横畑862m(物語山の北西約4kmの岩山)

2019年04月29日(月) [日帰り]

• GPS: 07:22
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,228m
• 下り: 1,226m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:46
• 休憩: 0:26
• 合計: 7:12

距離 11.7km 登り 1,228m 下り 1,231m

9:05 野牧寺駐車場出発
9:15 0:00 東電巡視路入口
9:32 0:00 東電鉄塔
9:59 0:00 TVアンテナ
10:11 0:00 岩稜の始まり
11:35 0:00 主稜線に抜ける
12:20 0:00 三等三角点横畑
12:59 13:25 906ｍ峰
14:35 0:00 懸垂下降終了
15:01 0:00 鞍部から沢状の植林帯を下る
15:57 0:00 車道に出る
16:17 野牧寺駐車場帰着

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道254線沿いの天台宗野牧寺の駐車場に車を停めさせていただいた。物語山に登るとき駐車場として利用するサンスポ-ツランドへの入口のすぐ先にある。

コース状況／危険箇所等

三等三角点横畑862mは物語山から直線距離で約4km、国道254号線を挟んで物語山から見て北西の方向に対峙している。
横畑を含む主稜線には、一部の植林帯を除いては、赤テープや境界杭などは見当たらない。手つかずの山域といっても過言ではなさそうだ。

登りは、途中まで東電巡視路を利用。その後、TVのアンテナがあり、間もなくやせた岩稜帯となる。岩稜は主稜線手前まで続く。
主稜線に抜けるところは、尖塔型の岩峰約15mが立ちはだかり、岩壁の左手基部をトラバ-スして抜ける。
その後、北西方向に主稜線を辿る。三等三角点横畑862mのピ-クを踏んでから、906mのピ-クに到る。このピ-クから約15mの懸垂下降で、地図の破線記号の登山道に出る。
ただしこの登山道は不明瞭なので、さらに先の鞍部から植林帯の沢を利用して下ると、すぐに明瞭な踏み跡が現れ、舗装道路に出られる。

写真

4/29 9:06

天台宗野牧寺の駐車場に車を停めて出発。橋を渡り、山に入る。

4/29 9:16

間もなく東電巡視路の黄色い案内の杭が現れ、支尾根の鉄塔を目指す。

4/29 9:30

急ではあるが、快適な登り。

4/29 9:32

鉄塔に着く。

5/2 10:01

この鉄塔は物語山西峰から浅間山方面を望むとき左下に見える鉄塔だ。さらに、その上に、これから辿る横畑の尾根の全容も見える。（写真提供はhayabusaHanさん）

4/29 9:53

なおも、落ち葉の道を進むと、

4/29 9:59

テレビの中継所らしきアンテナが現れる。

4/29 10:07

尾根がやせてくると

4/29 10:11

やせた岩稜帯が始まる。

4/29 10:30

行く手の主稜線方面を望む。

4/29 10:32

来し方には荒船山が見える。

4/29 10:41

やせた尾根を行く。

4/29 10:57

1ヶ所、ザイルを使った。

4/29 11:16

ミツバツツジ咲く岩稜を行く。行く手に主稜線の尖塔が見える。

4/29 11:29

主稜線の尖塔を直下から見上げる。高さは15mぐらいか。

4/29 11:33

尖塔の基部をトラバ-スし、

4/29 11:35

主稜線に抜ける。

4/29 11:56

主稜線は今までと打って変わって、歩きやすい道となる。

4/29 12:20

横畑に到着。

4/29 12:20

三等三角点横畑862m

4/29 12:24

岩混じりの尾根を行く。

4/29 12:41

急な岩の下りや

4/29 12:44

こぶの

4/29 12:49

登り下りを繰り返す。

4/29 12:57

アカヤシオ咲く稜線から下界を望む。

4/29 12:57

906m峰のピ-クが見える。

4/29 13:00

アカヤシオの906m峰ピ-クに到着。

4/29 13:01

行く手は大きく切れている。南に荒船山が見える。

4/29 13:28

いったん南の尾根を下ったが、目的とする尾根から離れていくので戻り、西の急な尾根を降りることにした。

4/29 14:15

急な崖となり、15mほど懸垂下降した。

4/29 14:31

906m峰を見上げる。
逆ル-トでこの岩壁を登るのは巻きのルートも含めて困難のように思われた。

4/29 14:40

目的とする主稜線におりた。植林されている。

4/29 15:02

木に黄色いテ-プが結んである。人の手の加わったものを見て、やっと、岩から解放されたことを実感した。

4/29 15:07

地図上の破線のル-トではなく、鞍部から沢を下ると

4/29 15:10

すぐに、広い作業道が現れた。

4/29 15:32

やがて林道となった。

4/29 15:34

車輪の跡がこの橋の手前まで続いていた。

4/29 15:45

お地蔵さまが鎮座し

4/29 15:48

作業小屋らしきものもあった。

4/29 15:54

降りてきた林道は、林道中丸線とのことだ。

4/29 15:55

林道と国道は立体交差していて、上がる側道は枯れた枝が覆いかぶさっていた。

4/29 16:00

国道から見た中丸集落

4/29 16:12

駐車した野牧寺に無事帰着。

撮影機器：

NIKON D5200 NIKON CORPORATION

RICOH WG-50 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 携帯 タオル カメラ ロープ ハーネス カラビナ スリング

感想

山とハム

今回の山行は友人の勧めによるもので、予備知識ゼロで登ったが、西上州らしさ満開のエキサイティングな山登りを楽しむことができた。
高速道路利用によるアクセスの良さもあり、下仁田周辺の山域にはまってしまいそうな雰囲気。
ただし、課題も。体力の衰えに加えて、懸垂下降で、戸惑ってしまった。
普段の山歩きに加えて、せめて年に1回でもよいから簡単なザイルを使うような山歩きをしないとついていけないことを実感した山行だった。