稲村ヶ岳から山上ヶ岳を周回 ガスで真っ白から何とか晴れた
- GPS
- 07:41
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,935m
- 下り
- 1,921m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 7:39
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はなかったと思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
飲料
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
ストック
|
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感想
前日の快晴とは打って変わり、スッキリしない天気で選択肢があまりなかったんですが、何とか天気が持ちそうな大峰へ向かうことに。
先日釈迦ヶ岳に登りましたが、ようやく真打ち(?)ともいえる山上ヶ岳へ。
前夜にルート決める際に稲村ヶ岳経由に決めました。
結果的にはこれが外れのようで功を奏しました。
朝、5時前には母公堂に着きましたが、駐車場の勝手がわからず、少しウロウロ。
5時過ぎには駐車して準備開始。
料金は帰りに払わせて頂こう。何とか5時半にはスタート出来ました。
登り初めは鬱蒼とした森を登ります。
これは全体的に言えますが、正直、坂はどこもそんなにキツくないといった印象。
ペース守ればのんびり山行楽しめますよ。
橋や階段が至る所に設置され、歩きやすく整備されています。本当はもう少し険しい道なのかも知れませんね。
所々幅の細いトラバース気味の箇所などもありますが、自分にはそんなに危険個所と感じるところはありませんでした。
元々曇り空ではありましたが、進むにつれて辺りは曇ってきます。
少し向こうの稲村ヶ岳方向は既に雲の中。
稲村小屋辺りではガスガスで絶望的な真っ白状態。
ま、仕方ない、進むか。
稲村ヶ岳へ向かって進むと雪が出てきた。
すると少し遠めの見た目には、斜面全体を雪が覆っているように見えた。
片方は落ちてるし、この空模様、やめとこうか・・・
一気にテンションが下がり、小屋へ引き返し、山上ヶ岳へ向かおうかと思った。
すると小屋まで戻ると、小屋のおじさんが、「雪は通れるように昨日除雪したので、アイゼンなくてもいけるから」とのこと。
もう一度引き返し、登り返してみました。
なので、GPSの軌跡が小屋まで2回行ったり来たりしています。
結論からいうと、いやらしい雪ではありましたが、確かに行けました。(笑)
凍っている部分あり、グサグサ部分あり、踏み抜く部分あり、いい状態とはいえず、片側が切れてる箇所も一部あるので、慎重に。
雪の残った斜面を登り切り、やがて展望台へ。
稲村ヶ岳山頂到着です。
いやぁ、絶望的な眺望。
真白です(笑)
仕方ありませんねぇ・・・
どう考えてもしばらくは回復の見込みはないと判断。
さっさと下りますか。
またいやらしい雪の斜面を下り、稲村小屋へ。
すると晴れ間が・・・
登り返そうかと考えたが、スカっと晴れてないし、次第にまた雲に覆われてきてる。
登り返してもまた雲に覆われるかも・・・
ま、いいや、山上ヶ岳へ向かうか!
この先の距離感がないため、後ろ髪引かれる思いを引きずりながら諦めて先へ。
レンゲ辻へ向かう道中は、大峰らしい景色を進みます。
道は細いですが、見通しもよく、大きな危険個所もなく進みました。
しかし少し横目に振り返ると・・・
稲村ヶ岳、しっかり見えとるやん!
スカっとした晴れではないが、雲は取れてる。
くそ!下山アルアルやな。
しばらく進むと次の目標の山上ヶ岳が見えてきた。
まあまあスカっと見えてる。
お願いだからあと1時間だけでいいから天気持って〜〜〜!
と心の中で願いながら進みました。
どんどん近づき、しばらくすると眼下に女人結界門が見えた。
おお、なかなか荘厳な雰囲気が漂ってます。
気持ちが引き締まりますねぇ。
では引き続き進みます。
ここからは急斜面になりますが、階段の連続。
どんどん標高稼がれ、景色がみるみる変わります。
いやぁ、ドラマチックな登山道で最高です。
山頂近くなると少し岩場が出てきますが、難しくはありません。
ここ、いいですね、気持ち良すぎ。
そして稜線に到着です。
スカっと晴れたわけではありませんが、一応晴れました。
稲村ヶ岳も少し霞みながらも綺麗に見えてます。
壮大なスケール感も楽しめて最高の気分。
山頂まで笹原の風景。
鈴鹿の入道ヶ岳に似た感じですね。
油断してたら雲に覆われそうな微妙な晴れ模様の中、山頂へ。
そして山頂へ到着。
大峰山寺が見える。
っていうか、寺の中だな。
ようやく来れましたね。
どこに何があるのか、少し散策し、岩場の絶景ポイントでしばらく景色を楽しんでから、西の覗へ向かいました。
西の覗、
田中陽希もこの行場で吊り下げられてたなぁ。
ここは修験の行場です。
少しだけ景色を覗かせて頂き、下山開始しました。
途中、短めのランチ&コーヒータイムを取りました。
晴れ間、曇り、を繰り返す天気が続きましたが、何とか最後まで持ちました。
しかし、まあまあのロングコースですね。
下山中、多くの方が登って来られてました。
程なく女人結界門、清浄大橋に到着。
ここからは母公堂まで舗装路を戻るだけ。
母公堂に到着すると車のミラーに挟んであった手紙の指示通り、賽銭箱に駐車料金500円を入れさせてもらいました。
いやぁ、なかなか楽しい山行でしたよ。
贅沢言うと、もう少し綺麗に晴れてほしかったけど、またの機会に。
考えようではありますが、直接山上ヶ岳へ向かってたら、山上ヶ岳で霧に覆われてかもしれませんが、稲村ヶ岳経由した時間のおかげで山上ヶ岳を良い状態で楽しめたのかもしれませんね♪
稲村ヶ岳は少し残念でしたが、結果オーライです。
今回も無事安全な山行に感謝です。
そして今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。
大峰はいいですね!
山上ヶ岳は最高でした♪
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