鳥越川沿いに行く鳥海山・・再挑戦
- GPS
- 10:41
- 距離
- 25.3km
- 登り
- 1,869m
- 下り
- 1,867m
コースタイム
6:08 取水口手前より入山
7:35 徒渉点
9:06 休憩(1,400m地点)
9:31 休憩終了
10:36 千蛇谷入り口
11:26 新山へ直登開始
11:56 新山山頂到着
12:13 下山開始
12:29 大物忌神社到着(昼食)
12:57 下山再開
13:32 千蛇谷入り口
14:29 徒渉点
15:31 取水口
15:49 杉林(ショートカット)
16:07 到着
天候 | 雲一つない快晴。 山頂以外は、ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(片側車線は通れました)。 林道入り口付近には駐車場が無いので、今回も道路脇に路駐。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・入山ポストは無し。 ・危険個所は渡渉点までは特に無し。 ・まだまだ積雪は豊富ですが、渡渉時の踏み抜きに注意。 ・外輪山側からの雪崩に注意。 ・熊に注意(自分は見てませんが、すれ違った人が足跡見たと言ってました) |
写真
感想
月初に敗退した鳥海山に再チャレンジしてきました。
金曜日に飲み会が入り(もちろんノンアルで)、終わったのが10時と遅い出発とは
なってしまいましたが、予報では土曜だけは天気も風も問題なさそうだったので、
行くしかないかなと。
現地に1時前に到着し即就寝。3時間程仮眠を取り5時過ぎに登山開始しました。
土曜は早朝から雲も無く穏やかな天気で空は突き抜けるような青空。確か前回も
朝はこうだったなぁー。今日は天気保ってくれよと祈りつつの入山でした。
歩き始めてすぐの林道沿いからは鳥海山の姿と共に稲倉岳の一枚バーンが目に入る
ので気になってしかたないです。滑り好きにはこっちも捨てがたい。来年はこっち
も滑ってみようかなぁ。
林道から樹林帯に入ると山並みは見えなくなるので、黙々と歩を進めます。
ちなみに標識とかは無いのでマップを見ながら標高上げる方向で進んでいきます。
樹林帯、竜巻跡、樹林帯と進み鳥越川支流を渡渉するころになると視界が開けます
が、突然に新山、千蛇谷、外輪山が一望できるようになるのでスケール感が狂いそ
うでした。目の前に大パノラマが広がってて、ただただ一面の銀世界に圧倒されそ
う。この景色見れただけでも満足感あります。
ここからは景色を堪能しながら登れるので足取りが軽くなった気さえしましたが、
行程としては約半分で相変わらず新山は遥か向こうです。
ここからはほぼ何処でも歩けるので、人によってコース取りが変わってきそうで
す。私の場合は、千蛇谷入り口?(七五三掛直下、ちょっと急な斜面の上)まで真直ぐ
行きましたが、少し東寄りの丘(尾根?)沿いに行っても良いみたいです。
緩急の丘を何度か越え1,400m付近で灌木と岩が出てて座れそうな所があったので、
ここで小休止。天気が良いのでポカポカしてて気持ち良いです。
マットでも敷いたら眠れそうな位。
暫しの小休止の後、また登山開始。
何度か丘越えをし長い急斜面を登りきると千蛇谷に入ります。
外輪山側は雪崩た跡がそこかしこにあり、危険な匂いが・・
(入り口は広いのですが、新山直下はかなり谷も狭くなっているので要注意)
道中も外輪山側はひっきりなしに小さな雪崩を起こしていたので、近づかないに超
したことはないです。
平らな谷を進み大物忌神社(山小屋)手前の谷が狭まっている所で、谷を行くか直登
に切り替えるか迷って直登をチョイス(これがハズレだったのは下りに気付い
た・・・)。
夏に登った時は崩れそうな岩山だったのが、今はただの大きな雪山にしか見えませ
ん。カチカチの氷の斜面であれば登山はここまでと思って登ってきましたが、ここ
のところの暖かさで融けてしまった模様。
登ってはみたけど、さすがにここは急すぎてきつかった。なんとか登りきったと
思ったら隣のピークだったりで。ちょっとショックでしたが、気を取り直し少し
下って回り込んで新山山頂へ到着しました。
こちらも小ピークが三カ所程あり、先に登られていた方に聞いてやっと山頂に立つ
ことができました。
山頂はというと南には月山、大朝日、東から北にかけて奥羽の山並みと秋田駒(だと
思う)が、そして目の前に七高山とこれまでの疲れも吹っ飛ぶ最高のロケーション
(こんなの見れちゃうから山は止められないんだろうな)。暫し景色を堪能。
写真も撮って、景色も目に焼き付けたところで下山開始。
先に登られていた方と話しをしたところ、新山ー七高山にブリッジが掛かっていて
そこから上り下りすると楽とのことだったので、帰りは七高山側から下ってみるこ
とに。
行ってみると見事な吹き溜まりが谷の間に架橋されてました。ブリッジを渡り七高
山側から下ると、呆気ない程簡単に大物忌神社に到着。
神社はまだ半分以上雪の下でした。さすがに屋根の上で休憩するのはまずいので、
岩(石垣か何か)が露出してるところで遅めの昼食を摂りました。軽めに食べた後は
コーヒーを淹れてデザートの伊予柑。親父に持って行けと無理矢理押し付けられた
伊予柑でしたが、これが絶品!ただの伊予柑なんだけど山で食べると何でこんなに美
味いの??
暫しの休憩の後、谷に下って滑走準備。
前回はスキーでしたが今回は雪板なるものでチャレンジ(実はこれもハズレ)。
表面の湿り雪で恐ろしい程良く滑るのは良いのですが下地が固すぎて曲がらない
(涙)。何回か試したけどだめで、結局は尻滑りの道具に格下げに・・・まぁこれは
これで楽しかったですが。
結局樹林帯までは尻滑りとツボ足で下り、ここからやっと滑走に切り替え。
竜巻跡までは割と快適に滑れたけど、下部の樹林帯は斜度が揺る過ぎるのと黄砂や
落ち葉で滑走性ゼロ。スキーって良く滑るのね、と実感した次第でした。
途中すれ違ったおじさんに熊の足跡あったよと言われ怖々下りましたが、足跡は見
つけられず(登って来た方向が違うからかな?)。
取水口手前の急斜面に手こずりながらも無事林道に合流。が、ここからが長い。
登りはウォーミングアップにちょうど良い距離ですが、下りの疲れた足にはやはり
きつかった。
余りにも長いので、途中から杉林の中を県道手前までショートカット。
(歩きづらいけど、なぜかこちらの方が楽でした)
全行程ほぼ歩きとなり暗くなる前には帰りたいなとは思ってましたが、思いの外早
く車に到着。さすがに久々の長時間歩行は疲れました。
帰りは下ってすぐの湯ノ台地区にある温泉(名前忘れた)に入り1日の疲れを洗い流
し、無事帰宅と相成りました。
それにしても、一日天気で良かったぁー。
東北各地、天気が良かったので登山した方々はみな思ったことでしょうね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する