武甲山・羊山公園(名栗〜蕨山〜大持山〜小持山〜武甲山〜西武秩父駅)
- GPS
- 10:41
- 距離
- 32.9km
- 登り
- 2,666m
- 下り
- 2,750m
コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 10:18
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥首峠手前の傾斜が非常に急で高度感があります。 |
写真
感想
連休最初の登山にして、少なくともこちら方面では平成最後の登山。
標高が高い山は残雪どころか積雪がありそうなので、やはりホームグラウンドの秩父・武甲山を登ることにしました。
ついでに、見頃を迎えている(だろう)芝桜を見に、羊山公園にも行ってきました。
【ルート状況】
■名郷バス停〜蕨山
・東飯能からバスに乗りましたが、すし詰め状態。普段ではあり得ない状況です。
・大半は棒ノ嶺目当てだろう、と当たりをつけたのですが、半分正解で半分間違い。さわらびの湯で降りた乗客と同じくらい、乗ってきた乗客もいらっしゃいました。
おそらく、蕨山→金毘羅尾根→さわらびの湯のルートでしょうか。
・名郷バス停には、登山届とトイレ(洋式・水洗)があります。ただし、これだけの登山者がいると、トイレは激混みです。駅で済ませるべきでしょう。
・蕨山には、しばらく林道を歩いてから、沢を詰め、尾根に乗り上げます。
・尾根に乗ってからは、3回ほど急登の箇所がありますが、三点支持で慎重に登れば問題ありません。降りで使う場合は、初心者向けではないでしょう。
・天気が良いため、蕨山(展望地)からは、北方面の山々がよく見えました。
■蕨山〜有間山(橋小屋ノ頭)〜鳥首峠
・三角点の蕨山からは、しばらく傾斜の緩いアップダウンがあり、そのうち若干急登の登りになります。
・急登をこなすと、有間山(橋小屋ノ頭)に登頂。
・ここから先、鳥首峠までは未踏区間です。
・事前の調査では、景観は抜群とのことでしたが、まさにそのとおりでした。
・天気に恵まれ、隣の仙元尾根、両神山、浅間山、上越国境がよく見えます。
・…と同時に、なかなか厳しい急登?ヤセ尾根?があるという情報もありましたが、これまたそのとおりでした。
・厳しい箇所は、鳥首峠の直前の降りで、2箇所ほど、高度感がある急傾斜のルートです。
・特に1箇所目は、そこそこ長く、ロープ等の設置もないため、慎重に通過するべきでしょう。2箇所目はロープがあります。
・鳥首峠は人でごった返していましたので、早々にスルー。
■鳥首峠〜ウノタワ〜大持山
・鳥首峠から先は、逆ルートで登ったことがあるのですが、もはや記憶の彼方。
・とはいえ、ひとつ?ピークを越えるだけで、ウノタワに到着します。
・それこそ、登山者で溢れていると思っていましたが、2組しかいらっしゃいませんでした。
・ウノタワでは、ちょうど12:00だったので、少し休憩してプロテインバーをかじっていました。
・ウノタワから先も、横倉山を越えて、大持山を目指します。
・大持山には、そこそこ人がいらっしゃいませんでした。
■大持山〜小持山〜武甲山
・大持山〜小持山の区間は、岩場・急登・ヤセ尾根があり、それまでの体力勝負の区間とは打って変わって、テクニカルなコースになります。
・途中、柴犬を連れていた登山者の方とすれ違いました。「あの岩場・ヤセ尾根を踏破するとは、なかなかやりおる」と思いましたが、よく考えてみれば、人間の2倍の足なんですよね。
・途中の展望地(雨乞岩)でも、遠くまで見渡せるほど、天気は抜群でした。
・小持山では、ツツジが満開でした。
・いったんシラジクボまで降りてから、最後の登り返しです。
・標高差200mの登り返しですが、脚を使い切ったのか、思いの外スピードが出ませんでした。
・武甲山の肩・山頂は、たくさんの登山者で賑わっていました。
・山頂から望む景色は、これまで何回か登った中では、もっとも見通しが効く景色でした。
■武甲山〜羊山公園
・山頂のトイレ(水洗・洋式)をお借りして、浦山口方面に下山。
・途中の水場で給水し、サクサク降りていきます。
・特に難所もなく、そのまま登山口から林道へ。
・長い林道歩きの果に、閉店間際の土津園さんでソフトクリームを購入。
・さらに長い車道歩きを経て、羊山公園へ。
・そこそこ時間がかかってしまい、素直に浦山口駅から西武秩父駅まで電車で移動すればよかった、と反省。
■羊山公園〜西武秩父駅
・羊山公園の芝桜は今がちょうど見頃です。
・山体が削られた武甲山が痛々しいですが、芝桜は見事なものです。
・訪問時間が遅かったせいか、ほとんど閉店していましたが、売店等もあり、完全にお祭り会場でした。
・トイレ(水洗・洋式)、駐車場完備です。
・西武秩父駅からはそこそこ歩きますが、バスもあるようです。
・一通り回ってから、西武秩父駅に移動し、今日の登山は終了。
【まとめ】
・以前、逆ルートで蕨山を目指した際には、鳥首峠でエスケープしたこともあり、その時は、「自分には踏破できそうもないなぁ…」と思ったものですが、しばらく経験を積んだ結果、逆の登り基調のルートでも踏破できるようになり、「慣れるとなんとかなるモンだ」と思った次第です。
・累積標高が1,600m弱のようですが、体感ではもっとあるかも?という感じです。
・蕨山の急登や、鳥首峠への急降下など、そこそこ難しい箇所がありますので、初心者向けではないかと。
・また、大持山〜小持山でも、そこそこ岩場があり、そう簡単なルートではありません。実際、若年層のチームが若干難儀をしていましたし、過去に滑落死亡事故があった場所もあります。
・ルート上には、トイレは武甲山山頂しかありません。
・水場は、浦山口方面のルート(裏参道)、横瀬方面のルート(表参道)とも、途中にあります。
・全体的に、桜はほとんど散っていましたが、ツツジ・カタクリなどが見頃を迎えていました。
・羊山公園の芝桜は見頃です。ただ、おそらく日中はかなり混むと思われます。
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