蓬莱山ーキタダカ道・金毘羅峠・小女郎峠ー

2019年05月09日(木) [日帰り]

• GPS: 09:18
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,856m
• 下り: 1,843m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:25
• 休憩: 1:54
• 合計: 9:19

8:53 志賀駅
9:10 9:10 キタダカ道登山ポスト
9:35 9:35 脇山橋分岐
10:16 10:23 天狗杉
11:03 11:18 クロトノハゲ
12:05 12:06 打見山
12:13 12:14 レストランバードキャッスル
12:24 12:30 金毘羅道下降点
12:48 13:01 金毘羅峠
13:23 13:24 金毘羅道下降点
13:29 13:33 蓬莱山
13:53 13:55 小女郎峠
14:02 14:20 RP小女郎２
14:27 14:33 小女郎峠
15:02 15:18 蓬莱山
15:28 15:30 レストランバードキャッスル
15:37 15:39 打見山
15:46 15:48 木戸峠
16:04 16:07 打見山
16:12 16:14 レストランバードキャッスル
16:21 16:22 打見山
16:38 16:38 クロトノハゲ
16:56 17:00 天狗杉
17:31 17:31 脇山橋分岐
17:51 17:59 キタダカ道登山ポスト
18:12 志賀駅

5月、シャクナゲ、イワカガミの花が満開で目を楽しませてくれる。蓬莱山から見える靄に煙る琵琶湖、その向こうの伊吹、霊仙、鈴鹿山系の稜線はいつ見ても素晴らしい。比良岳から堂満、武奈ヶ岳、釈迦岳の比良山系の主稜線もいつ見ても良い。

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

電車

往路、復路共：JR志賀駅

コース状況／危険箇所等

コースルート／
　志賀駅→天狗杉→クロトノハゲ→打見山→金毘羅峠→小女郎峠→（薬師の滝までの途中まで）→打見山→汁谷→打見山→クロトノハゲ→天狗杉→志賀駅
コース状況／
天狗杉ークロトノハゲのザレ場は足を滑らせやすいので注意。区間が長いので、下りの場合は集中力を切らさないことが肝要。小女郎峠からの下山路の最初の数分は歩き難い彫り込まれたザレ場、歩き難いが区間が短いので集中すれば問題なし。金毘羅峠への下山路の途中の崖横の細い道、滑落すれば大事故となる。が、道自体は比較的歩きやすく感じた。（蓬莱山からは危険立ち入り禁止のトラロープあり。）　
登山道の脇の斜面では、シャクナゲやイワカガミがよく咲いている。

