常念岳&横通岳
- GPS
- 26:09
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 2,168m
- 下り
- 2,163m
コースタイム
8:10一ノ沢駐車場 - 8:25一ノ沢登山口 - 8:40山の神 - 9:35大滝ベンチ - 12:40常念小屋(〜14:00テント張りなど) - 14:00常念小屋発(横通岳へ) - 14:55横通岳山頂 - 15:45常念小屋(テント泊)
【2日目】
3:30起床 - 4:25常念小屋発(常念岳へ) - 5:00日の出 - 5:30常念岳山頂 - 6:30常念小屋(〜7:45朝食・片付け) - 7:45常念小屋発(一ノ沢へ) - 9:05大滝ベンチ - 9:45山の神 - 9:55一ノ沢登山口 - 10:15一ノ沢駐車場
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ沢駐車場は40台ほど駐車可能か。(下山した時はほぼ満車だった) 荷物が多い場合は先に登山口まで行って、荷物をデポしてから駐車した方がいいかも。 一ノ沢登山口に相談所あり。登山カードの記入、洗い場、トイレなどがある。 前半は沢沿いの登山道を歩くことになるが、途中から残雪あり。(今年は雪が少ないとのこと) 後半のデブリベルトは直登かつ残雪が深いためかなり体力を消耗する。 常念小屋では水などが購入可能。(1リットル200円) アイゼン・ピッケルは早朝に稜線を歩かないのであれば不要だと思われる。(むしろ下りはアイゼンがない方が早い) |
写真
感想
とうとう念願の常念岳に登頂しました。
大学時代の4年間、松本に住みながらいつも常念は見てるだけ。
世間一般的には槍・穂高の方が知名度がありますが、松本に住んでいるとむしろ常念岳の方がメジャーなんですよね。
そんな常念岳にGWを利用して登ることにしました。
今回は不安ポイントが3つ。
1)初めてのテント泊
2)17kgのザック
3)単独行
不安がありながらも、やらなきゃ始まらないのでとにかくチャレンジすることに。
1日目は常念小屋にテントを張って、荷物をデポしてから横通岳へ向かうことにしました。
しかし、やっぱり荷物が重い。前半は割と快調に歩いていましたが、後半のデブリ帯の直登はかなりしんどい。
雪が重く、しかも結構足場が弱く、簡単に踏み抜けます。
更に予想より気温が高く、上下からの紫外線が容赦なく照りつけます。まるで夏のよう。
キャップとサングラスを持ってきてよかった。
日焼け止めも出る前に塗りましたが、持ってきた方がよかったか。
息も絶え絶えになんとか常念小屋までたどり着きました。
まず第一印象は「なんじゃこりゃあ!」。
常念岳め、こんないいもん隠してやがったのか!
目の前に槍ヶ岳、穂高岳、キレットが迫ってきます。素晴らしいの一言。
そして17kgのザックを背負って登れたことに達成感を覚えます。
早速受付を済ましてテントを設営します。
家で練習したので割とすんなり。石もたくさんあるので多少風がありましたがバッチリ固定できました。
落ち着いてから横通岳に向かいます。メインの常念岳は翌日に残します。
出発したのは14:00頃ということで、人もほとんどいません。みんな常念岳に向かっている模様。
静かな山の方が好きなので丁度よかったかも。
途中の小ピークで人に会ったので写真を撮ってもらいました。ありがとうございました。
その後横通岳につくと、誰もいません。しかも360度の展望。もったいない。
立山、剱岳、鹿島槍、白馬、有明山、妙高まで見えます。
写真を撮りまくって下山することに。
下山途中も自分1人だけ。すこし寂しい感じですが嫌いではありません。
そんな自分に追加のご褒美が。
なんと冬毛の雷鳥のつがいがいました。
秋に白馬乗鞍で夏毛の雷鳥は見ましたが、まさか冬毛の雷鳥を見れるとは。
しかもほとんど警戒していません。ゆっくりと写真を撮ることができました。
夕方になり、夕焼け撮影タイムです。
やはり槍ヶ岳でしょう。丁度槍ヶ岳の右肩に沈むんですね、太陽が。
テントにいた人も全員出てきて槍ヶ岳を眺めています。その光景に感動した(笑)
みんな本当に山が好きなんですね。
そして初テン泊。問題は寒くないか。
イスカ450のシュラフなので普通だと寒いと思い、ダウンジャケットとダウンパンツ、それから湯たんぽまで用意しました。
そのおかげでほとんど寒くなく寝ることができました。
実は寒さじゃなく、設営場所の影響でぐっすり、というわけにいきませんでしたが・・・実は傾斜があったんですね。
そのせいで体がずれてマットから外れたりして・・・次回は設営場所にも気をつけよう。
翌朝、特に目覚ましはかけませんでしたが他の人の声で目覚めました。朝3:30。
できればご来光を常念岳の山頂で迎えたかったのですが、なんとなく動きが悪く、出発が4:30になってしまい、登山道の途中で日の出を迎えることになってしまいました。
それでも斜面が朝日に染まり、かなりきれいです。
1時間ほどで念願の常念岳山頂に登頂。ようやくここまできた、って感じです。
松本盆地を眺めて「昔はあそこからこの山頂を見てたんだなぁ」と浸ってました。
前日の横通岳と同様、360度の展望です。
春霞のせいで南アルプス、八ヶ岳、富士山まではみれませんでしたが、他はくっきり。
十分満足して下山しました。
今度は燕岳から蝶ヶ岳まで縦走したいものです。
Sanchan33 さんコンバンワです。
天候の良かった二日間、羨ましい限りですね。
しかも常念山脈にいらしたとは・・・・
初のテント宿泊、気温も高くまずまずでしたね。夜の星空も素晴らしかったのではないでしょうか?
寒気が流入するとすっごく寒くなり、テントでは厳しいですがラッキーでしたね。
信州の住んで20数年、いまだ表銀座を歩いていません。今年チャレンジです。もう楽しみですね。
kintakunteさん、信州の方でしたか。
表銀座未踏破でしたか。自分も山梨出身ですが富士山登ったことないですし、同じ感じですかね。
本当は5月3日あたりに行こうと思ってたんですが、今週末の方が天気が断然よさそうだったので前倒しを決断しました。
登山口のおじさんやら、常念小屋の管理人さんが松本弁でめちゃ懐かしかったです。
「もうひとつのテント場が燕岳方面に100mばかし行ったところにあるだでね」って。
学生当時は登山って興味なかったので、これからリカバリーします。
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