記録ID: 1818930
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無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
大峰山の奥まで駆ける!(^^)!
2019年04月29日(月) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:10
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,198m
- 下り
- 1,195m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:05
12:54
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道の駅・上北山(前夜泊地)〜酷道309号〜行者還トンネル西口 【駐車場】 行者還トンネル西登山口(1日1000円) GWってこともあって、上の駐車場は満車。 前日の「杉の湯ホテル」の支配人さんのおっしゃる通り、下の駐車場まで満車ってことはなかった。 更に、下の空きスペース(無料)にも余裕はあるが、世界遺産維持費用への寄付と思って有料を利用。 【復路(次の目的地へ)】 駐車場〜酷道309号線の続き(こっちのほうが沢沿いルートのキワモノだが見所は多い)〜天川温泉※1〜道の駅・黒滝※2〜奈良県内〜大阪府内〜兵庫県内 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【行者還トンネル西口(a)〜奥駆道出合(b)】 メジャーな登山口から沢沿い歩き。 組橋を渡ったら尾根に取りついて、急目の登坂は尾根の合流まで。 【〜弁天の森(c)〜聖宝ノ宿跡(d)】 緩いアップダウンの分かりやすい尾根道。 これが修行ならうれしいかも。 【〜弥山小屋(e)〜△弥山】 木段やジグザグでシラビソの森を登る。 苔に覆われた台地とともに小屋が迎えてくれて、その先を少し登れば弥山のピーク。 【〜△大峰山(八経ヶ岳)(f)】 苔の斜面に溝を穿ったような道でコルまで降りる。 シラビソの斜面を登り返せば紀伊半島の最高峰。 【〜△明星ヶ岳】 緩い尾根をゆったり下り、大峯奥駆道の分岐点でピークへの登りへ。 更に、薄い踏み跡側(尾根への登り側)へ分岐し、倒木を避けながら尾根上に上がると、頂上部の上に山頂標が見える。 八経ヶ岳を尾根上に拝む良い景色だが、ここまで来る人はないのか、山頂部は草や笹が生い茂り、周囲は寂しい枯木に包まれた静かな場所であった。 【〜(f)〜(e)】 往路を戻る。 【〜国見八方覗】 弥山小屋から八経ヶ岳へ向かう道のすぐ脇に分岐がある。 ちょっと歩けば苔とシラビソの幼木に囲まれた広場。 【〜(d)〜(c)〜(b)〜(a)】 往路を戻る。 少しの登り返しはあるものの、倍速近くで行ける。 |
その他周辺情報 | 【買い物】 無し。 酷道309号線沿いに商業施設はなく、天川方面に観光施設や茶屋がポツンとあるくらい。 【温泉】 天の川温泉センター(600円) 最寄りと言っても登山口から18km。 駐車場は温泉客は無料。 小さな村だけど、村おこしの活気が感じられる集落だった。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック:ガレナ30
靴:ツォロミー3
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感想
4/29(月・祝)は、平成トレッキングのオーラスに、紀伊半島の最高峰へ繋がる世界遺産の道を闊歩しました(^^)
薄曇りだったけど、それだけに修験者気分。
着ているウェアは黒いけど、白装束を纏ったつもりで、大峯奥駆道の上で大きく空気を吸い込んでみた。
【山行記】
まっすぐな行者還トンネルは
昔から現への抜け穴のようだ
東は縞の山容と渓谷の静けさ
西は登山者と水音で大賑わい
不思議と疲れない急登の上は
時の流れが駆け抜けるようだ
北から尾根がうねりをあげて
南への稜線が雄叫びをあげる
ゆるりとたわむ尾根道の上は
これが修験なら頬緩むようだ
上から山頂に睨みつけられて
下から見上げ急斜面に気づく
ジグザグ歩くシラビソの森は
苔の上に突き出た剣のようだ
枯木が居並ぶ現世の果てには
新たな木芽がふんわり微笑む
薄曇った大峯奥駆道の上には
隔世の扉が幾つあるのだろう
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