ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 179785
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

天子山地縦走(白糸の滝から河口湖までUTMF試走)

2012年04月01日(日) ~ 2012年04月02日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
20:06
距離
55.9km
登り
3,481m
下り
3,140m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

11:00白糸の滝-12:38天子ヶ岳-13:02長者ヶ岳-14:02天狗岳-14:48熊森山-15:42雪見岳-16:18地蔵峠-17:33毛無山(20分休憩)-19:25雨ヶ岳-20:30端足峠-21:19本栖湖(浩庵テント村)-21:56青少年スポーツセンター

本栖交差点の地下道で2時間仮眠

1:00本栖湖(東海自然歩道入口)-1:29精進湖民宿村-2:59鳴沢氷穴-3:28紅葉台-4:45足和田山-6:02天神社-6:12羽根子山-6:21河口湖畔-7:05大池公園
天候 晴れ、ほぼ無風
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
河口湖大池公園に駐車、河口湖駅からバスで白糸滝入口まで移動(1時間)
コース状況/
危険箇所等
毛無山山頂手前から端足峠まで積雪とアイスバーン。
積雪自体は20cmくらい、一度融けた表面が凍っていたのでザクザクといった感じで問題はありませんが、下り斜面でアイスバーンになっている所が多数あり、ゴムバンドで留めるような簡易スパイクでは危険です。
6本爪の軽アイゼンくらいはあった方が安心でしょう。
北側斜面はしばらく融けないような気がしました。
アイゼンの着脱を含めスピードは出せませんので、毛無山から先はコースタイムに余裕を持ったスケジュールが必要かと。

紅葉台から足和田山にかけて前日の強風で落ちたと思われる多数の枝が足に引っ掛って歩きにくいです。
バスから見えた毛無山の高さと残雪にちょっと不安を覚えます。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
1
4/2 20:32
バスから見えた毛無山の高さと残雪にちょっと不安を覚えます。
天子ヶ岳目指してロードを走る
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
天子ヶ岳目指してロードを走る
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
いよいよトレイル突入
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
いよいよトレイル突入
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
一度林道を横切ります。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
一度林道を横切ります。
ひたすら上り
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
ひたすら上り
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
天子ヶ岳山頂。広いけど眺望はなく少し手前に富士見台がありました。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
天子ヶ岳山頂。広いけど眺望はなく少し手前に富士見台がありました。
下りは走りやすい。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
下りは走りやすい。
分岐は直進
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
分岐は直進
長者ヶ岳山頂。正面に見事な富士山。ハイカーも多かったです。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
長者ヶ岳山頂。正面に見事な富士山。ハイカーも多かったです。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
パワーバーはお気に入りのベリーブラスト味
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
パワーバーはお気に入りのベリーブラスト味
天狗岳の山頂にはこれだけ。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
天狗岳の山頂にはこれだけ。
kugiさんが間違えないように塞いでくれてました
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
1
4/2 20:32
kugiさんが間違えないように塞いでくれてました
右へ急カーブしながら上る道が正解
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
右へ急カーブしながら上る道が正解
鉄塔の下に小屋。コースは鉄塔の左を抜けてまっすぐ。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
鉄塔の下に小屋。コースは鉄塔の左を抜けてまっすぐ。
右斜面が落ち込んでいます。夜間は注意。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
右斜面が落ち込んでいます。夜間は注意。
湧水峠
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
湧水峠
熊森山山頂
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
熊森山山頂
ニーを投入。ペットボトルの水も持ってきました。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
ニーを投入。ペットボトルの水も持ってきました。
折角上ったのに急な下り。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
折角上ったのに急な下り。
そして前方に雪見岳。あそこまで登り返すのかぁとテンション下がります。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
そして前方に雪見岳。あそこまで登り返すのかぁとテンション下がります。
時折見える富士山が今日は一段と美しい。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
時折見える富士山が今日は一段と美しい。
猪之頭峠
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
猪之頭峠
笹が増える。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
笹が増える。
残雪が現れた。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
残雪が現れた。
雪見岳は特に何もありません。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
雪見岳は特に何もありません。
ここからトレランポール使用。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
ここからトレランポール使用。
残雪にカモシカの足跡発見。
2012年04月02日 20:32撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:32
残雪にカモシカの足跡発見。
地蔵峠。ここまでがかなりの急登。
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:33
地蔵峠。ここまでがかなりの急登。
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:33
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:33
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:33
残雪が増えてきました。
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:33
残雪が増えてきました。
とうとう真っ白に。
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:33
とうとう真っ白に。
靴の中が濡れないようにスパッツを装着。
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:33
靴の中が濡れないようにスパッツを装着。
毛無山山頂はさすがに寒い。
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:33
毛無山山頂はさすがに寒い。
夕陽を浴びた富士山が美しい。
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
1
4/2 20:33
夕陽を浴びた富士山が美しい。
雨ヶ岳に向かう途中でマジックアワーになりました。
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:33
雨ヶ岳に向かう途中でマジックアワーになりました。
あとは下るのみ。
2012年04月01日 19:25撮影 by  F06B, DoCoMo
4/1 19:25
あとは下るのみ。
アイスバーンに悪戦苦闘の末、ようやく到着。
2012年04月01日 20:30撮影 by  F06B, DoCoMo
4/1 20:30
アイスバーンに悪戦苦闘の末、ようやく到着。
静まり返った本栖湖畔は不気味。
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:33
静まり返った本栖湖畔は不気味。
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:33
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:33
まさにオアシス。コーンポタージュが美味かった。、
2012年04月01日 22:02撮影 by  F06B, DoCoMo
4/1 22:02
まさにオアシス。コーンポタージュが美味かった。、
東海自然歩道は標識がいっぱい。
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:33
東海自然歩道は標識がいっぱい。
ここから最後の上り。
2012年04月02日 20:33撮影 by  PENTAX Optio WS80, PENTAX
4/2 20:33
ここから最後の上り。
とうとう夜が明けてしまった。
2012年04月02日 05:40撮影 by  F06B, DoCoMo
1
4/2 5:40
とうとう夜が明けてしまった。
天神社
2012年04月02日 06:02撮影 by  F06B, DoCoMo
4/2 6:02
天神社
羽根子山。左手に下山道。
2012年04月02日 06:12撮影 by  F06B, DoCoMo
4/2 6:12
羽根子山。左手に下山道。
階段を5分ほど下りれば河口湖
2012年04月02日 06:13撮影 by  F06B, DoCoMo
4/2 6:13
階段を5分ほど下りれば河口湖
やっと下りた。ここから3kmジョグ。
2012年04月02日 06:21撮影 by  F06B, DoCoMo
4/2 6:21
やっと下りた。ここから3kmジョグ。
ゴール!
2012年04月02日 07:05撮影 by  F06B, DoCoMo
1
4/2 7:05
ゴール!