その他周辺情報

蓬莱山の琵琶湖バレイでは、スキーシーズン以外でも、大人も家族連れでも楽しめる遊具施設が設置されており、時間があれば、ゆっくりと楽しむことができる。

写真

5/9 8:56

JR志賀駅下車、琵琶湖側の出口から駅を出て道を京都側に戻り、湖西線を潜って山側に真直ぐ出る。

5/9 8:59

樹下神社が正面に見える。

5/9 9:04

樹下神社正面、神社に沿って右側に進む。

5/9 9:07

神社の右側を山に向かって進んで行く。

5/9 9:11

登山ポスト。

5/9 9:13

ピンクの綺麗な花のついた木。

5/9 9:15

登山道の道標。

5/9 9:16

ピンク色の花木はタニウツギかな。

5/9 9:16

フジの紫、5月はいろんな花が楽しめそう。

5/9 9:17

クロトノハゲ、木戸峠方面への道標。

5/9 9:18

植林の杉の林の中を進む。

5/9 9:20

番所橋を渡る。

5/9 9:22

鬱蒼とした杉林の中。

5/9 9:30

大川の大きな砂防ダム。

5/9 9:34

琵琶湖を振り返る。

5/9 9:37

さあ、これから登山道、幅広の緩やかな山道。

5/9 9:55

まず、次の目標は天狗杉。

5/9 10:23

天狗杉が見える。

5/9 10:23

天狗杉、なかなか大きくて画面に入りきらない。

5/9 10:24

そんなに巨大な杉ではないが、真直ぐで、枝がはっていない、真直ぐな杉。

5/9 10:29

杉の倒木が目立ちはじめる。

5/9 10:29

だけど、潜ったり、跨いだり、迂回したり。

5/9 10:32

枯木も目立つ。

5/9 10:33

イワカガミが道の脇にたくさん咲いている。

5/9 10:35

次の目標は、クロトノハゲ。

5/9 10:38

アシビの花が満開。

5/9 10:41

大きな倒木、ますます目立つ。

5/9 10:42

道の脇の斜面一面にイワカガミの葉と花が一面に広がる。

5/9 10:45

抉れた岩肌には花崗岩の白い粒が目立つ、ここからはガレ場が続きそうである。

5/9 10:50

番所岩、大きな岩の上に小さな石が沢山積まれている。

5/9 10:54

しばらく進むと、思いがけないシャクナゲの花が満開。

5/9 10:55

そう云えば、5月、シャクナゲの季節である。

5/9 10:56

良く見ると、山道から少し離れた斜面のあちこちで、ピンクの花が咲いている。思いがけないプレゼント！

5/9 11:00

小石まじりのザレ場が続く、帰りは足を取られないよう気をつけねば・・・

5/9 11:04

もうすぐクロトノハゲ。

5/9 11:04

見覚えのあるクロトノハゲの大岩。

5/9 11:04

お地蔵様の向こうは比良岳から堂満岳の続く比良山系。

5/9 11:05

足を滑らせやすいクロトノハゲのザレ場。

5/9 11:07

ここで、しばらく琵琶湖と山を見ながら休憩する。

5/9 11:08

打見山の見晴台。

5/9 11:13

比良岳、烏谷山、堂満岳の南比良の稜線。

5/9 11:13

堂満岳の向こうに釈迦岳が見える。

5/9 11:16

ここから、木戸峠に向かう登山道だが、トラロープで閉じられている。

5/9 11:17

打見山に向かう。

5/9 11:19

山の斜面の様子が変わってくる。

5/9 11:20

低灌木の林の中の山道を打見山に向かって登って行く。

5/9 11:21

アシビの白い花も花盛り。

5/9 11:22

目を引いた濃いピンクのシャクナゲの花。

5/9 11:24

寺屋敷、打見山への道標。

5/9 11:26

ひときわ目立つ綺麗なシャクナゲの花。

5/9 11:26

木々の間から見える琵琶湖。

5/9 11:31

シャクナゲのような華やかさはないが、路傍のスミレの花もなかなかいい。

5/9 11:56

真心の塔。

5/9 11:57

志賀、蓬莱、和邇の湖岸の湾曲と琵琶湖大橋。

5/9 12:00

打見山の下から見た蓬莱山。

5/9 12:00

比叡山の遠望。

5/9 12:00

琵琶湖バレイのロープウェー。

5/9 12:08

ここの階段からびわこバレイに上がる。

5/9 12:09

展望台。

5/9 12:13

この展望台からも琵琶湖がよく見える。

5/9 12:17

蓬莱山の斜面に植えられたスイセン、約30万本。
今、黄色の花が満開。

5/9 12:17

大連休は終わったが、琵琶湖バレイのリフトは営業中です。

5/9 12:19

まず、金毘羅峠への下山道に行って見る。　途中、まだ、雪が残っている箇所が一か所あった。

5/9 12:25

金毘羅峠への下山道、降り口。トラロープが張られ、危険立ち入り禁止表示の表示あり。

5/9 12:31

ロープを潜って前に進む。

5/9 12:40

ザレ場の狭い道を降りて行く。

5/9 12:47

大きな崖が左手に。覗き込む、落ちたら一発アウト。手前の細い山道を行く。

