ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1792355
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹

婆娑羅山 松崎町下田市境の山

2019年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
02:25
距離
2.5km
登り
367m
下り
366m

コースタイム

09:00 婆娑羅トンネル(松崎町側)⇒ 
09:05 旧婆娑羅トンネル⇒
09:15 婆娑羅トンネル上部尾根⇒ 10:00 婆娑羅山⇒
10:40 婆娑羅トンネル上部尾根⇒ 11:00 古道 婆娑羅峠⇒
11:05 亀石⇒ 11:25 婆娑羅トンネル(松崎町側)
天候
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
静岡県西伊豆町松崎地内国道136号線より県道15号線(下田松崎線)に入り婆娑羅トンネル直ぐ手前の駐車スペースに車を置きました。
コース状況/
危険箇所等
 婆娑羅トンネル松崎町側直ぐ手前を左折して廃材最終処理場への車道を進みました。
 その先通行止になっている旧婆娑羅トンネルを見てから少し戻り人工林の中に入りました。
 目印の古いテープや踏み跡をたどりトンネル上部の尾根に出ました。
 展望の無い人工林の急斜面を尾根を外さないように直登して登って行きました。
 山頂手前では倒木が多くあり、避けるため回り込むように進みその都度地形図を見て方向を確認しながら山頂に向かいました。
 婆娑羅山山頂は樹林に囲まれ展望は無く三等三角点が埋設されていました。
 戻る途中人工林の中で進む方向が分からなくなり一瞬ヒヤリとしました。
 婆娑羅トンネル上部まで戻り、さらに尾根伝いに低いピークを数回越えアンテナ鉄塔脇を通り古道の婆娑羅峠へ下がりました。
 再度南に進み同じようにピークを越え古い石塔や亀石そして石積みの跡が残っている場所に下がりました。
 尾根から外れ西方向の沢筋に下がり、大昔海底から隆起したと思われる大きな岩を散策しながら出発地の婆娑羅トンネル松崎町側に戻りました。
車で移動中富士山がきれいに見えたので伊豆市小下田付近国道136号線車道横で写しました。
2019年04月13日 08:16撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 8:16
車で移動中富士山がきれいに見えたので伊豆市小下田付近国道136号線車道横で写しました。
婆娑羅トンネル手前から見えた婆娑羅山。
2019年04月13日 08:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 8:55
婆娑羅トンネル手前から見えた婆娑羅山。
県道15号線 婆娑羅トンネル松崎側。
手前の駐車スペースに車を置きました。
数百メートル松崎側に下がった所に観光駐車場がありました。
2019年04月13日 08:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 8:59
県道15号線 婆娑羅トンネル松崎側。
手前の駐車スペースに車を置きました。
数百メートル松崎側に下がった所に観光駐車場がありました。
左手方向に曲がり廃品最終処理場横を通過しました。
2019年04月13日 09:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:00
左手方向に曲がり廃品最終処理場横を通過しました。
タンクローリーのタンクを利用した水道タンク。
2019年04月13日 09:02撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:02
タンクローリーのタンクを利用した水道タンク。
旧婆娑羅トンネル。
鉄格子があり中には入れません。
2019年04月13日 09:04撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:04
旧婆娑羅トンネル。
鉄格子があり中には入れません。
旧婆娑羅トンネル内部。
2019年04月13日 09:04撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
4/13 9:04
旧婆娑羅トンネル内部。
旧婆娑羅トンネル約100m手前にケルンらしき石があり古びたテープがありそこからから人工林の中に入りました。
2019年04月13日 09:06撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:06
旧婆娑羅トンネル約100m手前にケルンらしき石があり古びたテープがありそこからから人工林の中に入りました。
踏み跡などを見ながら婆娑羅山に続く尾根を目指し登って行きました。
2019年04月13日 09:09撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:09
踏み跡などを見ながら婆娑羅山に続く尾根を目指し登って行きました。
婆娑羅山に続く尾根に出ました。

2019年04月13日 09:14撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:14
婆娑羅山に続く尾根に出ました。

