八ヶ岳【桜平-硫黄岳-天狗岳-桜平】
- GPS
- 06:55
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,482m
- 下り
- 1,502m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:39
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
大型ゴールデンウィークの締めくくりに八ヶ岳を選びました。
昨年のゴールデンウィークに挑戦し、あまりの寒さに断念した、硫黄岳、天狗岳です。
前夜に桜平に入り、車の中で仮眠をとりましたが、寒くて朝方に目を覚ましてしまいました。寒さ対策をもう少ししっかりとやるべきでした。
朝6時に歩きはじめ、林道をしばらく歩くとすぐに夏沢鉱泉に到着しました。
夏沢鉱泉から先は登山道に雪が残っていそうなので、早々にアイゼンを装着しました。
沢を2度徒渉し、傾斜が緩くなってくると、目の前に硫黄岳の頂上が見えてきて、オーレン小屋に到着しました。
オーレン小屋の前は多くの登山客が準備をしたりしていて、とても賑やかでした。
オーレン小屋からは赤岩の頭経由で登ろうとも思ったのですが、だいぶ陽が高くなってきていたので、夏沢峠経由に切り替えました。
オーレン小屋を出発して夏沢峠に到着すると、迫力ある硫黄岳の爆裂火口が目の前に立ちはだかり、テンションが一気に上がります。
夏沢峠からは樹林帯の中の傾斜の強い登坂が続きます。雪もかなり多く残っていて、簡易アイゼンだと少々歩きにくいところもありましたが、難なくクリアしました。
雪がなくなり、岩場を巻くと、視線の先にまあるい山体のてっぺんにケルンが飛び出た硫黄岳全体の姿が見えました。
あとは、そのケルンに向けて登っていくだけです。
右手に木曽御嶽山や北アルプス、背後には天狗岳、と絶好のロケーションでの登坂はとても気持ちがいいです。
硫黄岳の頂上に到着すると、その向こうに南八ヶ岳の絶景が広がっていました。
横岳、赤岳、阿弥陀岳と八ヶ岳の主役たちが勢ぞろいしています。
そして、その奥には南アルプスも顔をのぞかせいましt。
そのほかにも、中央アルプス、木曽御嶽山、北アルプスなどなど、すべての山が一望できました。
風のない頂上で、大展望を満喫して、天狗岳を目指していったん下山します。
夏沢峠、箕冠岳を通過すると雪もなくなり、アイゼンを外して歩けるようになりました。
根石岳山荘脇の登山道は、アルペン的な景色で、とても好きなルートです。
あっという間に根石岳の頂上に到着し、目の前に広がるのは天狗岳の双児峰とそれらを結ぶ美しい吊り尾根です。
このルートは、アルペン的なアップダウンと、ピークに登るごとに訪れる展望の変化がとても魅力的です。
東天狗岳に登り詰め、少々休憩をとったのちに、最後の目的地の西天狗岳に向かいました。
吊り尾根のコルから先の登り返しには雪が残っていましたが、アイゼンは装着せず、キックステップで登りました。
西天狗岳の頂上で昼食をとり、展望を楽しんだ後、来た道を戻って下山しました。
下りは、雪道の方が歩きやすく、夏シーズンでは信じられないほどのスピードで歩くことができました。
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