三条の湯から飛龍山へ
- GPS
- 27:33
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 3,236m
- 下り
- 3,231m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 2:34
- 合計
- 8:16
天候 | ○一日目 三条の湯は雨、飛龍山は雪 ○二日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ゴールデンウイーク初日、三条の湯から飛龍山、禿岩へ。
小降りの雨の中、折りたたみ傘をさして歩き出すと、やがて雨が上がり太陽も出てきた。予報通り晴れるかと、カッパを脱ぐタイミングを見計らっていると、また小雨が降ったり止んだり、そのうちにまた風も肌寒く、結局、脱がずに三条の湯に到着。
混雑を覚悟してたテント場は一番乗り。沢沿いの平らな場所を確保。
テント場は小屋からつづら折りの道を結構下ったところにあり、トイレもテント場には無いから、計画的に小屋での用事を済ませる必要がある。
受付を済ませ早速、テントを張ろうとしたらポールのゴムが伸びきっていて組み立てられない。こういう時に限ってハサミもカッターも無く、仕方なく小屋まで登ってカッターを借り、やがて雨がパラパラと本降りになる中、ポールを補修しながら何とか設営完了、テントに飛び込んで雨の上がるのを待つ。
Kindleで読書しながら時間をつぶし、11時過ぎ、雨が小降りになってきたので、もうすぐ止むと思い飛龍山に向け出発。
大した急登もなく、ひたすら山腹を巻ながら標高を稼いで行くと、雨が雪に変わり、地面にもうっすらと積もり始める。
雪面に初めて付ける足跡、北天のタルを超え標高2000M近くになると更に雪は深くなり、谷の奥まった折り返しは吹き溜まり&残雪もあって膝まで踏み抜くところも。本来の地面の場所が分からず、なるべく山側に足場を固めて谷に流されないよう慎重に渡る。
最後は北側から急な斜面を登る。踏み跡もないも無いけど歩きやすい斜面で程なく山頂。
3度目の山頂は誰もいない森の中。頭上を強風が吹き風音が凄まじい。雪は大したことないけど横殴りに打ち付けるので写真を数枚取ったら飛龍権現の方へさっさと下った。
何度も通った道なのに急いでいたのか、ルートを右にそれてしまい、気づくとシャクナゲの藪の中。頑丈な枝が斜面の下に向かって生えているので、どうしても下へ下へと倣ってしまい一度は身動きが取れなくなってしまい僅か10Mくらい左のルートに復帰するのに苦労した。
目的の禿岩は眺望も期待できないので、飛龍権現様に安全な下山を祈願し、北天のタルまでは特にスリップに注意しながら自分の足跡を辿り慎重に戻り、小屋に着くころにはようやく雪も止み、寝るまでに2度、風呂につかって温まって眠ることが出来た。
2日目は快晴、林道を戻るのもつまらないのでサオラ峠〜丹波天平の開放的な尾根を堪能して親川へ下山、最後は持ち前の膝痛が出てしまったけど、充実した山行だった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する