5/9 12:48

近くの斜面には沢山のイワカガミが満開。

5/9 12:48

崖の上部の割れ目。

5/9 12:50

しばらく降りて行くと、金毘羅峠の表示。金毘羅神社までは、あと1時間半位とのこと。様子はわかったので、ここで引き返すことにする。

5/9 12:50

途中にも数ケ所「危険立ち入り禁止」のロープあり。

5/9 12:58

ここのイワカガミは花が多く、見応えがある。

5/9 13:02

立ち入り禁止の表示があるが、上り下り合わせて5組ほどのパーティとすれ違う。

5/9 13:51

次は先日、降りた小女郎峠に向かう。

5/9 13:53

小女郎峠に到着。

5/9 13:55

小女郎峠からの下山の最初の10数分の状況がどの程度だったか、確認のため、降りる。

5/9 13:56

涸れ沢で彫り込まれたザレ場を降りていく。

5/9 13:56

琵琶湖が下に見える。

5/9 13:57

大きく彫り込まれたポイント。

5/9 13:57

小さなステップと補助ロープが垂らされている。

5/9 13:57

道幅は狭く、深く掘り込まれたV字状の底は小さな石コロが厚く埋まっており、足を滑らせやすい。

5/9 13:58

しばらく、ザレ場が続く。

5/9 13:59

しばらく行くと、ザレ場は尽きるが、大体様子は確認できたので、また小女郎峠に戻る。

5/9 14:51

小女郎峠にもどり、先ほど立ち寄らなかった蓬莱山に向かう。

5/9 14:51

蓬莱山への登り。

5/9 15:02

蓬莱山の山頂。

5/9 15:03

祈りの塔。

5/9 15:06

蓬莱山一等三角点。

5/9 15:22

武奈ヶ岳西南陵とコヤマノ岳。

5/9 15:22

比良岳、葛川越から烏谷山。

5/9 15:22

堂満岳から釈迦岳。

5/9 15:23

琵琶湖の向こうに見える霊仙山、想像より長い稜線。

5/9 15:25

鈴鹿山系の御池岳から藤原岳、竜ヶ岳。霞んでいるのが残念。肉眼では、もっとはっきりと見えたが

5/9 15:29

蓬莱山西麓の笹平にて。汁谷へのルートで以前、ここから降りたことはあるが、今日はロープウェー山頂駅付近から降りる。琵琶湖バレイは、スキーシーズン以外もいろいろのアトラクション、スカイウオーク、無料の遊び場が沢山ある。

5/9 15:48

汁谷、木戸峠への分岐。

5/9 16:14

もう一度、山頂駅付近に戻り、笹平に降りて、打見山・寺屋敷の下山道に向かう。

5/9 16:14

琵琶湖バレイの南境界に沿って進む。

5/9 16:15

少し、遅くなったので先を急ぐ。

5/9 16:16

途中、吊ってあるハンモックに乗ってみる、青空を見ると気持ち良い。

5/9 16:17

スカイウオークの施設。

5/9 16:17

向こうに見えるロープウェー山上駅に向かって進む。

5/9 16:17

お地蔵さん7体。

5/9 16:17

ブランコ。

5/9 16:22

行きと同じく、ここから志賀駅に向け下山。

5/9 16:39

クロトノハゲを通り・・・、

5/9 16:58

天狗杉、少し、薄暗くなる。山麓に到着するのは、6時頃になりそう、5月なのでまだ明るい。

5/9 17:35

大川の堰堤越しに琵琶湖が見える。

5/9 17:36

往路では気がつかなかった山ツツジの花。

5/9 17:36

大川の大砂防ダムに到着。

5/9 17:44

あともう少しで志賀駅。

5/9 17:48

国道161手前の登山道標。

5/9 17:52

ウツギの白い花、もうすぐ志賀駅だ。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX100 SONY

Xperia XZs SO-03J docomo SONY

感想

yama002

　今回の山行は5月下旬に予定している権現山・蓬莱山の南比良縦走の最終下見。蓬莱山からの下山路として、小女郎峠から蓬莱駅、金毘羅峠から蓬莱駅、打見山からキタダカ道の道の状況を体験視察するのが目的である。
小女郎峠からの下山は、最初のV字状の登山路のザレ場が問題。前回の下見では思った以上に足が滑りやすく感じたが、今回改めて体験するとそれほどでもない、疲れている場合はなるべく避けたい。　金毘羅峠への下山道、危険立ち入り禁止の縄張りがあり、大きく抉れた崖、崖沿いの道は狭いもののそれ程、危険は感じられなかった。もっとも、立ち入り禁止表示はあるので、団体をこのルートで下山させるのはNG。天候が悪く、万一崖側に滑落すれば大事故となる。ただ、崖の規模の大きさ、途中斜面に満開のイワカガミの花の魅力はある。キタダカ道の場合、クロトノハゲから打見山にかけて、琵琶湖と湖面の向こうに見える鈴鹿山系、それと反対側の武奈ヶ岳、堂満、釈迦に連なる比良山系の展望が素晴らしい。その反面、ザレ場が長く続き、足を滑らせやすいのが難点である。　総合的に考えて、平→権現山→蓬莱山→キタダカ道→志賀駅のルートが良いと思った。