春季西穂高岳登頂山行
- GPS
- 22:39
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,026m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 7:11
天候 | 6日快晴(黄砂のため遠景はかすみぎみ 7日曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
独標手前まではなだらかな広い尾根(ホワイトアウト時は注意必要) 独標登りから山頂までは、いくつかのピークのアップダウンを繰り返す岩稜帯、滑落に注意 万が一の時はただでは済まなくなります。初級者は、上級者との同行を推奨。 |
その他周辺情報 | 新穂高温泉郷に日帰り温泉多数。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
ヘルメット
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感想
憧れの西穂高岳へ行って来ました。さすがに単独では、丸山辺りが精いっぱいのため、上級者に同行をお願いしました。当初は、初日は、山荘までの予定でしたが、天気予報が下り坂傾向だったので、一番のロープウェーに乗り、早めに山荘に着いて行けるところまで行こうということで、早めの出発をしました。
今回、西穂へ登るのも、新穂高のロープウェーに乗るのも初めてでした。RW西穂高口駅から山荘までは、樹林帯を緩く登って行きます。思いのほか早く山荘に着きました。チェクインを済ませ、不要な荷物をデポして、取り合えず独標を目指して出発です。独標手前までは、途中の丸山の名前のとおり、広く緩やかな丸みを帯びた広い尾根を登って行きます。霧が出たり、ホワイトアウトの時は方向を見誤る可能性が大きいです。所々に笹竹がルート案内のために挿してあります。
独標取り付きまで来るといよいよ岩稜帯に入ります。Youtubeで事前に見ていたスリップの映像が頭をよぎりますますが、慎重に歩を進め、なんとか独標に辿り着くことができました。
ここから山頂までは、いよいよ本格的な岩稜帯に入ります。初心者立ち入るべからずということですが、今回は上級の同行者をお願いし、ここからアンザイレンで進みます。途中の痩せ尾根部分も、ネットで見たいたよりは、それほど危険な感じはしませんでした。痩せ尾根も、雪庇があるお陰で、乗っかるわけにはいきませんが、視覚的に幅広に見えるので、なんとなく安心感があり、踏み跡を外さないように進めば何とかなりました。
独標から遠くに見えたピラミッドピークですが、緊張感の中にも、一歩ずつ歩を進めていけば、何とか辿り着けるものです。
次はいよいよ山頂を目指します。痩せ尾根以外にも、岩稜の巻き道も、一歩踏み外せば、遥か下まで滑落しそうな場所がかなりありますので、気を抜くことは禁物です。悪戦苦闘しながらもなんとか山頂に立つことができました。山頂からの展望は格別です。
しかし、ゆっくりもしたいところですが、滑落に危険は登りよりも下りのほうが一層増しますので、下山に掛かります。バックステップも多用しながら、慎重に下り、独標を下り終えた時には、やっと安心できました。
山荘は、土曜日ということもあり、人気の山小屋ということで食事も2回転の大盛況でした。暖かく部屋もゆったりとしていて、夏もまた来てみたいと思えました。
2日目は、朝食を終えて、下山するのみでしたが、昨日の登頂の満足感を抱えての足取りとなりました。
やはり、初心者が冬の西穂高へ行くには、ベテランと同行か、ガイドツアーに参加するべきでしょう。別にロープで引き上げて貰うわけではないですが、ビレーが有ると無いのとでは、精神的圧迫感が全く違います。
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