伊豆ヶ岳・子の権現 ~男坂と縦走でヘトヘト~

2012年04月01日(日) [日帰り]

• GPS: 06:40
• 距離: 13.5km
• 登り: 963m
• 下り: 1,068m

コースタイム

8:45正丸駅-9:10伊豆ヶ岳登山口-9:55五輪山-(男坂)-10:50伊豆ヶ岳山頂(昼食)11:35-11:50古御岳-12:15高畑山-12:25中ノ沢ノ頭-12:45天目指峠-13:25子の権現(参拝、休憩)-14:15浅見茶屋(休憩)14:40-15:25吾野駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

西武秩父線正丸駅から入山、吾野駅に下山しました。

写真

4/1 8:47

正丸駅からスタート
いきなり変に傾斜した階段…気をつけて!

4/1 8:56

沢沿いののどかな車道を歩きます。

4/1 9:00

趣ある古い家屋

4/1 9:14

伊豆ヶ岳に向け、いよいよ登山道に入ります。

4/1 9:21

最初の分岐は右へ。
左は滑りやすい上、急登する登山道です。

4/1 9:35

かめ岩

4/1 9:37

尾根に出ると、左手に伊豆ヶ岳が見えました。

4/1 9:48

前日の雨の影響でしょうか、霜柱が立っていました。

4/1 9:57

男坂へ!

4/1 9:59

下から眺める岩肌は迫力があります。
前半は雨上がりて少し滑りましたが、後半はホールドあり登りやすいです。

4/1 10:29

その調子でがんばれっ!

4/1 10:38

男坂山頂からの眺め
気持ちいいーっ!!

4/1 10:42

男坂直上の岩でもう一踏ん張り!

4/1 10:47

山頂にはすでにたくさんのグループがいました。

4/1 10:56

伊豆ヶ岳山頂

4/1 11:15

伊豆ヶ岳の由来
こういった説明書きがあると、登山の楽しみも増えます。

4/1 11:35

子の権現に向かって縦走開始です。

4/1 11:49

古御岳山頂

4/1 12:14

高畑山山頂からの眺望

4/1 12:27

中ノ沢ノ頭

4/1 12:41

鰻を食べたら怒られてしまったようです(でもね…)

4/1 12:49

天目指峠から子の権現まで、地獄の?アップダウンが続きました(疲労困ぱい↓↓)

4/1 13:07

急登が続きます(辛抱どころ↑↑)

4/1 13:17

子の権現までの最後のピークです。

4/1 13:21

子の権現直下からの眺め
その更にしたに…

4/1 13:23

ぽつんと置かれた巨大な白い手
なぜ?(怖)

4/1 13:24

子の権現に到着しました。

4/1 13:29

足腰祈願の大きな鉄わらじと夫婦下駄
今日はホント歩きました。祈願せずとも足腰鍛えられた…?

4/1 13:30

閻魔様に丁重にお参りするも…もう遅い?(笑)

4/1 13:35

ご〜んっ!

4/1 13:37

釣鐘堂から振り返って。
縦走した山々を一望できました。

4/1 13:52

お土産屋に子の権現のバッヂ(450円)がありました!

4/1 14:14

福寿草が綺麗に咲いていました。

4/1 14:16

浅見茶屋
手打ちうどんが美味しいようです。

4/1 14:22

今朝こしらえたばかりという名物草餅で、労をねぎらいました。
あんことビールが体に染み渡りました(笑)

4/1 14:31

薪ストーブ

4/1 15:03

桜?と思いきや、車道沿いの梅が満開でした。

4/1 15:05

4/1 15:12

吾野駅はすぐそこです。

4/1 15:24

長い道のりを終え、ようやく吾野駅に到着しました(ホッ!)

4/1 15:29

伊豆ヶ岳の山バッヂ(450円)は、吾野駅前のお土産屋で。

4/1 15:44

吾野宿の町並み
次の電車まで時間があったので、吾野宿を歩いてみました。

4/1 15:42

しだれ桜
今年の開花はまだ先のようです。

4/1 15:45

名物吾野まんじゅうの看板を発見!
しかしお店は閉まっていました(残念↓)

撮影機器：

DMC-TZ7 Panasonic

感想

ojarumaru36

正丸から吾野までの縦走は奥武蔵定番のコースのようです。

3年前に家族で登った伊豆ヶ岳は、小さな子供たちを前に男坂の岸壁に尻込みし断念しましたが、今回は成長した?息子と2人、男坂にチャレンジしました。
前日に降った雨のせいで滑る岩肌に息子の腰が引けてしまったので、念のため持っていたスリングとカラビナで簡易ハーネスを作り、細引きで確保を取りながら登りました(先日四阿屋山の鎖場を登った勢いはどこへやら…)
登り始めはホールドが少なく慎重になりましたが、後半はホールドも多く登りやすいです。
慎重になり過ぎてしまったせいか、腰の引けた体がなかなか元に戻りません。そうこうするうちに、下からどんどん人が登ってきます。大人はもちろん、高齢な方、女性、そして我が息子よりも小さな子供まで。
それらにせっつかれた息子もようやく肩の力が抜け登り切ることができました(なんやかんやで岩場に40分以上張り付いていたでしょうか…汗)

山頂にはすでにたくさんのグループが休憩していました。私たちも岩場の疲れを癒し、後半の縦走に備えて早めの昼食を取りました。

伊豆ヶ岳からは急な下りが続き、古御岳、高畑山、中ノ沢ノ頭とそれぞれのピークを越えて天目指峠まで下ります。下りで張った足に追い討ちをかけるように、天目指峠から子の権現まではゴツゴツした岩で足場の悪い急登続きのアップダウンを4、5回繰り返すなど、後半は精神的、肉体的にかなり堪えます↓↓
子の権現の裏手、愛宕山の小祠が見えたら最後です。

子の権現は足腰守護の神仏として信仰されています。本堂横に大きな鉄わらじと夫婦下駄があります。今シーズンの山行の無事を祈り、わらじのお守りを買いました。

子の権現から吾野駅に下る途中に「浅見茶屋」はあります。山奥の茶屋にも関わらず、名物の手打ちうどんを食べに来るお客さんが絶えないようです。昭和7年創業と書かれているとおり、古民家を改装したお店はとても風情があり、それだけで登山で疲れた体を癒してくれます。
既に登山を終えた先客方が、ご主人と談笑しながら出来上がっている様子でした(笑)
名物の手打ちうどんに大変惹かれましたが、今回はもう一つの名物、今朝こしらえたばかりという草餅(150円)を頂きました。よもぎの香りの効いた柔らかいお餅とあんこにほっぺたが落ちそうでした。
次回は手打ちうどんを食べに、また伊豆ヶ岳に登ろうと思います(息子は付き合ってくれるかな…)

浅見茶屋から吾野駅までは50分ほど。途中で梅の花が満開に咲いていました。
伊豆ヶ岳の山バッヂ(450円)は、吾野駅前のお土産屋にありました。

電車まで少し時間があったので、吾野宿に足を延ばしました。江戸時代に秩父街道の宿場町として栄えたという町並みを散策しながら、近くのしだれ桜を見に行きましたが、開花はまだまだのようでした(残念↓)

奥武蔵定番のコースは、体力的にはかなりきついものでしたが、伊豆ヶ岳の男坂、そして縦走後の浅見茶屋と、疲れに比する達成感?を味わえる山行でした。