朝日連峰 大朝日岳 古寺から日暮沢へ 残雪の大展望

2019年05月11日(土) ~ 2019年05月12日(日)

• GPS: 13:22
• 距離: 30.3km
• 登り: 2,323m
• 下り: 2,422m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:10
• 休憩: 1:39
• 合計: 8:49

距離 19.5km 登り 1,997m 下り 1,085m

6:15 古寺鉱泉下駐車場
6:19 6:20 古寺鉱泉
7:46 一服清水
7:51 ハナヌキ峰分岐
8:22 8:26 三沢清水
8:42 9:05 古寺山
9:41 9:45 小朝日岳
10:59 11:00 銀玉水
11:30 11:34 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
11:44 12:00 大朝日岳
12:08 12:39 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
12:48 金玉水
13:04 13:05 中岳
13:59 14:12 西朝日岳
14:50 14:51 竜門山
15:04 竜門山避難小屋

2日目

• 山行: 3:58
• 休憩: 0:27
• 合計: 4:25

距離 10.8km 登り 336m 下り 1,345m

7:08 竜門山避難小屋
8:01 8:06 ユーフン山
8:38 8:55 清太岩山
9:33 9:36 ゴロビツ沢源頭水場
10:42 10:44 日暮沢小屋
11:33 ゴール地点

天候

5/11(土)晴れ　稜線は少し強風、霞が強い
5/12(日)晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車一台を根子林道の第一ダム（除雪最終地点）にデポ。
古寺鉱泉駐車場からスタート。
古寺鉱泉の駐車場はかなり広くなっててビックリしました。建物の基礎（トイレかな？）もありました。

コース状況／危険箇所等

■古寺コース
合体の樹を過ぎると残雪が現れ始める。
雪は比較的安定してましたが、クラック、雪庇、雪崩れには注意。
小朝日から熊越までは夏道がほぼ出ている。アイゼンはなくても大丈夫だとは思う。
銀玉水からの急坂は残雪だが、アイゼンなしでも十分に登れた。

■大朝日小屋〜西朝日岳〜竜門小屋
大朝日岳から西朝日岳は夏道出てません。
西朝日岳から竜門小屋は夏道出てます。

【水場状況】
一服清水、三沢清水、銀玉水、金玉水、竜門小屋
すべて水なし
残雪を溶かして使うしかない

・竜門小屋
宿泊代：1500円

その他周辺情報

湯ったり館
入浴料：300円

写真

5/11 6:18

《mooree編》
古寺鉱泉駐車場。めっちゃ広くなってた！

5/11 6:25

朝陽館の脇を通って取り付きへ。

5/11 7:07

下の方は新緑が綺麗です。

5/11 7:39

古寺山。天気は最高！

5/11 8:18

障子が岳方面

5/11 8:35

ハナヌキ分岐への急登途中。ここを越えれば

5/11 8:40

一気に視界が開けます！

5/11 8:40

左大朝日岳、右、中岳

5/11 8:40

小朝日と大朝日岳

5/11 8:42

manimaniさんハナヌキ峰分岐へ最後の一歩！

5/11 8:47

古寺山へ。豪快に割れてます。

5/11 8:54

古寺山到着！

5/11 9:01

大朝日岳。白い！

5/11 9:04

まずは小朝日へ

5/11 9:30

パックリ

5/11 9:48

manimaniさん小朝日岳到着！

5/11 9:49

埋もれてます

5/11 9:53

御影森の稜線

5/11 9:57

大朝日岳への道

5/11 10:15

崩落してます

5/11 11:03

美味しい銀玉水は雪の下です。

5/11 11:05

大朝日小屋へ最後の急登

5/11 11:07

青空へ向かって

5/11 11:16

キツイとこ

5/11 11:36

大朝日小屋到着！

5/11 11:50

そして山頂へ。約1年ぶり！

5/11 11:52

御影森の尾根。ここも長くキツイ

5/11 11:52

祝瓶山へ。ここもキツイ

5/11 11:52

絶景を堪能するmanimaniさんとi氏。

5/11 11:52

袖朝日方面

5/11 11:57

三人でセルフ撮り。

5/11 11:59

祝瓶をバックにmanimaniさん。

5/11 12:43

日帰りピストンのi氏とはここでお別れ。気をつけて❗

5/11 12:52

我々はまず中岳へ。夏道は出てなかった

5/11 13:10

そして西朝日へ

5/11 13:55

西朝日の雪庇

5/11 14:06

到着！太ももがヤバくなってきた！

5/11 14:07

こっちがほんとの西朝日岳ピーク。頑張って行けばよかったかなー。

5/11 14:57

寒江山以東岳方面

5/11 15:00

竜門分岐。小屋まではあと10分！

5/11 15:10

竜門小屋やっと着きましたー！

5/11 15:12

なんと貸し切り！嬉しいような寂しいような(笑)

5/11 15:50

ようやく飲める！乾杯！

5/11 15:58

肉を食う！まずは砂肝！

5/11 16:21

豚トロ

5/11 16:41

肩ロースと豚バラ

5/11 16:41

ツマミながら

5/11 16:55

カルビ！

5/11 17:02

野菜も入れて。腹苦しい

5/11 18:34

夕日が赤く染まります。

5/11 18:34

綺麗だ

5/11 19:08

そして締めはmanimaniさんが持ってきた焼きそば！美味い！

5/11 19:34

もう食えないよ〜。おやすみなさい。

5/12 4:51

翌朝。今日も快晴です。

5/12 6:16

朝飯は簡単に。

5/12 6:35

左奥に鳥海山が見えます。昨日よりいい天気だ！

5/12 6:35

葉山の奥に見えるのは神室連峰かな。

5/12 6:58

掃除をして

5/12 7:09

宿泊費を払って出発です。お世話になりました。

5/12 7:27

昨日は霞んでたけど、今日は飯豊が見えます。

5/12 7:32

いい写真だ(笑)

5/12 7:43

竜門小屋が遠ざかります。

5/12 7:43

下山したくない。風もそよ風でポカポカ陽気です。

5/12 7:43

昨日歩いた主稜線

5/12 8:38

登り返し

5/12 9:02

気持ちいい！

5/12 9:09

何度も足を止め景色を眺めます。

5/12 9:26

雪庇の下降ポイントに目印あり。

5/12 9:27

急なので尻セードした方が安全かも。

5/12 10:52

一気に下りて日暮沢の渡渉。

5/12 10:52

長靴は問題なし！

5/12 10:53

manimaniさんはmakiさんスタイル！

5/12 10:54

なんか楽しそう(笑)

5/12 11:37

林道を50分程歩いて駐車地点へ。お疲れ様でしたー。贅沢な二日間でした！

5/11 6:13

【 manimani編 】
古寺鉱泉前の駐車場
3年ぶりに訪れた古寺
駐車場は広くなったとは聞いていたがこんなに広く整備されていたとは…一体何台止められるんだろう

5/11 6:18

古寺鉱泉 朝陽舘

5/11 6:51

合体の樹
お久しぶりですね

5/11 7:00

残雪に青空、ブナの新緑
このコントラストは何度見ても美しい

5/11 7:43

ハナヌキ峰のトラバース
雪は緩んできていたが滑落注意して進んだ

5/11 7:49

古寺山
この登りがキツイんだよなぁ

5/11 8:24

先行するmooreeさんと友人
2人とも早すぎるよ…

5/11 8:31

古寺山の雪庇

5/11 8:31

あそこを登り切れば稜線だ

5/11 8:36

稜線に上がる

5/11 8:39

大きく空いたクラック
雪庇の崩壊が始まっている

5/11 8:47

古寺山(1501m)

5/11 9:03

眺望が一気に広がり朝日の主稜線が一望できる

5/11 9:36

小朝日岳への登りも相変わらず疲れる💦

5/11 9:42

小朝日岳(1647m)
大朝日の眺めが良いね

5/11 9:48

小朝日から200mほど一気に降る

5/11 10:03

巻道と合流地点
北側斜面の登山道、急斜面の残雪は薄くなっており、踏み抜きに注意したい

5/11 10:08

谷が深い

5/11 10:08

雪庇はほぼ落ちているようだ

5/11 10:31

大朝日近づきましたね

5/11 10:44

小朝日までの辛い登りから一転、快適な稜線歩きが続く

5/11 10:56

朝日の銘水、銀玉水
残念ならがまだ雪の下に埋まっていて飲むことできず

5/11 11:00

銀玉水からは再び急登
mooreeさんガンバ！
自分はもっと頑張れ(苦笑)

5/11 11:23

急登を登り切れば大朝日小屋はもう間もなく

5/11 11:29

大朝日小屋着いたー

5/11 11:40

小屋前にザックをデポして山頂へ向かう
空身なのに足が進まないよ…

5/11 11:44

大朝日岳(1870m)の頂に辿り着いた

5/11 11:44

祝瓶山へ続く稜線
去年の秋初めて歩いたけど、とてもきつかった思い出が蘇る

5/11 11:48

今日登って来た稜線
中央に小朝日岳

5/11 11:56

うぇーい！3人で記念に撮影！

5/11 11:57

お隣の月山
少し霞んではっきりは見えない

5/11 12:01

西朝日、袖朝日を眺めながら小屋まで戻る

5/11 12:45

友人は日帰りなので小屋でお別れ
mooreeさんと二人で本日の宿の竜門小屋を目指す

5/11 13:01

中岳から眺める大朝日
一番朝日が格好良く見える角度

5/11 13:17

西朝日までの主稜線
夏道は出ておらず雪上歩きとなった

5/11 13:37

あっと言う間に大朝日があんなに遠くに

5/11 13:59

西朝日岳(1814m）

5/11 13:59

本当の西朝日岳のピークは向こう
今なら行けそうだけど、行く気力は残っていなかった…

5/11 14:32

西朝日岳から緩やかな下りが続く
稜線は少し風が強い
以東岳まで続く主稜線の眺めが素晴らしい

5/11 14:50

竜門山(1688m)
西朝日から竜門山までは夏道通しで歩くことができた

5/11 14:54

竜門小屋まで標高差100mちょっと

5/11 15:03

本日の宿、竜門避難小屋
期待していた小屋前の水場は残念ながら水が出ておらず
近くの雪渓の残雪を溶かして水を作ることになった。

5/11 15:40

小屋は自分たち二人の貸切
時間も早々に乾杯〜

5/11 16:33

mooreeさんが大量の肉を持ってきてくれた！
砂肝、豚トロ、肩ロース、豚バラにカルビ

5/11 16:56

自分が持って来た野菜も投入
山でこんなに肉を食って良いのか…？
と思うぐらい食べまくった

5/11 18:19

気が付くと夕暮れ

5/11 19:02

晩飯の締めは焼きそば
mooreeさん肉のおかげで完璧な焼きそばが完成
旨いけど、もう食べれないよ…

5/12 4:19

翌朝、夜明け前

5/12 4:39

色付く山肌
月山、鳥海山の山容が浮かび上がる

5/12 6:12

朝飯は簡単にカップ麺とコーヒー

5/12 7:04

身支度と掃除を済ませ
宿泊代1500円を納めて出発

5/12 7:07

本日も見事な快晴の空

5/12 7:07

障子ヶ岳や赤見堂岳、北朝日の山々
奥には鳥海山、月山

5/12 7:08

竜門小屋に別れを告げて下山開始

5/12 7:08

昨日は霞んで見えなかった飯豊連峰

5/12 7:27

未だ真っ白な竜門山を下る

5/12 7:36

竜門山
残雪は上部のみだけどね

5/12 7:36

日暮沢コースの3つのピーク
奥から清太岩山、ユーフン山、そして――
…あれ？手前のピークって名前付いてたっけ？？

5/12 7:51

勝手にオベリスクと呼んでいる岩

5/12 8:29

清太岩山への急登
距離は短いが傾斜がやや強い

5/12 8:38

清太岩山(1465.1m)
暑くもなく寒くもない最高の陽気
何度も足を止めて景色を眺める

5/12 8:52

麓は新緑が色付いてきている

5/12 9:03

清太岩山からゴロビツ源頭まではしっかりと雪が残っていた

5/12 9:18

ゴロビツ源頭の下降ポイント
旗がないと下降ポイントに気づくかな？

5/12 9:23

急斜面を滑り降りる
mooreeさんのスパ長ではうまく滑れないかな？

5/12 9:27

下りやすそうに見えるけど、残雪が微妙に締まっていて足を取られて降りづらいな

5/12 9:46

残雪期ももう残り僅か

5/12 9:50

