【360°4K動画】阿蘇_根子岳「見晴新道」から東峰、大戸尾根下山
- GPS
- 06:34
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 884m
- 下り
- 916m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 6:35
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
出だしヘルメット、エントリーポイント探しで28分遅れ。 大戸尾根から鍋の平「4.6km、9分」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
本コースはバリエーションルート、経験者とクライミング装備が必要で、雨天や地震で以前のルート消失が日々起こっている、また滑落、落石の危険性大。 当日阿蘇が14:29噴火とのこと、現地近くにいたけど全く影響なかった、動画には噴煙が縦に伸びる映像があった。 |
その他周辺情報 | 仙酔峡のミヤマキリシマが咲き始めていたとのこと、熊本地震後入れるようになってたと。 |
写真
装備
個人装備 |
靴下
ヘッドランプ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
アッセンダー(ユマールテク必須)
|
---|---|
共同装備 |
ザイル8.6mm*50mハーフロープ(1
予備1)
|
感想
当初は根子岳天狗峰の予定だったが、金曜日に日向灘沖を震源地とする地震(熊本:震度4)があり、天狗を中止し、見晴新道を登り大戸尾根に下山するルートに計画変更。
車を分散駐車し、ヤカタガウド(現在は消失)登山口に車を停めて見晴新道へ
急登の登山道を1299のピークまで一気に登るが予備ロープとクライミングギアが重い!!
やっとこさ1299ピークに着くと一気に視界が開け、眼の前、すぐそこに根子岳天狗峰が望める。縦走路もスグじゃないかと思ったがココからが近くて遠かった・・
ゆっくり休憩した後、そこからはaumさんリードの後、ロープをフィックスしてもらい、アッセンダーを使いながら登る。こんな登り方好きだなー♪
やっと縦走路に出て東峰に向かうが、登りきった後のこの樹走路のアップダウンがめちゃキツかった・・
東峰山頂でギアを外して、大休憩。
後は滑りやすい急な坂を注意して下り、今日の登山も無事終了。
それにしても楽しい山登りだった、ほんと楽しかった♪♪
aumさん、宙さん、ありがとう!!
天狗はまたまた持ち越しになってしまったが、楽しみは秋の紅葉の時期に取っておくとして、そろそろ沢登りだなー。
今年は上ノ小屋谷のタープ泊遡行行きましょう♪
朝、オームさん車を大戸尾根登山口駐車場にデポ、その間俺はテント道具を片付ける(ギリギリまでシートを乾燥させたい)。
戻ってきたチャンさん号に乗り込むがここで忘れ物2つ、安い手袋と靴下、、、
3台ほど停めれそうなスペースに車を置いて今回はここからハーネス付けました、しかし休憩ポイントからで良かったと思う。見晴らし新道の入り口を左岸から遡上し探し、チャンさんが車にヘルメット忘れ、、、(笑)
さて気を取り直して林道へ入ると、足物に何やら置物のような形のヘビおもちゃ?ヤマカガシ幼ヘビかな。
林道を進むと尾根を通り過ぎた、最初に進んでいた川幅の広い枯れ沢(川?)の左岸遡上で良かったみたい、砂防堰堤を私右岸側へ渡りそこから急な尾根沿いを登り詰める。ここが意外と急登、最後のほうで右の踵の靴擦れポイントが怪しげになる、テーピング持ってきてなくてこれまた車にデポしてたのでごまかしながら進む。誰かに絆創膏の有り無しくらいは聞くべきだった。
360度4K 根子岳 見晴新道01 (熊本県)
ここから90分、見晴らしも大してない腐葉土が積もった急登、足場(ステップ)はなくひたすらつま先が上がる靴擦れしろ!と言わんばかりの傾斜。
ログを見るとちょうと半分の45分の少し見晴らしのよさげなポイントで休憩してた。
ところどころに危ないところがあるもののロープまではいらない程度、しかし降りるとなるとロープがないと敗退も厳しいので、ハーネスはこの辺からが適切かも。
すると屏風岩手前の岩場トラバースが現れた。
360度4K 根子岳 見晴新道02 屏風岩付近(熊本県)OmiCam
大きく高い岩の右側を横にトラバースする、旧タイプのペツルハンガーが2個設置してあり、FIXロープを使った、その先は高い土壁で岩や木の根っこなどをつかんで乗っ越す。
その先にある岩が屏風岩(左側を歩いた)とのこと、屏風岩を通って少し休憩。
リードはオームさんで今日の核心、横にトラバースして腐葉土を縦に登っていく。
360度4K 根子岳 見晴新道03 ロープトラバース(熊本県)OmiCam
フリークライミングのマルチピッチよりも、こんな悪路でのアルパインクライミングにOmiCamは適しているのかもしれないと思う。
見てる人どうでしょうか?
核心が終わり、何とか5名は並べそうなビューポイントで休憩、、、残りの小さなアンパンを2つ食べて持参行動食が終わった。こここらは登山道にしては険しいところで東峰を目指す。東峰山頂にたどり着くのもルートがないから迂回してるので下ったり登ったり「はぁーふぅー」ほっとしたら疲れるねと三人は連発する。
やっとのことで東峰山頂、ゴロゴロと大観峰付近で雷がなるも宙の理屈では西から雲が来るから西の筋を見て雨は降らないと確信、大丈夫だと言い聞かせたけど、、、降らなくて良かったね。
休憩中にチャンさん行動食を頂き、ギア除装備して下山する。
あ、下山まで予備ロープをチャンさんのザックに入れてもらってました、ありがとうございます。俺のギリ小さなザックでは予備ロープとその他装備がザックに「収納」出来ないサイズなので今後はドイターの使わなくなったフォーチュラプロ35Lか、、、新しいオスプレイのバリアントは冬季向けなので、、、どうするよ。
東峰山頂からの帰り道は、あの曰く付き(以前、滑って転ばれた要救助者のためヘリを呼んだ)の黒土の急登、登山者の靴底で踏み固められて磨かれてとても危険なところ。。。うっそうとしている林だから常に黒光りしてて嫌い。スタコラッシュと下山した。。。
牧草地が見えてやっと終わったねとみんな。するとゲートが開かないようになってるのでバラ線に引っかからないようにお互い注意して柵を越えた。牧場の人にしてみれば人が来るのは防疫上デメリットでしかない、通らせてもらえるだけほんとありがとうございますと一同礼をして車に乗って鍋の平を私が下車、日ノ尾根を越えて車をデポしたヤカタガウド方面へチャンさんとオームさんが向かって、今回のアルパインクライミングは終了となった。
「お疲れでした。」
〜〜〜
参考URL:せっかく調べたので記載
私の好きな九州の山-九州の山岳写真と登山の記録 - 見晴新道から根子岳東峰へ -
http://www.asophoto.com/2015/0621nekodake/indexlong.html
阿蘇根子岳(天狗岩)熊本県 - CIPHER's NEW HOME PAGE -
2005年10月10日
https://gbb60166.jp/neko_tengu/neko_tengu.htm
2007年10月13日
阿蘇根子岳東峰・天狗岩縦走(熊本県)- CIPHER's NEW HOME PAGE -
https://gbb60166.jp/neko_higashi/neko_higashi.htm
根子岳・見晴新道 2017年11月28日(火) - 根子岳山窓
地震後
https://blog.goo.ne.jp/genmei-2014/e/bb2f498f7bf67873ffd97ec8878c1c47
地震前
根子岳・見晴新道 2012年11月19日(月) - 根子岳山窓
https://blog.goo.ne.jp/genmei-2014/e/6c5f19560b9302dcfc97484f2c8b00b9
あにねこ登山日誌 - 阿蘇高岳・根子岳 -
2008年と古く今回とは風景が全く異なる。
https://anineco.org/080927.html
〜〜〜
【携帯電波】格安SIMスマホ(Docomo回線)、急登岩場では未確認、その他は良好。
【飲料】午後の紅茶無糖1.6L消費(午後の紅茶無糖2.0L準備、ハイドレーション1.5L、0.5ペットボトル)、いつもの5個入りパンのあんこ味、2つはあげて3つ食べた。
【ウェア】
上下インナー:finetrack「パワーメッシュ Tシャツ」
上半身:ユニクロ「ドライEXフルジップパーカ(灰色)」
下半身:finetrack「ストームゴージュアルパインパンツ」
下着パンツ:ユニクロ「綿パンツ」
レインウェア:finetrack「エバーブレスバリオ」未使用
手袋:ブラックダイヤモンド「クラッグ」、3M「コンフォート手袋(ホームセンター300円ほど)」は車に忘れてた。
靴下:車に3つもあったのに忘れた、、、チャンさんから借りました、使用後古いからと頂きました。
ブーツ:ガルモント「ダコタライト」
帽子:TEL「白サンバイザー」
ヘルメット:ブラックダイヤモンド「ハーフドーム」
【歩数】歩
【体重】2.0kg減量、翌日元に戻った、、、なんで?
【装備】*kg
【筋肉痛】
当日:全身
翌日:月曜夕方、右ひざの腫れと違和感(いつもの)
2日:左ひざにも少し腫れ?https://muscle-guide.info/vastusmedialis.html、左ひざ内側広筋(膝小僧の内側全面)
筋肉名称を覚えよう!|筋肉名称,筋肉,名前,筋肉図,イラスト
https://muscle-guide.info/
夜のキャンプはまだ肌寒く感じる風が吹いてました。
ひさみさに厚切りの牛肉を腹いっぱい頂き鋭気を養いました。
宴も終わり、快適なSnow Peakの大型テントで眠りにつきました。
翌朝すっきりとした目覚めで目の前の根子岳を望み、今日の登山を空想します。
ヤカタガウド登山口で多少右往左往するも、見晴新道の尾根に取付きぐんぐんと高度を上げていきました。そしてピークに達したあとは、適度な岩稜とルンゼを通過しながらバリハイの雰囲気を十分味わうことができました。
屏風岩付近とルンゼでは5月10日の地震の影響を気にしておりましたが、特にその地震による崩落等は見当たりませんでした。
また、天狗から西峰まで展望の効く場所からじっくりと稜線を観察しましたが、そちらのほうも崩落等は見当たらないようでした。
途中、ちゃんさんからロープワークのご指導を頂きました。
わかっているつもりで長年やってきたことが間違っていたなんてことがときたまありますので、今回はそんなご指摘でしたので、いつでも謙虚さが大切だとあらためて考える機会を頂き、感謝しております。
いつもリラックスして楽しく山歩きや登攀ができる仲間に感謝です。
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