ゴジラ退治!甲〜矢筈ヶ山周回😱
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- GPS
- 07:20
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 804m
- 下り
- 791m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
感想のところで書いてます。 |
その他周辺情報 | 大山湯院10円アップで390円。良心的です🎵 |
写真
感想
何ヵ月も前から雪が解けたらゴジラ、雪が解けたらゴジラと念仏のように唱えていました。
その一方で、調べれば調べるほど怖くなる。できるだろうか?無事で帰れるだろうか?途中で怖くなってもエスケープできない!
揺れるおじん心。結局は、行ってみないとわからない。
岩登りや降りの練習もほんの少しだけした。高さにもちょっぴり馴れてきた。楽しもう!怖くても楽しもう!高さを楽しもう!そう暗示をかけて出発。
難関は4箇所。
一つ目は、甲(きのえ)川から甲ヶ山の稜線への約450mの直登。
超急斜面です。私の中の急斜面の概念が変わりました。
沢の岩を登っていて、右岸の迂回路に後から気づくと言う記録がいくつかありました。中には、この岩登りがこのルート最大の難関だと言う記録もあり、迂回路を見逃さないよう気を配りました。
しかも等高線には表れないような小さな沢がいくつもあり、道迷いしやすい地形です。なので、他者のログが必要です。
途中、GPSがウロウロしているところ(写真20〜25の間)は、道迷いしている所でこの部分は参考にしないで下さい。
以前と比べてかなり整備され、分かりやすくなったと言う記録も見ましたが、あくまでも行きなれたベテランさんの感想です。
登りながら、ここは降れない!と思いました。帰るには前進あるのみ!
二つ目は、言わずもがなのゴジラの背。岩場の傾斜は緩く、難度もそう高くはありません。しかし、あの高度!
去年の私なら、途中で怖じ気づいてゴジラの背に馬乗りになったまま、行くも戻りもできずに、そのまま即身仏になっていたことでしょう😱
わずかばかりの練習のお陰で立って歩く場面も少しはあり、過度に恐怖を感じることもありませんでした。「楽しもう!」と言う念仏(笑)は効果ありましたよ🎵
しかし、見ないようにしても視界の端で捉える下界。そして、核心部では左手で岩を掴み、狭い足場に降り立ち、離れたロープを右手で!頭の中には最悪の光景がチラリ。
待て待て!深呼吸して「楽しもう」の念仏を唱えてもう一度。😵💨
この核心部。戻れと言われたら🙇
三つ目は、甲(かぶと)ヶ山からの降り。超々急斜面の岩場を約100mの急降下。
初め見たときは、オェー!青ざめました。今度は甲の頂上で即身仏か!
でも冷静によく見ると、足場もホールドもいっぱい。端に寄れば低木をつかむこともできそう。
おそらく上級者なら多少手を着くことはあっても立って降りるんだろうな。
ザックに注意を払いなが慎重に、最初はバックステップで。
次に半身になったり正面向いたり。岩や低木を持ったり、時にはなしたり、はたまたしがみついたり。でも、体だけは岩から距離をとってまっすぐに。これも練習した甲斐がありました。
そして、草つきまで来ると、お尻をついて、尻滑り超徐行(笑)
こんなことするから、上手くならない、と思いながらも安全で手軽な方法は捨てがたい。
ホントに今までの急斜面はなんだったんだ!と言うほどケタ違いの斜面でした。
降りれたら、登れる。ここはきっと登れるでしょう。たぶん。登れるかも?
この岩場、通路の目印が赤いペンキで書いてありますが、消えかけで、上からだと見えにくく、結局は降り易い所を探しながら降りるしかないでしょう。
四つ目は、小矢筈からの20m弱の急降下。でも、甲ヶ山を降下した後なので、もう大丈夫。
いろんな方の記録を参考にさせてもらいました。ありがとうございました。
行って見て。
私のような初心者が、少しばかりの練習で一人で行くところではない!
練習の成果は大いにありましたが、練習量がたりなかったと反省。
ホントに危ない所、怖い所は、行かないとわかりようがありません。しかし経験を積むと言うことは、どういう危険がありそうかを予測して事前に練習したり、装備を工夫したりすることなんだろうな、と感じた次第です。
※その他のコース状況
甲ヶ山から矢筈ヶ山までは、岩場以外はほとんど藪こぎです。大山キャラボクなど低木が少し痛いので、血まみれがお嫌いな方は長袖で。
但し、トレイルは明瞭で、トレイルを覆うような濃い藪はありません。
こんばんは。
ゴジラ退治おめでとうございます。
ゴジラとカラスは怖くてなかなか挑戦する勇気がわきません。
特に下りが肝だなと思っていたのですが、詳細なレコありがとうございました。
私ももうちょっと岩を練習して挑戦してみたいなと思います。
コメントありがとうございます!
ちょっと背伸びしすぎました(>_<)
岩渕山、鎌倉寺山でもっと練習を積まないと!偽りなき反省です。
初心者故に危険度が予測しきれないからこその山行でした。
それでも達成感は、底から湧きあげてくるほど!やめられませんね🎵
こんばんは
良い眺めでしたね。
カラスにもユートピアにも親指にもいなかったので
大山リスは崩落したものと諦めていました。
香取だったのですね。
いくらリスのためといっても
スモークさんの記録見ると怖くてダメです
コメントありがとうございます!
親指もカラスも制覇されてるんですね❗
高いところが怖い人だとは思えませんね😀
カラスは崩落もあって怖くて、しっかりと練習を積んでから挑戦しようと思ってます。
リス君は、香取登山口手前の林道(最初のリス君の写真より手前です)から登山口入って少し行った所(写真の通りです)まででした。
リス君目的だけなら、私の帰路を逆にたどって矢筈ヶ山往復と言うのもありだと思いますよ🤭
smoke57さん
毎回楽しく記事を読ませて頂いております。
初ゴジラ登頂おめでとうございます。
私も初めて甲川ルートからアプローチした所、とおせんぼのロープが無くそのまま谷筋の急斜面を藪漕ぎであわや遭難する所でした。
smoke57さんも危ない所でしたが無事でなによりです。
甲川コースは昨年も遭難、死亡事故が発生している場所(何年かに一度ずつ遭難発生)なので皆さんが迷わないように行く機会があれば登山道をボランティアで少しずつ整備しますね。
コメントありがとうございます!
登山道整備されているんですね!カラスの山頂標といい、頭が下がります。ありがとうございます。
甲川での遭難事故のことは知っていたので、慎重に行ったつもりがあの様です。
何分早とちりなもので、よく確認もせずに、通せんぼロープと勘違いして藪に突っ込んでしまったようです。
二つ目のホンモノの通せんぼロープは分かりやすかったです。
超急斜面の上に、藪か岩、等高線には表れないようないくつもの谷筋、ホントに怖いところですね。
でも、もう少し力をつけたら、もう一度同じコースを挑戦してみたいです。今度はもっとうまくできるように。
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