感想

フルマラソンのシーズンを終え今年初の単独山行は、UTMFのコース下見を兼ねて初めての天子山地入り。

大池公園に車を停めると河口湖駅まで徒歩20分。
9時39分発のバスで白糸滝入口下車。
一般道を走るとすぐに汗ばんできたので、上着を1枚脱いで天子ヶ岳登山道に突入します。
登山口から天子ヶ岳まで一気に標高800m上げ。丹沢の大倉尾根並のきつさを感じました。
長者ヶ岳に近づくとハイカーがちらほら現れ、山頂では十数人がランチ中。
ここで、先行したハイカーに付いてしまい1km弱コースミス。登り返しての往復30分は痛かった。
分岐のあるところは地図でチェックしながらいかないとダメだなぁ。

毛無山までピークの度に急登を繰り返しながら進みます。
毛無山山頂では夕陽を浴びた見事な富士山を拝めました。
雨ヶ岳に向けて出発すると、アイスバーンが現れ始め軽アイゼン装着。
コースは木が繁って分かりにくいですが、何人かのトレースと黄色いビニールテープを確認しながら尾根道を前進。

初めての山で夜間、積雪はやや緊張したが、この日は半月が出ていたので、尾根筋がシルエットとなって見えており、時折GPSで確認もしていたので大丈夫だった。
トレースが時々なくなったりした時はやや焦ったが(前の人も迷ったのかな?)。
雨ヶ岳に到着した頃には本栖湖からの最終バスを断念。
アイスバーンは予想以上に多く、何度か尻もちをつきペースダウンを余儀なくされました。
雨ヶ岳の先では左右に笹が繁っているが、突然その笹の中を「ザザザーッ」と大きな動物が走って遠ざかる音がして超ビビった^^;
カモシカならいいのだけど、熊の可能性も否定できません。

端足峠までは傾斜のキツイところが多い上につるつるに凍結していて超スローペース。峠の手前でようやく雪が消えアイゼンを外しました。
竜ヶ岳は巻いてつづら折りのトレイルを下ってようやく本栖湖の周回道路へ出ました。
端足峠でうっかりガーミンを止めてしまっていたみたいで、湖畔で再始動。
ルート図では直線で結ばれてしまった。
周回道路は落石防護ネットの工事中でしたが、50cm大の石がいくつも路上に落ちていて、大会コースにして大丈夫なのかやや不安。。。

国道の近くでようやく自販機を発見。コーンポタージュ&おしるこ缶を胃に流し込むとようやく落ち着きました。
すでに22時を回っていて、樹海の中を通るのは嫌だなぁと思い、交差点にあった地下道でダウンジャケットを着込み、サバイバルブランケットを巻いて仮眠を取りました。
しかし2時間経ったところで寒さに目が覚め、これ以上眠れそうもないのでノロノロと東海自然歩道に突入。
進んでみると鳴沢氷穴までは起伏もなく思ったより楽に走れました。

氷穴を過ぎたら紅葉台から足和田山へ続く整備された道を登ります。
車が通れる未舗装の林道と交錯して分かりにくいけど、標識がたくさんあるのでとにかく登れば大丈夫。
紅葉台で正面には富士山がシルエットとなって見上げると満天の星空。
ヘッドライトを消してしばし見とれてしまった。

足和田山(山頂はコース分岐を戻る感じだったので立ち寄らず)を過ぎると後はひたすら下り。林間が整備されているので、うっかり南下する下山道に入ってまたもや階段を登り返し(泣)
天神社手前で日の出を拝み、最後は羽根子山にある小さな神社から湖畔へ下りました。
出たのは道の駅かつやまのすぐ近くで大池公園まで4km地点でした。

大池公園に到着すると目の前のロイヤルホテル河口湖の日帰り温泉が営業中だったので、真っ先に飛び込みました。
大会まであと2ヶ月弱。
100km走った後で今回のコースに突入しなければならないなんて考えたくもないです(>_<)

【追記】
翌日公式HPに掲載された遅い選手の予想タイムは、西富士中からスポーツセンターまで11時間、スポーツセンターから大池公園まで7時間10分)
コースミス、休憩、アイスバーン、鳴沢からほとんど歩いたことを考慮すると、それよりは短縮できるかなと思いました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:6429人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら