朝駆けの九重連山 月光に照らされて

2019年04月21日(日) [日帰り]

• GPS: 08:48
• 距離: 17.7km
• 登り: 1,357m
• 下り: 1,353m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:44
• 休憩: 2:02
• 合計: 8:46

距離 17.7km 登り 1,360m 下り 1,354m

3:35 牧ノ戸峠
3:44 第一展望所
3:55 沓掛山
4:13 ブロッコリーの丘
4:26 扇ヶ鼻分岐
4:46 星生山分岐
5:03 5:48 星生山
6:21 久住分れ
6:43 6:59 久住山
7:13 神明水
7:28 7:42 稲星山
7:49 中岳分岐
8:02 8:09 九重山
8:18 8:28 天狗ヶ城
8:54 池の避難小屋
8:58 中岳分岐
9:07 9:08 稲星越
9:19 9:23 白口岳
9:52 9:54 鉾立峠
10:14 10:30 法華院温泉
11:07 諏蛾守越分岐
11:14 11:20 諏蛾守越
11:28 11:29 採石道路分岐
11:52 大曲登山口
12:19 牧ノ戸峠
12:21 ゴール地点

天候

快晴　風弱し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

牧ノ戸峠駐車場　夜間もトイレ使用可

コース状況／危険箇所等

<牧ノ戸峠〜扇ノ鼻分岐>　歩きやすいルート　このところの晴天でぬかるみもなし。
<星生山周辺>　稜線は岩が多く、滑落・落石注意
<久住山〜稲星山>　穏やかな稜線　広い尾根もあるので濃霧時は道迷い注意。
<中岳周辺>　稜線が狭く、高度感あり。見下ろす展望が最高。
<白口岳〜鉾立峠>　急なルート。頂上直下の岩場注意。

写真

4/21 3:36

ヘッドライトを灯して、朝駆け登山開始。
思ったよりも寒くない。

4/21 4:42

西千里浜から星生山の空に浮かぶカシオペア座　満月から二日後の空はヘッドライトなしでも歩けるほど明るい。

4/21 4:44

こちらには北斗七星

4/21 5:15

星生山山頂にてご来光を待つ

4/21 5:32

次第に染まる東の空

4/21 5:34

西の空には大きな月が沈もうとしている

4/21 5:39

北大船山からのご来光。
やや雲が多いが、うまい具合に空を染め上げてくれる。

4/21 5:40

すっかり夜が明ける時間も早くなった。九州の空は大阪よりも20分ほど遅いが、それでも5時30分過ぎなので、これからは朝駆けもヘッドライトを灯す時間が短くなる。

4/21 5:40

さあ、今日一日の活力を貰った。

4/21 5:46

今日はどんな景色を楽しませてくれるだろう。

4/21 5:48

久住山も良く見える。

4/21 5:48

西の空　間もなく太陽の光がそちらへも

4/21 5:54

眩い光を浴びながら稜線を歩く。

4/21 5:55

斜光に照らされた久住山の山並みが美しい

4/21 5:57

扇ヶ鼻方面を眺める。

4/21 5:58

斜光を浴びて稜線を歩く。今から登る山をじっくりと眺めながら

4/21 6:10

阿蘇の山も良く見える。左のギザギザが根子岳。釈迦涅槃像とも言われる頭の部分だ。外輪山も良くわかる。
中央辺りは噴煙を上げているのだろうか。

4/21 6:48

三度目の久住山頂で初めての展望が望めた。

4/21 6:49

久住山頂から三俣山を眺める。右遠くには由布岳

4/21 6:52

阿蘇の山、やはり白く盛り上がる雲のようなのは噴煙だろう。

4/21 6:53

久住山の南側は火山地形のすそ野が広がる。

4/21 7:06

次は左に見える稲星山へ　左は中岳だ

4/21 7:30

稲星山〜

4/21 7:41

稲星山でちょっと休憩中〜

4/21 8:05

そして中岳へ

4/21 8:05

中岳から坊ガツルが見える。

4/21 8:06

先月訪れた時は野焼きがあり、一面真っ黒だったがもうその痕跡はない。

4/21 8:21

御池を俯瞰する。

4/21 8:31

透き通って底まで見える。

4/21 8:21

天狗の城へ

4/21 8:26

天狗の城からの久住山

4/21 9:21

そして白口岳へ　大船山が目の前に

4/21 9:23

坊ガツルの周囲は新緑が芽吹いているようだ。

4/21 9:24

立中山も点々と新緑の緑色が映えていて楽しい眺めだ。

4/21 9:43

大船山と立中山　点在する新緑の木々　あと1か月後にはミヤマキリシマが山を覆い尽くすのだろう。

4/21 9:55

三俣山の裾にも新緑が萌える。

4/21 10:05

秀麗なる姿　三俣山

4/21 10:13

法華院温泉で炭酸水を補給。今日は暑いので一杯汗をかいた。

4/21 11:04

北千里ヶ浜　ここだけが違う世界のようだ。

4/21 11:08

硫黄の匂い、黄色や緑の山肌。ここが火山の山であることを実感する。

4/21 11:10

北千里　大阪人には電車の駅を連想してしまう。

4/21 11:26

長者原が見えてきた。

4/21 11:30

硫黄山を北側から移す。緑の山肌

4/21 13:54

帰路の高速PAからの由布岳。このあたりは新緑が見事だった。

撮影機器：

Canon PowerShot G5 X Canon

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

tekapo

満月から二日過ぎたこの日、
牧ノ戸峠から春の月光を浴びながら歩き出す。
時刻は午前3：30　日の出まで2時間少しだ。

今日は快晴予報の天気の下、
九重からのご来光を楽しもうとやってきた。
大阪から山口へ長期出張となって早3か月。
そしてこの日で九重の山へやってきたのは3回目。
ちょうど月いちの割合だ。
2月、3月は今年の雪の少ない年にありながら
2回とも霧氷の世界を楽しんだ。
今日はどんな景色を見せてくれるだろうか。

明るい月光の下での登山は昼間と変わらないペースで
歩くことが出来る。
ましてや今回のルートは樹木で遮られることがないので
終始、足元を月光が照らしてくれる。

ご来光30分前に「星生山」へ。
星の名の付く山の上で月光を浴びて、太陽の光を浴びるのだ。
東の空がもうオレンジに染まり始めていた。
少しづつ変わりゆく空の色を楽しみながら、
ご来光の瞬間を迎える。

5：39　ご来光

1億5千万kmからの光を浴びて
今日一日の活力に変える。
今日もこうして山に登れることを感謝する。

さて九重の山を今日はどれだけ登ろうか・・・