無意根山（中山峠から）

2019年04月13日(土) [日帰り]

• GPS: 10:40
• 距離: 28.0km
• 登り: 1,128m
• 下り: 1,113m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:34
• 休憩: 1:07
• 合計: 10:41

距離 28.0km 登り 1,128m 下り 1,127m

4:28 スタート地点
5:28 喜茂別岳 中山峠コース登山道入り口
6:46 6:47 喜茂別岳
7:21 7:29 並河岳
8:25 8:56 中岳
9:49 10:04 無意根山 旧山頂
10:07 10:19 無意根山
10:22 無意根山 旧山頂
12:40 喜茂別岳
13:55 喜茂別岳 中山峠コース登山道入り口
15:06 中山峠
15:09 ゴール地点

天候

快晴☀　稜線は風強し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中山峠西側の道路情報館の駐車場を利用しました。
24時間使えるキレイなトイレあります。

写真

4/13 4:30

中山峠右手の道路情報館に車を停め、スノーシューを履いてスタート。

4/13 4:49

しかし固く締まった雪で普通に歩ける。
シューは背負ってつぼ足で。
5時前なのに、明るくなったね。

4/13 5:28

林道終点の電波施設着。ここまで1時間。

4/13 5:38

林道の先も固く締まった雪。
つぼ足のまま、サクサク快適に歩けました。

4/13 5:58

標高1,000ⅿを超えると、今日向かう山々が見えてきた。

4/13 6:34

雲一つない青空。期待でテンション上がります。

4/13 6:43

喜茂別岳山頂着。
羊蹄山もすっきり見えました。

4/13 6:49

さあこれから、向こうの山々を目指します。

4/13 6:51

では行ってみよう。
小さな雪庇を滑り下りて振り返り。

4/13 6:56

まずはあの並河岳から。

4/13 7:01

山腹に、スキーのトレースがたくさん。
山頂直下はそこそこ急斜面でしたが、つぼ足のままで行けました。

4/13 7:22

並河岳の上部は、ハイマツ祭り。

4/13 7:24

並河岳山頂着。
山頂標識はありません。

4/13 7:24

ここからは未踏。
かっこいい山容の中岳へ。

4/13 7:35

並河岳から100mほど下って、

4/13 7:49

中岳へ取り付きます。
やや細く急な尾根歩きとなるので、スノーシューを投入しヒールリフターを使って登りました。

4/13 8:05

細尾根を登り切ると再びなだらかに。
あの岩のトンガリ部を目指して進みます。

4/13 8:09

羊蹄がさっきよりも近くなりました。

4/13 8:20

山頂手前。
近づいてみるとかなり大きな岩です。

4/13 8:23

日の当たる斜面で光っていたのは、薄氷の表面部。
ミリ単位の薄氷が雪面から浮いてパリパリになってます。
たたみいわしみたいなもんですな(^^)