着実に新緑シーズンへ変わってきている

5/12 10:42

日暮沢小屋まで降りてきました

5/12 10:45

問題の日暮沢の渡渉
mooreeさんはスパ長なので楽々渡渉していく

もう平坦歩きだけなので濡れてもいいといえばいいのですが
出来れば濡れたくない

5/12 10:46

前回に引き続き、先人のお知恵を拝借
ビニール袋を履いて渡ります

5/12 11:19

後は平坦歩き、新緑を眺めながら

5/12 11:30

デポした車まで戻るのだった

撮影機器：

Canon PowerShot S120 Canon

FinePix XP120 XP121 XP125 FUJIFILM

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ テントマット シェラフ

感想

manimani

mooreeさんからお誘いを受けて残雪の大朝日へ
一年前は日暮沢から以東岳をピストンしていた。今回は古寺から大朝日に登り日暮沢へ降りるコースを考えてみたので、去年の続きと言えば続きになるので丁度良い。
駐車場で偶然会った友人と3人で大朝日へ
mooreeさんと友人のペースについて行くのがやっと、この体力の化け物どもめっ！
朝日の山々は、ゼブラ模様の山肌、麓は新緑と季節の変わり目を迎えを体感で来た。
宿に使った竜門小屋、貸し切りとなり、悠々と小屋泊まりを満喫、美味しいつまみにお酒と最高の一晩を過ごすことができた。
翌日、穏やか過ぎる陽気、東北の山は静かなのが良い、何度も足を止め景色を眺め、下山したのであった。

mooree

いつも遠征のあとは東北の山が恋しくなり、朝日や飯豊に行きたいな〜と毎回思ってしまいます。
天気が悪ければ休養しようと思ってましたが、二日間共鉄板の晴れ予報！
これは行くしかないと思い、manimaniさんも誘って残雪の朝日連峰を堪能してきました。
登山口でmanimaniさんの友達のiさんもちょうど到着したので、大朝日岳まで一緒に登る事が出来て楽しさ倍増になりました。
GW直後でシーズン前のこの時期は天気が良くても人が少なくて、大朝日岳日帰りピストンの方数名と会ったくらいで、竜門小屋も貸し切りでゆっくり過ごす事が出来ました。
天気もこれ以上ないくらい最高で、ホントに贅沢な時間を過ごす事が出来て幸せな二日間でした。
manimaniさん、お疲れさま！ありがとうございました！

コメント

chicken_man

お二人で
こちらに行ってたんですね。
大分雪も無くなってきたようですが、まだどこも水が出ていないとは。今年は案外雪が多かったんですね。天気が良いのは最高、雪焼けが痛そうな青空ですね。

mooree

Re: お二人で
そうなんですよ！銀玉や金玉はこの時期は出てないのはいつもですが、竜門もまだ出てなかったんですよ〜
manimaniさんは、「絶対出てる！」って自信満々に言っていましたが、見事に出ていませんでした（笑）
日焼けは、自分はあまり焼けない方ですが、さすがに唇がカサカサになりました！と言うか、毎週焼けてるのでもうあまり気にしてません

manimani

Re: お二人で
竜門の水場は絶対出ているであろうと思って水をガブガブ飲んでしまい。
小屋に着いて水が出ていないのを見てショックでした
去年の今頃はジャブジャブ出ていたんですけどね。

雲一つない快晴の天気でしたが意外と暑くなくて、大朝日の山頂などは寒いぐらいでした。
先月の月山で日焼けで酷いことになったので、最近はお肌を気にして日焼け止めを塗ることを覚えました(笑)

モンキィ

水無し💦
情報ありがとうございます💦
思いっきりイメージしていた山行！次はご一緒したいです💦

mooree

Re: 水無し💦
monkieさんはじめまして😃
水場は狐は出てるらしいので、竜門ももうすぐ出ると思われます。
残雪の汚れた雪を水にするのは中々大変でした😅

manimani

Re: 水無し💦
monkieさん、こんばんは
大朝日周回計画中でしたか
次こそは山小屋で宴会ご一緒したいですね