関東平野を望む筑波山
- GPS
- 06:04
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 434m
- 下り
- 701m
コースタイム
10:15 男体山⇒10:40 御幸ヶ原(昼食)11:20⇒ 13:05 筑波山神社
天候 | 曇りのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国土地理院に突き当たり、西原交差点を左折して国道408号線へ入り 西大通入口交差点を左折しました。 田中交差点に突き当たり右折して国道125号線内町下交差点を県道14号線に入り、筑波山道入口交差点を右折。 県道42号線風返峠から県道236号線表筑波スカイラインに上がりつつじヶ丘ロープウエイ駅に着きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
4月に入り週末は雨模様の天気が続き今日も曇り空、いつ雨が落ちてくるか心配しながら車で高速道路から地方道へ下りました。 筑波山の山容が見えてくると中腹にヤマザクラの花が所々咲いているのが見えました。 山頂付近はガスがかかって早くも雨が降っているようでした。 筑波山ロープウエイつつじヶ丘駅に着くと早朝の早い時間なので、観光客の姿は無く駐車場は閑散としていました。 車から降りると開口一番「寒い」気温は8℃ほどでした。 気温が低いので念入りにストレッチ、登山準備を完了して出発合図を待ちました。 「水郷筑波国定公園筑波」と標記された大きな石のモニュメントがある所が女体山への登山口になっていました。 丸太の階段を登り「おたつ石コース」から女体山を目指しました。 途中振り向くと出発地の筑波山ロープウエイつつじヶ丘駅や駐車場が見え、麓の田園風景も霞んで見えていました。 穏やかな登りが続いていましたが「弁慶七戻り」付近から岩場の登山道になり、大きな岩の奇石が現れ変化に富んだ山容に変わりました。 白雲橋コースと合流した付近からはガスがかかってきました。 女体山山頂直下は勾配がきつく、おまけにガスで岩が濡れて足元が滑り慎重に登りました。 標高877mの女体山山頂には日本百名山筑波山の標柱と一等三角点があり、昭和54年に改修された筑波女ノ神(いざなみのみこと)を祀る女体山御本殿がありました。 緩やかな勾配の道を下がり「せきれい茶屋」付近にある大きなブナの根元にはカタクリの花がたくさん咲いていました。 筑波山ケーブルカー筑波山頂駅や茶店で賑わう御幸ヶ原に着き、もうひと踏ん張りして丸太の階段を登り男体山に向かいました。 標高860mの男体山山頂には筑波男ノ神(いざなぎのみこと)を祀る男体山御本殿があり社務所ではお札を神主さんが直筆で書いて販売していました。 御幸ヶ原に下がり「仲の茶屋」さんで温かいうどんをいただき昼食を採りました。 御幸ヶ原からは「御幸ヶ原コース」を筑波山神社に向けて下がりました。 こちらも勾配がかなりきつい登山道でした。 途中外国種の鷹をつれた人に出合いびっくり、犬をつれた人には里山ではたびたび合うことがありましたが鷹は初めてです。 登山道脇には樹齢約2〜300年ほどと思われる杉の大木がかなりの数あり目を引きました。 ケーブルカーの警笛が聞こえてくると直に建物が見え始め筑波山神社に着きました。 荘厳な本殿や山門を散策して無事に山行を終了しました。 |
写真
感想
10年ほど前に登山教室で筑波山を訪れていますので、今回の山行に少しは役に立つかと思って登山愛好会の山行に参加しました。
歩き始めると当時の記憶が所々よみがえってきましたが、登山道の状況などはすっかり忘れてしまい初めて登る山と同じでした。
東も西も解らずただ人の後にくっついて登るだけの「連れられ登山」でしたので
忘れたと言うより山容など周囲の状況など見る余裕はなかったと思われます。
筑波山ロープウエイつつじヶ丘駅は観光用の広い駐車場やトイレがありました。 早朝でしたので係りの人が居らず駐車料金は発生しませんでした。
車は下山予定地の筑波山神社に回ってもらいました。
上りに使った「おたつ石コース」は大きな奇石などが見られて変化に富んで低山なれど登山をした気分をあじわいました。
御幸ヶ原は曇り空の寒い天気にもかかわらずたくさんの観光客や登山者で賑わっていました。
引率された小中高の生徒さんや若い男女のグループなどが目立ち、友達同士会話が弾み楽しそうな笑顔が見られ私達も誘われて楽しい気分にさせてもらいました。 下りは「御幸ヶ原コース」を下がりましたがこちらもかなりきつい勾配の登山道で、 展望も無く単純な下りでおもしろさはありませんでした。
メンバーの女性のリクエストで下山後筑波宇宙センターを見学しました。
糸川博士が開発した30冂のペンシルロケットから出発した宇宙への道、現代の日本の宇宙開発の技術の高さを、スペースドームフロアガイドさんの説明や人工衛星の試験モデル、「きぼう」日本実験棟ロケットエンジンなどの展示物を目の前で見て感じました。
今日は昔の人が登った筑波山の道を歩き、現代から近い未来に実現しそうな宇宙旅行の夢を覗くことができました。
常陸風土記より
関東諸国の男女は春花の咲く頃や秋の紅葉の季節、相たずさえ筑波山に登り山頂でごちそうを食べ歌をうたって踊りを楽しみ夜を明かす若者がいたそうです。
山名の由来
アイヌ語の「そびえ立つ頭」の意味ツクバからの説
万葉集ではツクハ、ツクは月のことです(チャム語南方語系)
月の神が常陸の地に鎮座していたため、月の神のいます平野の意味でツクハと呼ばれそれが山の名に移された説
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