外秩父七峰縦走ハイキング大会〜悔しいけれど途中敗退
- GPS
- 08:55
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 1,659m
- 下り
- 1,579m
コースタイム
笠山CP 10:49→笠山峠 11:03→堂平山CP 11:26〜39→剣ヶ峰CP 11:49→白石峠 12:02
白石峠 12:05→定峰峠 12:37→旧定峰峠 13:16→700m圏峰 13:30〜38→大霧山CP 13:59
大霧山CP 14:02→粥仁田峠 14:25〜29→橋場バス停 15:21
※白石峠〜旧定峰峠間は規定コース外
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高麗川駅 5:29→5:53 小川町駅(高崎行き) 小川町駅 6:23→6:27 竹沢着(高崎行き) |
コース状況/ 危険箇所等 |
入浴:湯郷玉川温泉(明覚) 夕食:平和苑(焼肉) |
写真
感想
(はじめに)
ロングコースを歩くようになってから気になっていた「外秩父七峰縦走ハイキング大会」です。会社の同僚+その友人、計6人で初参加しました。
(前日)
外秩父七峰ハイキング大会の当日の受付は大行列になるらしく、またコースが大渋滞するそうなので、できるだけ早く受付を済ませてスタートすべく作戦をたてました。受付時間は、午前6時半となっていますが、6時から受付開始することは「お約束」のようで、6時前に小川町駅に到着するのが必要なようです。このため、前日は、東飯能駅にあるマロウドイン飯能に泊まります。
なお、前泊地が飯能となったのは、第1に寄居町内での確保が難しかったこと、第2に八高線の始発電車であれば、川越・東松山方面からの始発電車とほぼ同時刻(5:53)に到着でき、東武電車の混雑も回避できるのではないかと考えたこと、第3に宿泊料が安いということが理由です。また、池袋駅から飯能駅までは、西武線のレッドアロー号を利用しました。2週間前にも乗車していますが、飯能まで約40分、快適な旅となりました。東武鉄道主催の大会で東武線を利用しないで小川町駅まで行くのは心苦しいですが、帰りは東武で池袋まで帰るので許してもらいましょう。
(スタートまで)
東飯能駅から八高線で小川町駅に向かいます。直通電車はないので、次の高麗川駅で高崎行きのディーゼル車に乗り換えです。列車は短い2両編成で、ハイキング参加者で予想外に混雑しており、立席となりました。小川町駅の到着は、5時53分。東武線の志木発の下り始発電車より若干速く到着しました。東武線からはたくさんの人が下りてきたので、これが大きなアドバンテージとなりました。
受付は6時ごろから始まり、受付の皆さんの手際も良く、6時10分頃には受付完了。6時11分の東武線寄居行きには間に合いませんでしたが、6時23分の八高線に乗車して竹沢駅に向かいます。本当は東武竹沢駅ですが、JR竹沢駅でも、若干距離が長くなるだけです。竹沢駅で下車したハイキング参加者は、我々の他に一人、計7名でした。このため、駅のトイレも空いており、速やかなスタートを切ることができました。なお、参加賞として、東武特製軍手とミニタオルを頂きました。ありがとうございます! それと、この時点でも、依然として東武線を利用していませんが、帰りは東武で池袋まで帰るので許してもらいましょう。
※利用した列車 東飯能駅 5:19→5:25 高麗川駅(川越行き)
高麗川駅 5:29→5:53 小川町駅(高崎行き)
小川町駅 6:23→6:27 竹沢着(高崎行き)
(竹沢駅〜和紙の里)
竹沢駅から2車線の道路を南に向かいます。信号のある交差点で東武竹沢駅からのルートと合流するので、ここから仙ノ倉CP方面に向かいます。ふと後ろを振り返ると、東武竹沢からのたくさんの人の固まりが押し寄せてきており、抜かれ始めます。沿道には、菜の花、水仙、梅、ミツバツツジなどたくさんの花々が咲いており、美しい集落が続きますが、皆さん、黙々とハイペースで前に進んでいます。この、いきなりのハイペースに体がついて行くのがやっとで、足にも負担がかかります。
天王沼から先は、舗装路から山道に変わります。この山道も、一列になって進みます。この時間帯は渋滞するまでにはなりませんでしたがが、自分が立ち止まると渋滞の原因となってしまうので、ひたすら進むしかありません。写真も撮れません。途中、仙ノ倉CPを通過します。ここで、小川町駅からのコースと合流し、人が一層増えます。
集落に下りると、再び舗装路となり、和紙の里に向かいます。和紙の里では、テントで何か販売しているようでした。トイレもあります。ここで少々休憩します。
(和紙の里〜笠山)
和紙の里から笠山までは、非常に長い区間を歩きます。林道で人工林が多く、景色は楽しめません。標高430mくらいまでいったん登りますが、そこからは萩平の集落に向かって下りとなります。
萩平の集落では、桜とミツバツツジのコラボレーションの他、たくさんの花々が迎えてくれました。また、モミジの若葉も美しかったです。萩平T字路で少々休憩し、さらに進みます。ここから笠山までは標高差約400mです。途中、林道と山道が選択できますが、林道を選択して歩きます。山頂直下の山道も一列になって黙々と進みます。笠山直下にCPがあり、山頂で休憩をとります。天気は霧雨で気温は低く、寒いです。
(笠山〜堂平山〜白石峠)
笠峠まで下りて、再び堂平山まで登り返します。堂平CPは山頂直下です。山頂には天文台があります。山頂付近は霧雨の状態で、ここからレインウェア(上)を着用します。トイレ休憩ののち、堂平山を下りますが、下りきったあたりが剣ヶ峰CPです。あまりに近いのであっけないです。剣ヶ峰へは急坂を登りますが、山頂は電波塔があるだけです。再び下りると白石峠です。ひざの状態も良くないため、ここで私はコースアウトです。スタート直後のハイペースによる足への負担が効いてしまったようです。
(白石峠〜大霧山〜橋場BS〜小川町駅)
同行者はまだ進むとのことですので、同行者は正規のルートを進みます。私らは、コースアウトし、並行する林道を歩いて旧定峰峠方面に向かい、先回りすることとしました。アップダウンが少ないので、程なく旧定峰峠に到着。ここからルートに合流しますが、ひざ痛のため、ゆっくりとしか登れません。後続の方に迷惑なので、ところどころ譲りますが、何かしんどいだけになってしまいました。大霧山からの下りは急で、もう足はアウト。雨も霧雨ではなく本降りモードに変わりました。このため、粥仁田峠でバス停までの下山を決意します。ソフトクリームを目前にしてたいへん残念です。同行のメンバーのうち1人は、ゴールまで行けそうということで、皆のゴールへの思いを彼に託しました。
粥仁田峠からバス停までは、意外と距離がありました。途中、梅とミツバツツジ、たくさんの桜など、雨の中ではありましたが、なかなか良かったです。橋場BSの手前ではんこを頂きました。バスは大混雑で、小川町駅までぎゅうぎゅうの車内でした。
小川町に到着後、温泉に向かおうと思いましたが、タクシーの運転手さんによると、花和楽の湯は入るまでに1時間半待ちだとか。仕方がないので、明覚にある湯郷玉川温泉というところに行きました。その後、小川町駅前の平和苑という焼肉店で打ち上げ。完歩者の到着を迎えました。完歩者は同じ職場の後輩ですが、よく頑張りました。素晴らしいです。
帰りは、もちろん、池袋まで東武線に乗りました。
(おわりに)
桜・梅・ミツバツツジの美しい集落を通過したり、道ばたにたくさんの種類のスミレが咲いていました。いつもの山歩きなら、夢中で写真をとるところですが、狭い山道では黙々と一列になって進んでいるため、立ち止まると迷惑になります。全体の雰囲気も、せかせかした感じです。まあ、時間内に完歩するためには仕方がないのかもしれませんが、その雰囲気にのまれてしまいました。
大会に向けて、準備をしてきましたが、途中敗退してしまい悔しいです。アミノバイタル大作戦も限界があるようです。膝サポーターを早めに装着していれば良かったかなと思いますが、仕方ありません。ただ、来年も歩くかというと微妙です。たぶん、途中からとなるでしょう。ソフトクリームも食べないといけませんし。来年は、楽しみながら歩きたいと思います。
最後に、コースの途中には、ところどころに係員の方がいて、案内をしてくれたり、安全に配慮してくれました。東武鉄道さんをはじめ、関係者の方々に感謝します。東武線は、今までほとんど乗車したことがなかったのですが、これからは使わせていただこうと思います。
はじめまして。
私も昨日、大会に参加しました。
そして、sat4さんの言うところの、「せかせかした人」の1人でした
普段だったらここで30分は写真撮るのになぁ〜とか思いつつ、写真1枚だけ撮って・・・。もしくは、目のフィルムに焼き付けて・・・。と、そんな感じでした。
綺麗な景色や美味しい物がいっぱいあるのに、通り過ぎてしまい勿体なかったと思っております。
sat4さんの「次回は楽しんで歩く」を、来年、私もマネしてみたいなぁと思いました。
・・・結局、来年もせかせかするかも、ですが
kiroさん、こんばんは。
そして、完歩、おめでとうございます!
春が遅かったこともあり、梅、桜、ミツバツツジなどの花の時期が一気にまとめて来たという感じでした。曇天だったので写真もそこそこでしたが、青空だったら、前に進めなかったでしょう。
完歩を目指していたので、とても悔しいですが、ハイキングには、いろいろな楽しみ方があってよいのだな、と思いました。
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