自転車乗りの聖地・乗鞍岳
- GPS
- 08:36
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,505m
- 下り
- 1,489m
コースタイム
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 8:29
天候 | 曇、一時晴/小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
|
写真
感想
青春18切符があと一回分残っているので、自転車乗りの聖地・乗鞍岳の積雪期登山に挑戦。
行きは時間の都合で、特急あずさ利用、帰りのみ在来線縛り。
退勤後にあずさで松本入りし、スーパー銭湯で一息、その後自転車で乗鞍高原へ。冬季の乗鞍高原線はスキー場のある休暇村まで通行可能のため、そこから先は登山。
9時から11時頃のみ快晴で、後は曇天予報のため、出来るだけ早く出発したかったが、行先を決めたのが、退勤直前であったため、下調べが不十分。調べ過ぎても新鮮味が欠けるため、いつも危険箇所の有無程度しか調べないが、日の出前に到着すると、ある程度把握しとかないと、どっちに行けば良いのかもわかない。
その場で調べたがルートが判明したのが、夜が明け始める5時頃になってしまった。
いつものペースなら問題無いと考えていたら、何だかペースが上がらない。土曜日は仕事絡みで、慣れないゴルフで変に下半身の筋肉を使い、日曜も朝早くから仕事、山行を行った月曜日は不眠で自転車移動だったので、思いの外、疲労が回復していない様子。
昨日降雪があったようで、サラサラのパウダー状の雪が多く、アイゼンでは歩きにくく、ワカンにチェンジ。アイゼンを仕舞うのが面倒で、ザックのコードで留めておいたら、片方落としてしまい、取りに戻るのに大幅なタイムロス。
カメラを格納するポーチが壊れ、雪原を転がって行ってしまい、回収するなど、踏んだり蹴ったり。
そんなこんなをやっているうちに、見事な青空の変わっていた。
雪原は風が強く、シュカブラが発達していて綺麗であったが、向かい風。呼吸をするのがシンドイ。
風の影響でクラスト状態になっており、ワカンの歯が通らなくなってきたので、再びアイゼンに戻したら、場所によってコンディションに差があり、フカフカの箇所も多数。
結局肩の小屋への登りでワカンに戻す。肩の小屋周辺から、風の勢いが数段アップし、アラレの様な固い雪礫が吹き付けて来て、バラクバ無しでは耐えれない状態に。ずっと目の前に建物が見えているのに、中々近付けない。
剣ヶ峰は諦めて撤退しようかと思ったが、乗鞍岳は何度も登ったことがあり、ナイフリッジの様な場所が無いことを把握しているため、続行を決断。強烈な西風を避けるために、朝日岳盾にし、中腹をトラバースするが、発達した雪庇や風紋をよくよく確認してみると、所々に亀裂が入っており、崩れる可能性がありそう。結局、雪崩を警戒して、上部に移動することになり、また強風にさらされる。
風が強いタイミングでは移動を控えつつ、前進し、無事に剣ヶ峰到着。
中央アルプスや御嶽山の方角は比較的晴れていたが、時間をかけすぎたため、槍穂等の鎮座する北アルプス側は予報通りの曇天。どんどん白んでいったので、降雪してそうな雰囲気。
帰路は風が避けるために、肩の小屋方面には戻らず、剣ヶ峰から尾根伝いに雪に沈むエコーラインへ降りて行った。
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