすぎます。
僕もいつか歩きたいコースですがアップダウンの連続のようですね。
とにかくお疲れ様でした!!
2019/4/2 6:16
Re: おめでとうございます!
i-tomo さん、コメントありがとうございます。
この日を逃すと次の機会が来年になってしまうので、
感覚の残っているうちにリトライしました。
ちょっと危ないところもありますが、また次シーズンも歩いてみたいです。
天気がよければ、景色のよさで後半の連続アップダウンも乗り切れると思います。
2019/4/3 6:01
すごいです!
お疲れ様です。
bun33と申します。
ルート達成おめでとうございます。
南岳から余市岳のルートは、ぼくも計画していましたが、今年の実行はどうやら無理なようです。
来年は挑戦してみたいです。
参考にさせていただきますね!

2019/4/7 1:51
Re: すごいです!
bun33さん、コメントありがとうございます。
1月の偵察を見て、自分にはスキー場へ抜けるのがよさそうと思い
この時期に歩くことができました。
長丁場ですがしっかり準備できれば、歩ききれるコースに感じました。
2019/4/8 22:46
プロフィール画像
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