立山周回縦走:別山〜大汝山〜雄山(雷鳥沢前後泊)
- GPS
- 07:50
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,005m
- 下り
- 1,008m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:48
天候 | 1日目:曇りのち晴れ 2日目:晴れのち曇り 3日目:曇り時々雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
→雷鳥沢キャンプ場(徒歩1時間程度) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■室堂 ⇔ 雷鳥沢キャンプ場 みくりが池温泉あたりまではスニーカーでも歩けるくらい道が馴らされていますが、その先は雪が深い場所も出てきます。危険という訳でもないですが踏み抜くと疲れます。 地獄谷方面はロープも張っていますが火山ガスが出ており進入禁止です。 行き(雷鳥沢方面)は下りなのでツボ足でも余裕でしたが、帰り(室堂方面)は荷物を持っての登りになるのでアイゼンは着けた方が良さそうです。 ■雷鳥沢キャンプ場 ⇒ 剣御前小舎 ひたすら急な登り。コースを示す旗も設置されていますが登りやすいルートで歩いて問題なさそうです。(皆さん、思い思いに歩いていました) 剣御前小舎の先は一の越山荘まで営業小屋はなく、風を凌げるような場所もほとんどありません。休憩はここでしっかりと取りましょう。 ■剣御前小舎 ⇒ 別山 ⇔ 別山北峰 特に危険個所はありません。 ■別山 ⇒(真砂岳)⇒ 富士ノ折立 急なガレ場の上り下り。アイゼンの爪を引っかけないように注意しましょう。真砂岳はショートカット可能です。 ■富士ノ折立 ⇒ 大汝山 ⇒ 雄山 勾配は緩くなって歩きやすくなりますが、進行方向左手(東側)にはかなり大きな雪庇が張り出しているようです。特に視界が悪い時は迂闊に踏み込まないように注意しましょう。 大汝山休憩所、雄山神社はともに雪に埋もれていて中には入れませんでした。 ■雄山 ⇒ 一の越山荘 ⇒ 雷鳥沢キャンプ場 山荘まではガレ場の下り。登ってくる人も多いのですれ違い、落石に注意しましょう。 山荘からキャンプ場までは一面雪の斜面をトラバース可能です。ただ、地味に急で危なかったり、雪が深くて歩きにくかったりするので、少し室堂方面に歩いてからブルドーザー道に合流する方が良かったと思いました。 |
その他周辺情報 | ■風呂、売店、食事 みくりが池温泉、雷鳥荘、雷鳥沢ヒュッテで利用可能。 キャンプ場管理棟には飲料水とトイレがあるが売店はなし。 ■山道具レンタル 立山駅内「TABO」。ビーコンとスノーショベルを借りました。 ■温泉(下山後) 楽今日館。大人610円。内湯2、露天風呂1、サウナ1。 帰り道沿いにあったので利用しましたが、綺麗だけど風情もあってちょうど良い感じでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
サブザック
アイゼン
ピッケル
ビーコン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
モバイルバッテリー
携帯トイレセット
ガベッジバッグ
洗面セット
折り畳みテーブル
コップ
コーヒーセット
三脚
レンズフィルター
ダウン(上/下)
風呂セット
ランタン
携帯座布団
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感想
初の雪山テント泊、富士山以外では初の3000m超の登山をしてきました。
天気と仕事の都合で連休の込みそうな日程になってしまいましたが、行きの立山駅はともかく、それ以外は人まみれになるという程でもなく快適に楽しめました。余裕が持てるように前後泊の日程にしたのが良かったと思います。今回のルートで歩いたその日に撤収と下山までやってたら確実にぶっ倒れてました。
雪山テント泊は夜の寒さが不安でしたが、今回更新した装備ではなかなかいい感じに過ごせたので良かったです。特にシュラフをモンベルのダウンハガー#3から#1に変えたら暖かさが全然違って感動しました。ただ、マットがエアマットだけだと背中がちょっと冷える感じがあったので、次回はクローズドセルタイプも一緒に持っていこうと思います。
装備の点ではもう1つ、今回初めてサブザックを用意したのですが思いのほか便利でした。アタック装備のみを軽量コンパクトに持てるので山行での疲労が段違いですし、最後の荒天時の撤収でテントをしまうのにもサブザックが大活躍でした。
(テント以外は予めメインザックにしまい、最後にテントをぐしゃっとサブに収納)
山行については、稜線歩きでここまでアップダウンさせられるのか、という感じでしたね(汗)。サブザック装備でなかったら間違いなくやられていました。稜線ではひたすら吹き付ける強風にも苦労させられましたし、やはり冬のアルプスは緩くないなという印象です。とはいっても、雷鳥にもたくさん会えたし、剣岳も拝めたし、疲れはしましたが楽しかったことは間違いのない山行だったと思います。
冬だけ歩いて夏に歩かないのは絶対に勿体ない道でしたので、ぜひもう一度、今度は黒部ダム側からのアクセスで立山を訪れたいと思います。
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