広い尾根は獣道入り込み登山者も山頂を目指し自由自在に登るようで古びたテープや地形図を見てルートを確認しながら進みました。
2019年04月13日 09:16撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:16
広い尾根は獣道入り込み登山者も山頂を目指し自由自在に登るようで古びたテープや地形図を見てルートを確認しながら進みました。
たき火たばこに注意。
造林時の注意のようでした。
2019年04月13日 09:18撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:18
たき火たばこに注意。
造林時の注意のようでした。
倒木が多くなりました。
2019年04月13日 09:23撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:23
倒木が多くなりました。
小石が固まった岩。
海底の砂や小石が固まり作られているようです。
2019年04月13日 09:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:25
小石が固まった岩。
海底の砂や小石が固まり作られているようです。
東側の山が見えました。
2019年04月13日 09:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:25
東側の山が見えました。
オモトかな?
2019年04月13日 09:28撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:28
オモトかな?
火の用心。
2019年04月13日 09:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:32
火の用心。
戻る下山時には尾根が広がり苦戦しました。
2019年04月13日 09:46撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:46
戻る下山時には尾根が広がり苦戦しました。
昨年秋の台風の大風で倒れてしまったようです。
2019年04月13日 09:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:55
昨年秋の台風の大風で倒れてしまったようです。
倒木を避け迂回しながら山頂へ登りました。
2019年04月13日 09:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 9:58
倒木を避け迂回しながら山頂へ登りました。
婆娑羅山 標高608.1m 三等三角点。
樹林に囲まれ展望無し。
2019年04月13日 10:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:01
婆娑羅山 標高608.1m 三等三角点。
樹林に囲まれ展望無し。
この婆娑羅山標示板の字と標高間違っているようです。
2019年04月13日 10:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
4/13 10:01
この婆娑羅山標示板の字と標高間違っているようです。
婆娑羅山山頂付近で見た小さい花。
2019年04月13日 10:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:12
婆娑羅山山頂付近で見た小さい花。
婆娑羅トンネル上部付近まで戻ってきました。
2019年04月13日 10:41撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:41
婆娑羅トンネル上部付近まで戻ってきました。
南方向に尾根を進みました。
2019年04月13日 10:42撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:42
南方向に尾根を進みました。
紅葉を思わせる若葉。
2019年04月13日 10:44撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:44
紅葉を思わせる若葉。
見頃は過ぎた大島桜。
2019年04月13日 10:46撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:46
見頃は過ぎた大島桜。
低いピークを数回越えて行きました。
2019年04月13日 10:46撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:46
低いピークを数回越えて行きました。
吊るが行く手を阻む。
2019年04月13日 10:47撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:47
吊るが行く手を阻む。
古い地層の岩盤が出た細尾根。
2019年04月13日 10:48撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:48
古い地層の岩盤が出た細尾根。
アンテナ施設横からの婆娑羅山。
2019年04月13日 10:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:49
アンテナ施設横からの婆娑羅山。
アンテナ鉄塔。
2019年04月13日 10:50撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:50
アンテナ鉄塔。
ヤマツツジ。
2019年04月13日 10:50撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:50
ヤマツツジ。
アンテナ鉄塔付近から西方向を見る。
2019年04月13日 10:50撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:50
アンテナ鉄塔付近から西方向を見る。
地形図とコンパスを駆使し縦走する女性登山者。
とてもまねができない。
2019年04月13日 10:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:54
地形図とコンパスを駆使し縦走する女性登山者。
とてもまねができない。
低いピークが続きました。
2019年04月13日 10:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:54
低いピークが続きました。
古道 婆娑羅峠。
2019年04月13日 10:57撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
4/13 10:57
古道 婆娑羅峠。
下田側。
2019年04月13日 10:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:58
下田側。
松崎側。
2019年04月13日 10:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 10:58
松崎側。
さらに南に進むと古い石積みの人工物が見えてきました。
2019年04月13日 11:02撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:02
さらに南に進むと古い石積みの人工物が見えてきました。
亀石。
台座のようで昔はこの上に石仏が安置されていたと思いました。
2019年04月13日 11:03撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:03
亀石。
台座のようで昔はこの上に石仏が安置されていたと思いました。
三方を石積みで囲った住居跡のようです。
2019年04月13日 11:04撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:04
三方を石積みで囲った住居跡のようです。
しっかりと石積みがされて何かを祀っていたようです。
2019年04月13日 11:04撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:04
しっかりと石積みがされて何かを祀っていたようです。
散乱していた加工した石の部品。
2019年04月13日 11:04撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:04
散乱していた加工した石の部品。
二本の石柱の奥は祠があったように想像できます。
2019年04月13日 11:05撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:05
二本の石柱の奥は祠があったように想像できます。
杯かと思い見てみるとどんぶりか皿の底の部分でした。
2019年04月13日 11:07撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:07
杯かと思い見てみるとどんぶりか皿の底の部分でした。
松崎町と下田市の境と思われ協力して詳しく調査してみれば歴史が分かると思いました。
2019年04月13日 11:08撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:08
松崎町と下田市の境と思われ協力して詳しく調査してみれば歴史が分かると思いました。
尾根を外し西方向松崎側の谷筋に下がりました。
2019年04月13日 11:08撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:08
尾根を外し西方向松崎側の谷筋に下がりました。
大きな岩盤が地表に現れていました。
2019年04月13日 11:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:10
大きな岩盤が地表に現れていました。
海底に堆積した砂や小石が伊豆半島が形成される過程で隆起したと思われます。
2019年04月13日 11:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:10
海底に堆積した砂や小石が伊豆半島が形成される過程で隆起したと思われます。
苔むした岩盤。
2019年04月13日 11:11撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:11
苔むした岩盤。
大きな岩。
2019年04月13日 11:14撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:14
大きな岩。
昔の物か近代の物か分かりませんが石積みがされ畑の跡のようです。
2019年04月13日 11:15撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:15
昔の物か近代の物か分かりませんが石積みがされ畑の跡のようです。
下がって来た沢筋の人工林。
2019年04月13日 11:16撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:16
下がって来た沢筋の人工林。
苔むした岩盤。
2019年04月13日 11:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:17
苔むした岩盤。
苔むした岩盤。
2019年04月13日 11:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:19
苔むした岩盤。
婆娑羅トンネルを抜けると下田市になります。
下田側に抜けると直ぐに「マンダラ」と言うカフェがありました。
2019年04月13日 11:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:22
婆娑羅トンネルを抜けると下田市になります。
下田側に抜けると直ぐに「マンダラ」と言うカフェがありました。
婆娑羅トンネル松崎側に戻ってきました。
2019年04月13日 11:23撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/13 11:23
婆娑羅トンネル松崎側に戻ってきました。
撮影機器:

