ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1795543
全員に公開
山滑走
朝日・出羽三山

【山形・出羽三山】月山〜肘折温泉(一泊・縦走)

2019年04月13日(土) ~ 2019年04月14日(日)
 - 拍手
powruipote その他17人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
14:54
距離
25.3km
登り
1,491m
下り
2,297m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:27
休憩
1:03
合計
7:30
7:48
22
スタート地点
8:10
8:20
11
8:31
8:46
25
9:11
9:20
32
9:52
9:53
102
11:35
11:55
27
12:22
12:23
102
14:05
14:12
66
2日目
山行
6:01
休憩
0:26
合計
6:27
8:42
8:42
29
9:11
9:34
1
11:33
11:33
142
13:55
13:57
45
14:42
ゴール地点
天候 両日とも晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイクロバス(レンタカー)で送迎
コース状況/
危険箇所等
雪はこの時期にしては多く、千本桜と猫又沢源頭の急斜面も昨年と比較すると雪割れが少なく滑りやすかった(クサレ雪だったけども...)。反面、急斜地には前年よりずっとたくさんのデブリを確認。実際に、スキーで斜面を切ると板状に割れて流れたシーンがいくつかあったことから、周りの地形には十分注意して進行する必要がある。この冬は雪の降り方がとにかく異常なだけに、いままで雪崩れなかったところが落ちる可能性は十分ありそう。
その他周辺情報 下山後入浴:肘折温泉・肘折いでゆ館(450円)
下山後食事:そば処寿屋(肘折温泉内)
姥沢。雪上車は運行開始時刻前につき、スキーは自力で運びます
1
姥沢。雪上車は運行開始時刻前につき、スキーは自力で運びます
リフト上駅。今日も風が強い
3
リフト上駅。今日も風が強い
大所帯です
湯殿山をバックに急斜面攻略中
2
湯殿山をバックに急斜面攻略中
山頂。到着時はガスの中でしたが...
1
山頂。到着時はガスの中でしたが...
晴れてきた!
念仏ヶ原を正面に滑降します。でも雪質は...^^;
1
念仏ヶ原を正面に滑降します。でも雪質は...^^;
千本桜上部にてランチ休憩
1
千本桜上部にてランチ休憩
千本桜のスティープなスロープ。クサレ雪ながら滑るには支障なし
1
千本桜のスティープなスロープ。クサレ雪ながら滑るには支障なし
その先で夏道を右に離れて沢に滑りこみます
1
その先で夏道を右に離れて沢に滑りこみます
有志は寄り道してイワナ釣り。贅沢な遊びです。この日の釣果は3匹でした
1
有志は寄り道してイワナ釣り。贅沢な遊びです。この日の釣果は3匹でした
念仏ヶ原に到着。暑い
1
念仏ヶ原に到着。暑い
小屋を目指します
小屋を目指します
到着。先行パーティに入口を掘り出してもらったので、我々は階段を造作
2
到着。先行パーティに入口を掘り出してもらったので、我々は階段を造作
外飲み中に眺めた月山
2
外飲み中に眺めた月山
翌朝も最高の天気!
2
翌朝も最高の天気!
小岳からの滑り
赤沢川からの登り返し
1
赤沢川からの登り返し
二日目の核心部・猫又沢源頭を降下中。40°はあります
1
二日目の核心部・猫又沢源頭を降下中。40°はあります
大森山へ向かって、この日4度目の登り返し
1
大森山へ向かって、この日4度目の登り返し
最後のピークに到着。あ〜キツい登りでした。ここで会定番の「大森レストラン」開店
1
最後のピークに到着。あ〜キツい登りでした。ここで会定番の「大森レストラン」開店
大森山からの下り。樹間は広いもののテクニカルな斜面です
1
大森山からの下り。樹間は広いもののテクニカルな斜面です
林道へ降下
林道の滑走と歩きでさらに乳酸をため込みました^^;
1
林道の滑走と歩きでさらに乳酸をため込みました^^;
全員無事に下山完了
1
全員無事に下山完了
寿屋の板そば。わさびが付かないのはなぜに?
寿屋の板そば。わさびが付かないのはなぜに?

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー バラクラバ 日よけ帽子 毛帽子 着替え ブーツ ザック 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール
共同装備
食材(2食分) 調理器具 ガスカートリッジ ストーブ スコップ

感想

所属する山岳会の恒例行事に参加しました。

【姥沢〜月山山頂】
天気予報の通り、下界では朝から穏やかな晴天が広がったものの、集合場所に向かう車の窓越しに眺めていた月山山頂部だけは雲の中。そんな具合からイメージしたそのまんま、リフト上駅から先は風が強く、さらに山頂に近づくにつれて雲に日差しと視界を遮られながらの凍える行程となりました。鍛冶小屋跡までの急斜面はそれほどアイスバーン化しておらず、スキーアイゼンがあれば楽々。よく効くシールなら無しでもいけた感じ。

【月山山頂〜念仏ヶ原】
滑走準備中に頭上を覆っていた雲が流れ切り、進行方向の視界がクリアに。全員アゲアゲムードにて千本桜をめがけドロップしたものの、滑り出しから中盤くらいまでの角度のある核心斜面は皮のないモナカ(=あんこ)雪で最悪!。宿泊装備を背負ってバランスが悪いこともあるとはいえ、思い通りのターンが全く描けずに七転八倒する、自分の技術不足を痛感させられる修行の一時となってしもた(泣)。千本桜の手前あたりからはだいぶ滑りやすい雪となり、以降は念仏ヶ原への取り付きまでスムーズに移動できました。小屋が埋まっていないことを祈りながら快晴無風の念仏ヶ原を横断すると、先行の別パーティが屋根が少しだけ出ていた小屋の二階入口を掘り出してくれていました。感謝です。出入り用の階段とテーブルセットを設えてから屋外で乾杯し、月山を眺めながら呷ったビールは最高の味でした(*^^*)。

【念仏ヶ原〜肘折温泉】
翌日の朝も快晴無風。小屋を抜け出した8時頃には既に暑いほどで、アンダーウェア一枚での行動開始となりました。小岳からの下り、猫又沢源頭、大森山からの下りといったこの日の核心斜面も、理想のザラメには程遠いものの滑走性はまずまずで楽しかった。二日にわたって重雪に苦しめられた足はガクガク、太陽に焼かれた顔は真っ黒の大ダメージを受けながらも、今年のツアーも全員無事に下山できました。直後は疲れ果ててもうこりごりと思っていたけれど、この記録を綴っているいまはすっかり来年も参加する気でおります^^。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:726人

コメント

お疲れさまでした〜。
ウワサどおり長〜いルートで、歩いてる時はウンザリしてましたが、
もうすでに来年のことを考えて物欲始まりました。笑
またよろしくですhappy01
2019/4/17 15:45
Re: お疲れさまでした〜。
abarth0505さん、コメントありがとうございます。辛くも楽しい山行でしたね!

私は、10年近く愛用してきたブーツがここ最近急に足に合わなくなって、今回もまた盛大に靴ずれをこさえてしまい、帰りの運転が痛くてきつかったです。だから、昨日新靴をポチってやりましたよ

私の次の山滑走はGWあたりに燧ヶ岳でしょうか。ご都合が合えば一緒にいかがでしょう?
2019/4/17 18:16
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら