記録ID: 1835356
全員に公開
雪山ハイキング
甲斐駒・北岳
大・仙丈ヶ岳〜のんびりテント泊と雪の女王たち
2019年05月03日(金) ~
2019年05月05日(日)
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 46:58
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 1,937m
- 下り
- 1,918m
コースタイム
1日目
- 山行
- 1:32
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:33
距離 6.9km
登り 494m
下り 178m
12:20
2日目
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:27
距離 10.2km
登り 1,294m
下り 1,286m
10:55
3日目
- 山行
- 1:28
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:28
距離 6.9km
登り 161m
下り 442m
天候 | ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
5/2(THU) バスタ新宿14:35ー18:00伊那バスターミナル(高速バス伊那・飯田線3500円) 美義屋旅館(前泊・朝食付3600円) 5/3(FRI) 伊那北駅8:55ー9:23高遠駅(JRバス高遠線520円) 高遠駅9:30ー9:59仙流荘(長谷循環バス310円) 仙流荘10:05ー10:40歌宿(うたじゅく、南アルプス林道バス830円+210円) 【復路】5/5(SUN) 歌宿10:15ー10:45仙流荘(仙流荘でお風呂) 仙流荘12:53ー13:25高遠駅 高遠駅13:30ー13:53伊那市駅 伊那バスターミナル14:25ー17:45バスタ新宿 ※林道バスは人数が揃ったので9:45に臨時便が出ました。 ※高速バスは中央道渋滞で実際の新宿到着時間は19:20 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【歌宿−長衛小屋】北沢峠まで林道を辿る限りは除雪済みの乾燥路です。途中のショートカットコースや林道から長衛小屋に向かう分岐から先は積雪路でした。 【長衛小屋テント場】夏場は満員御礼になるようですが、とても広く、敷地内にトイレ有り、水場あり、小屋では生ビール有りと至れり尽くせり。滞在中にもどんどん雪が溶けており、帰る頃には土が露出している場所もありました。私は竹ペグと割りばしペグを使いましたが、お手頃な岩も転がっており、岩でテントを固定している方も多かったようです。 【長衛小屋−仙丈ヶ岳】GWだけあってしっかり踏まれておりました。早朝はかなり硬めですがアイゼンは良く効きます。この日は天気も良く午前8時を過ぎると一気に緩みましたが、トレースを辿る限りは踏み抜きはそれほど酷くなく助かりました。小仙丈ヶ岳手前と仙丈ヶ岳手前になかなかの急登があります。 【仙丈ヶ岳−大仙丈ヶ岳】GWなのにトレースが無く、まだ雪も硬い時間の痩せ尾根に岩アイスと少し厄介でした。携帯が通じないエリアでもあり注意レベル高めで進みました。 |
その他周辺情報 | 【電車バス派の前泊にお勧め−美義屋旅館】伊那北駅から徒歩2分ぐらいですが、伊那バスターミナルからも余裕で歩けます(徒歩12分)。一泊朝食付でなんと3600円。素泊まりなら3000円です。建物の古さは歪めないものの、これで冷暖房完備の和室8畳に浴衣タオル&お茶菓子付き。冷蔵庫はありませんでしたが、山で食べる食材を旅館の冷凍庫で保管してもらえました。ご主人さんはとても親切なお方。翌日の高遠駅に向かうバスは目の前の伊那北駅から乗れるので言うことなし。もはや数駅先のネカフェに泊まる必要は無いでしょう。 【厚さ3cmのソースカツ丼−田村食堂】伊那バスターミナルから徒歩6分。伊那名物ソースカツ丼が美味しいとのGoogle情報に従い寄ってみました。地元に愛される食堂のようで、多くの家族連れなどで賑わってました。カウンターもあり独り者でも安心。トンカツがぶ厚いだけでなく、ロースの脂身にしっかりとした旨味がありとても美味しかったです。 【ド定番?仙流荘・仙人の湯】旅館付属の立ち寄り湯にしては設備が整っており、天然温泉ではないものの鋸岳を望む露天風呂、カランたくさん、サウナに水風呂、広い無料休憩室、昼食可(11時〜2時)と設備は充分。折角なのでバスを一本見送ってのんびりしました。入浴500円と髭剃り100円、歯ブラシ30円で野人から現代人に戻れます。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
ファイル |
【後日参照用】当日の天気と気温の予報
(更新時刻:2019/05/06 21:11) |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
半袖シャツ
アームカバー
長袖インナー
フリース(薄)
レインウェア(上下)
タイツ
ズボン(厚)
靴下(厚)
グローブ(薄)
アウター手袋(夏用防水)
予備手袋
防寒着(ダウン上下足)
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
夏帽子
冬靴
アイゼン(12本+チェーン)
ピッケル
ストック
朝昼夜ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
時計
スマホ
カメラ
ミニ三脚
サングラス
タオル
身体ふき
テント
竹ペグ
スコップ
マット
シュラフ
レジャーシート
ビニール袋
燃料
コンロ
調理一式
ナイフ
ロールペーパー
|
---|---|
備考 | 装備を厳選しても出発時17kgありました。この時期は冬用装備に加え、かさばる衣類を着ていけないので大変。 |
感想
この3月に甲斐駒ヶ岳に登った際に眺めた素敵な雪の女王さまに会いたくなり、まだバスが北沢峠まで開通していない静かな北沢峠で雪上テント泊を楽しみつつ登頂してみました。
仙丈ヶ岳は雪山入門コースとされているようで、確かに目立った危険箇所はないものの、あなどるなかれ瞬間的な急登っぷりは前回登った黒戸尾根と大差ないように感じました。その先の大仙丈ヶ岳は一転してナイフリッジの岩陵ルートでしかもノートレースと少々厄介でしたが、無事仙丈ヶ岳三女王?(小仙丈、仙丈、大仙丈)山頂からのそれぞれ素晴らしい風景を写真に収めることが出来ました。
折角のGWなのでゆったりと仙丈ヶ岳登頂の前後三日間を長衛小屋のテント場で過ごしました。天気も良く、風も穏やかで、最高のキャンプ日和。テント場環境も文句ありません。唯一の難点はここはドコモの電波が入らず、私にとって最も重要な暇潰しの手段が使えなかったことくらい。でもそのお陰で持て余した時間を使ってスコップでスノーブロックを切り出して防風壁を作ってみたらそれなりに立派なのが出来て我ながら感激。ほとんど無風の二日間だったので、周りから見たら変なヤツだったと思いますが、暇だったので許してください。
久しぶりに3000m級登頂一座追加です。今度は塩見岳に行ってみたい。
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