感想

 昨年の同じ時季に婆娑羅山に登りました。
 しかし自分のミスで記録した画像を消去してしまい再挑戦しました。
 昨年と同じルート南側から山頂を目指しました。
 道標無し登山道無し目印は古いテープ、地形図コンパスを駆使しかすかな踏み跡をたどり登りました。
 下山時は尾根が広がり方向が分からなくなり若干焦り、踏み跡を探したりじっくり見渡し目印のテープを探しながら下がりました。
 途中で出会った女性の登山者は地形図とコンパスで尾根伝いにガンガン進んできました。
 この先時間の許す限り進むと尾根伝いに消えていきました。
 少しは地図が読めると粋がっていた自分のちっぽけな思い上がりに愕然としてしまいました。
 「婆娑羅」とは奇妙な山名だと思いました。
 サンスクリット語で金剛といい素晴らしいと言う表現のようです。
 またその昔弘法大師が婆娑羅三摩耶を修めた霊場の地と伝えられそんなところから山名が付いたのでしょうか。
 また昔生活が苦しい村の者たちは親が年を取って動けなくなると婆娑羅山に連れて行き、中腹にあるという大きなほら穴の前に年寄りたちは置き去りにされ末路を迎える悲しい因習が伝わっているようです。
 霊場の地は石柱や住居跡地のような石積みを見て何となく理解できそうでした。
 年老いた親を婆娑羅山に捨てる伝説は少し無理がありそうに思いました。
 今日のルートではほら穴は見当たりませんでした。
 麓から背負子で背負って峠まで来るのにも大変で、ましてや急な斜面の山道を登るのは自分の体力では不可能に近いと思いました。
 電気ガス石油などの燃料が無い時代は山の木が燃料になっていたと思います。
 燃料などを確保するため年老いた人も山仕事をして、山で不意の事故や病気発生で死亡したり行方不明になった事故が発生したと想像しました。
 いつの間にか昔話が変化して伝説になり現代に伝わっていると思いました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:693人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら