大船山…十倉ルートより縦走路
- GPS
- 03:44
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 549m
- 下り
- 554m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
JR三田駅より神姫バス、十倉バス停下車。 http://www15.ocn.ne.jp/~h-bus/sanda/sanda14.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
十倉公会堂より十倉峠を経て山頂へ至るルートは、数ある大船山登山ルートの中で最も山頂への距離が短いルートでしょう。標高差約450mを一気に登る都合、勾配は急ですが、概ね普通に歩けるレベル、山頂付近の一部は補助ロープが張られていますが特に危険はありません。 十倉峠及び山頂手前の鞍部、山頂には簡易なベンチもあり、要所に道標も設置されておりルートは概ね明瞭です。 山頂より南、反射板を経て南に続く縦走ルートは、明瞭な踏み後が続きます。 現在撤去されましたがNHKアンテナ跡地より、配管がルートと併走しますが、アンテナピークの南側ピークから西へ下り鈴鹿方面への下山路へと続きます。縦走ルートは東です。 一部不明瞭、倒木等で歩き難い所はありますが、鈴鹿への分岐以外は尾根筋のキープが容易でルートミスの心配は少ない歩き易いルートです。小刻みにアップダウンを繰返すものの、特に急勾配もなく特に危険ヶ所もありません。 波豆川・下槻瀬分岐には私設の看板が設置されていますが、破損し解り難くなっています。縦走ルートは西へ続き、4等三角点『空木谷』への登り返しが始まります。 この区間は岩が露出した変化に富んだコースですが、特に危険もなく楽しめるルートです。そのまま西へアップダウンを繰り返しつつ高度を下げます。 尾根が広がる所ではコースが不明瞭となっており注意が必要ですが、大きなコースミスに繋がるほど複雑な尾根ではありません。 踏み跡としては明瞭な所が多いものの、植物の干渉が予想される夏場については歩き難い区間がありそうです。危険ヶ所は特にありませんが、里山に慣れた方向きの区間と思います。 下山後、主に県道37号線を歩く事になりますが、歩道の整備状態も良く、そもそも交通量も多くはなく、特に舗装道路を嫌う方以外は快適に歩ける道です。便数は多くありませんがバスも利用可能です。 |
写真
感想
午前中、有馬富士を歩いた後に昼食…
路面の回復が見込まれる好天に気をよくして午後は大船山へ♪
波豆川より室町期の丁石が残る旧大舟寺への参道を通るルートと共によく登られるルート、共に山中は岩石の散乱する足場の悪い区間があるものの、登山口から1時間程度で登れる割には山頂よりの眺望は素晴らしさが人気の理由でしょうか?
山の北側、主に谷沿いを歩く暗いイメージが個人的にはあまり好きになれず、以前1度登って以来の2度目。寒い冬場はともかく、暑い位の陽気と強い日差しの中では適度な日陰となり思った以上に快適、初夏に掛けて登る際にはお奨めできるルートです。
この冬、何度か大船山と東に位置する昼ヶ岳等々の尾根道、縦走ルートを歩きましたが、今回歩いた大船山南側が最も歩き易く、お勧めのルートです。麓から見てもギザギザとした山並が解りますが、小刻みにアップダウンを繰返す歩き応えのあるルートで、眺望が広がるポイントも多く楽しませてくれます。
但し、整備されたメインルートとは異なりますので、里山に慣れた方むき、歩き易さはともかく、この時期すでに陽気に誘われ蜂等の虫、そして蜘蛛の糸…利用者の少ないルートだけに注意が必要でしょう。
今回訪れたタイミングはなかなか良かったようです。欲を言えば…山桜が咲いていれば、あと霞がもう少し薄ければ…キリがありませんね^^::
下山した下槻瀬地区で、地元の方に声を掛けて頂き、約20分程お話を聞くことが出来ました。この地に生まれて80年以上暮されており、山登りをされる方ではないものの、地域のお話を色々伺っておりました。
下山した稲荷神社の山を所有されているとの事で、まずは歩かせていただいただいたことのご報告とお礼を申しましたところ、以前に比べ歩く人が減った事を残念に思われていたらしく、是非また来て下さいと喜んでいただけました。
昔は山が生活の場の一部であったものの、近年はあまり利用されず手入れも疎かになり荒れていると嘆かれるのを伺っていると、里山は人の手が作り出した『自然』である事を改めて思い知らされます。
気軽に立ち寄ってとのお言葉に甘え、今後も度々歩かせていただく事になる山と思っておりますが、もう少しこの山を歩かれる方が増えてもいいような…もっと評価されてもいい山だと思うのですが。。。
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