4/13 8:26

登りきりました。
おお！余市岳が。

4/13 8:29

中岳も山頂標識はありません。
ここで休憩し、この先の計画を練ります。

4/13 8:39

ここまで順調に歩いて4時間。
計画よりも早く、体調も良いので、休憩を終えたら無意根まで足を伸ばしてみることにしました。

4/13 8:44

この景色見ながら朝ごはん食べるなんて贅沢。

4/13 8:59

では無意根に向けて出発。
さらば中岳。

4/13 9:02

無意根山は目と鼻の先ですが結構急そうです。
中央やや左から回り込んで向かうことにしました。

画像下にスライドした方2人が写ってます。元山から無意根に登り、中岳を目指すと言っていました。

4/13 9:45

急登をシューのまま登り切りました。
斜度が緩みはじめるころ、岩の塊があると思ったらケルンでした。山頂は近いようです。

4/13 9:48

無意根山山頂、到着(^^)/
遠かった分、達成感あります！

4/13 10:15

せっかくなので少し先の方まで歩いて行ってみました。
定山渓天狗岳はやはり存在感が違います。

4/13 10:15

余市岳から千尺高地に繋がる稜線。

4/13 10:18

ミニサイズのスノーモンスター越しに羊蹄とニセコの山々。
無意根山頂では、たくさんの方とスライドしました。
では、これから長い帰路につきます。

4/13 10:26

山頂からは、急斜面を尻滑りで。
程よいザラメ雪のおかげで、怖さを感じないスピードで滑り降りることができました。

4/13 11:21

平坦な雪原を歩いては時々振り返る。
無意根山も遠くなりました。

4/13 11:25

中岳へは登り返さずに、左斜面をトラバース。
しばらく進むと、並河岳が見えてきました。

4/13 11:29

目の前がすり鉢状の谷となっているので、少し斜面を登ります。
あと20ⅿくらい高いルートを歩いてくれば良かったと思います。

4/13 11:31

往路で歩いた、中岳への尾根に合流しました。

4/13 11:40

並河岳。これも登り返しを回避して左から。

4/13 11:48

左に巻いている途中で中岳を振り返ります。
斜面を横切るのは、シューを履いたままでは足が疲れるので、途中からつぼ足に切り替えました。

4/13 11:58

歩いていると、前方にクラックが(゜Д゜;)
かなりビビりました。

4/13 11:58

クラックを避けて斜面を登り、上方をそろりそろりと進みました。
急斜面にはクラックが入り始めているようです。

4/13 12:03

喜茂別岳が見えてきました。
ここも左から巻こうかとも思いましたが、先ほど斜面に開いたクラックを見たこともあり、ここは登り返すことにしました。

4/13 12:17

最後に喜茂別岳の山頂を踏んで、羊蹄山を見納めるのも悪くありません。

4/13 12:26

山頂尾根の西側に上がりました。

4/13 12:30

歩いてきた山々を振り返ります。

4/13 12:38

しつこく撮り続けた羊蹄山、今度こそこれで見納めです。

4/13 12:40

では、これにて下山。

4/13 12:59

最後に無意根山も見納め。

4/13 13:26

…と言いつつ、何度も振り返っては山を眺める。

4/13 13:26

じゃあ最後に一座ずつ山の写真を撮っとくか。
まずは木に隠れて良く見えない喜茂別岳。

4/13 13:26

右隣に並河岳、

4/13 13:26

その右に中岳、

4/13 13:27

そしてボスキャラ無意根山。
はい、満足です。

4/13 13:28

程なくして平坦な雪原に。
実はここからがダラダラと長いんだな。

4/13 13:34

気温が上がって融けた雪が足にまとわりついて重い。
だんだん足が上がらなくなってきた。

4/13 13:53

ようやく電波塔のある林道終点。
まだこの先1時間歩くのか。修行だな。

4/13 15:06

写真も撮らず、ラジオを聴いて気を紛らせながらようやく中山峠にたどり着いた。へろへろだ。

4/13 15:16

今日は頑張りました。

撮影機器：

Canon IXY DIGITAL 930 IS Canon

感想

awa3956

今日は終日安定した快晴の予報。
こんな休日はめったにない。
かねてから考えていた、中山峠から無意根山へのロングハイクに挑戦しました。

昨年同時期に並河岳まで歩いたので、今年はその先の中岳までは行きたいと考えてスタート。
今日は雪が締まって歩きやすかったおかげで順調に進み、最終目標の無意根山まで行くことができました。
往復28キロと距離はありますが、コース全体に平らな場所を歩くことが多く、標高差はそれほどでもありません。

眺望は素晴らしく、羊蹄山や尻別岳、ニセコの山並みを横目にハイキング。
広い雪原と山の大きさを感じられる場所でもあると思います。
ただ、視界不良の時は迷いやすそうな地形のようなので、晴天の日限定で楽しみたいコースであります。