婆娑羅山 松崎町下田市境の山
- GPS
- 02:25
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 367m
- 下り
- 366m
コースタイム
09:05 旧婆娑羅トンネル⇒
09:15 婆娑羅トンネル上部尾根⇒ 10:00 婆娑羅山⇒
10:40 婆娑羅トンネル上部尾根⇒ 11:00 古道 婆娑羅峠⇒
11:05 亀石⇒ 11:25 婆娑羅トンネル(松崎町側)
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
婆娑羅トンネル松崎町側直ぐ手前を左折して廃材最終処理場への車道を進みました。 その先通行止になっている旧婆娑羅トンネルを見てから少し戻り人工林の中に入りました。 目印の古いテープや踏み跡をたどりトンネル上部の尾根に出ました。 展望の無い人工林の急斜面を尾根を外さないように直登して登って行きました。 山頂手前では倒木が多くあり、避けるため回り込むように進みその都度地形図を見て方向を確認しながら山頂に向かいました。 婆娑羅山山頂は樹林に囲まれ展望は無く三等三角点が埋設されていました。 戻る途中人工林の中で進む方向が分からなくなり一瞬ヒヤリとしました。 婆娑羅トンネル上部まで戻り、さらに尾根伝いに低いピークを数回越えアンテナ鉄塔脇を通り古道の婆娑羅峠へ下がりました。 再度南に進み同じようにピークを越え古い石塔や亀石そして石積みの跡が残っている場所に下がりました。 尾根から外れ西方向の沢筋に下がり、大昔海底から隆起したと思われる大きな岩を散策しながら出発地の婆娑羅トンネル松崎町側に戻りました。 |
写真
感想
昨年の同じ時季に婆娑羅山に登りました。
しかし自分のミスで記録した画像を消去してしまい再挑戦しました。
昨年と同じルート南側から山頂を目指しました。
道標無し登山道無し目印は古いテープ、地形図コンパスを駆使しかすかな踏み跡をたどり登りました。
下山時は尾根が広がり方向が分からなくなり若干焦り、踏み跡を探したりじっくり見渡し目印のテープを探しながら下がりました。
途中で出会った女性の登山者は地形図とコンパスで尾根伝いにガンガン進んできました。
この先時間の許す限り進むと尾根伝いに消えていきました。
少しは地図が読めると粋がっていた自分のちっぽけな思い上がりに愕然としてしまいました。
「婆娑羅」とは奇妙な山名だと思いました。
サンスクリット語で金剛といい素晴らしいと言う表現のようです。
またその昔弘法大師が婆娑羅三摩耶を修めた霊場の地と伝えられそんなところから山名が付いたのでしょうか。
また昔生活が苦しい村の者たちは親が年を取って動けなくなると婆娑羅山に連れて行き、中腹にあるという大きなほら穴の前に年寄りたちは置き去りにされ末路を迎える悲しい因習が伝わっているようです。
霊場の地は石柱や住居跡地のような石積みを見て何となく理解できそうでした。
年老いた親を婆娑羅山に捨てる伝説は少し無理がありそうに思いました。
今日のルートではほら穴は見当たりませんでした。
麓から背負子で背負って峠まで来るのにも大変で、ましてや急な斜面の山道を登るのは自分の体力では不可能に近いと思いました。
電気ガス石油などの燃料が無い時代は山の木が燃料になっていたと思います。
燃料などを確保するため年老いた人も山仕事をして、山で不意の事故や病気発生で死亡したり行方不明になった事故が発生したと想像しました。
いつの間にか昔話が変化して伝説になり現代に伝わっていると思いました。
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